最終話(第11話) 「変人コンビ最後の大勝負!国会議員誘拐事件の黒幕を暴き出せ!」
衆議院議員・中丸真造(五王四郎)誘拐事件に関する横須賀南署の前線本部では、本部長で警視庁大森北警察署署長・竜崎伸也(杉本哲太)と神奈川県警捜査第一課長・板橋武(小木茂光)とが、捜査方針を巡って対立していた。
板橋ら県警捜査員は犯人が釈放を要求する小宮山耕吉死刑囚の弟・英二(森下亮)の行方を追っており、竜崎はプレジャーボートの所有者・倉持勲の息子・雅史(川原一馬)も可能性があると考えていた。
犯人からの電話の解析により、4回目の電話は今までとは違って電車の音が入っており、該当する2カ所の公衆電話の指紋を急いで調べさせる。
そんな中、竜崎のケータイに娘・美紀(三倉茉奈)から連絡が入り、息子・邦彦(佐野玲於)が東大の受験会場で倒れて救急車で運ばれた事が分かる。
そのやり取りを聞いていた板橋は竜崎に「すぐにご帰宅ください。あなたがいなくても、我々が小宮山を逮捕します」と話すが、竜崎は「あなたは私の事を部外者と思っているのでしょうが、私はいずれ神奈川県警に異動してあなたの上司になるかもしれない。警察とはそういう組織なんです。覚えておいてください」と告げる。
行方不明だった小宮山英二は、横浜市内で路上生活している所を発見され、ここ2~3日体調を崩して寝込んでいたのが分かったことから、犯人が小宮山である可能性は消える。
板橋が「神奈川県警に勝ち目はなくなった」と言い出したため、竜崎は「どちらが勝つとか負けるとかいう考えは捨ててください。これからは犯人を特定し、潜伏先を発見し、人質を救出する事だけに集中してください。あなたも私も警視庁も県警も、全捜査員の目標は一つです」と告げる。
そんな中、公衆電話の指紋と倉持雅史の指紋が一致したとの連絡が入り、竜崎は「警視庁にSITがあるように、神奈川県警にはSTSと呼ばれる特殊班があるはずです。倉持の潜伏先が分かれば、現場での交渉や場合によっては突入に当たってもらう事もある。すぐにSTSを呼んでください」と話す。
横須賀南署署長・島村明彦(水橋研二)が警視庁の事案に県警のSTSを使ってもいいのかと慌てるが、竜崎は「何度も言っています。警視庁だ神奈川県警だと張り合っている場合ではない。とにかく一刻も早く中丸議員を救出すること、それが全てです」と話すため、板橋の顔色は変わり、板橋は少し考え込んでから捜査員たちに「おい!何やっとるんじゃい!」と号令をかけてSTSの手配を促す。
犯人から電話が入り、その時に駅近くの公衆電話で話す若い男がいたため、大森北署で対応していた警視庁刑事部SIT係長・下平栄介(斎藤歩)が「倉持雅史だね」と電話の主に話しかけると、公衆電話の男は慌ててキョロキョロし出し、公衆電話近くの物陰にいた捜査員は倉持の顔を確認する。
竜崎は捜査員に倉持を尾行して潜伏先を突き止めるよう指示し、倉持は海外出張中で不在の従弟の部屋に潜伏していることが分かる。
竜崎がSTSを手配していることを知った幼馴染で同期の警視庁刑事部長・伊丹俊太郎(古田新太)は、警視庁のSITを使うよう電話で強く話すが、竜崎は「縄張り意識はたくさんだ。到着までの時間、捜査員との連携、どれを取ってもSTSを使った方が成功する確率が高い」と言って電話を切ってしまう。
そして、竜崎は板橋に「私も現場に向かいます。課長にはここで捜査員を束ねていただきたい。あなたの指示ならみな従うでしょう」と告げて現場に向かう。
STSの女性隊員が、倉持の従弟の恋人を装って玄関を開けさせて部屋の様子を確認し、竜崎は無線で板橋に「私は突入しかないと思いますが、板橋課長の意見を聞きたい」と聞くと、板橋は「竜崎署長の決定に従います」と答える。
伊丹から再びSITの到着を待てという連絡が入るが、竜崎は「現場にいなければ分からないこともある。俺は今、現場で判断をした。全ての責任は俺が取る!」と言って電話を切り、側にいたSTS小隊長・小牧勝正は驚く。
あと15分弱で日付が変わる中、竜崎が「今日中に解決したかったが…」とつぶやくと、小牧は「その願いを叶えてご覧に入れます」と話し、竜崎の突入命令によりSTSが突入して、無事に無傷で中丸と倉持を確保する。
倉持の使用していたケータイにより別の人間も関与していることが分かったため、竜崎は倉持を警視庁に移送して取り調べると言い出し、神奈川県警刑事部長・本郷芳則(池田正典)は県警が逮捕した事案なのにと突っぱねようとするが、板橋と島村が取り成して本郷を説得する。
横須賀南署を去ろうとする竜崎に板橋は「(竜崎が神奈川県警で板橋の上司になるかもしれないと聞いた時は)冗談じゃないと思いましたが、今はそれが現実になることを望んでいます」と声を掛けて頭を下げ、二人は微笑み合う。
倉持に誘拐を指南していた男は中丸の秘書・田辺勇作(加藤虎ノ介)であることが分かり、田辺を逮捕するが、田辺は黙秘する。
そんな中、警察庁に行った竜崎と伊丹の元に長官官房総括審議官・上條貴仁(生瀬勝久)がやってきて、中丸議員は推進しているカジノプロジェクトの事業主からリベートを受け取っていて、それを知った中丸の運転手・平井進(山崎画大)が中丸を脅し出したため、田辺は倉持を使って平井を殺害させたのではないかと話す。
受託収賄罪で中丸を取り調べたところ、中丸は平井殺害の経緯を話すが、「本当に私は起訴されるのか?榊官房長は承知しているのか?」と言って、官房長はリベートを受け取っている件を知っていて、その見返りに警察官の天下り先を中丸が用意していて、この先10年間のキャリア警察官の天下りリストを収録したUSBメモリがあると打ち明ける。
竜崎と伊丹は官房長に真実を尋ねるが、官房長は否定して「そんな戯言を信じるなんて…(USBメモリは)見つかる訳がない、そんなものは存在しないんだ」と突っぱねる。
USBメモリは、中丸の事務所の家宅捜索に入った時に、上條からの極秘命令を受けた捜査員が持ち出して、上條から官房長へ既に渡されており、上條はそのことで警察庁警備局長への昇格が決まる。
刑事・戸高善信(安田顕)は竜崎に「いいんですか?これで」と詰め寄り、竜崎が「お前はどう思うんだ?」と尋ねると、戸高は「いい訳ないでしょ。まぁ証拠が無ければ今すぐどうって訳にはいかないかもしれないけど、それでも諦めるつもりは毛頭ありませんね。俺、ひょっとして署長の言いたいこと、全部言っちゃいました?署長、その時は絶対俺呼んでくださいよ!署長一人じゃ何にもできないんだから!」と話すため、竜崎は戸高の肩を叩いて無言で去っていく。
その後、竜崎は伊丹と会い、伊丹は「俺はどうしても許せないことがあるんだ。竜崎、俺に謝れ」と言ってSITではなくSTSを突入させた件を話し出し、「警視総監だって、最初はSTSを使ったことを問題視していた。それを俺が取り成してやったから、お咎めなしになったんだぞ!『竜崎署長の判断は間違っていなかった』と警視総監室にまで直訴に行ったんだ。常に空気を読む俺が、空気を読まずに幼なじみのために動いたんだ。俺はそうやってずっとお前をアシストしてきた。分かったら一言俺に謝れ!」と話す。
すると竜崎は「正しい事をしたのに謝ることはできない・・・だが、感謝はしている。ありがとう」と話すため、伊丹は「それだよ!その一言が聞きたかったんだよ。竜崎、俺は相手が官房長だろうが誰だろうが、隠蔽は許さん。警察のキャリア官僚は侍だ。命を懸けて不正を正す!それが俺の原理原則だ」と言い放ち、竜崎は「その通りだな」と同意する。
家に戻った竜崎は、邦彦が合格したという知らせを聞いて嬉しくて涙を流してしまい、慌てて外へ行き、伊丹を飲みに誘って・・・
というような内容でした。
メチャメチャ詰め込んだ最終回
30分拡大でもよかったのでは?と思う位の駆け足だったけど、随所で良い場面が多くて、最後は伊丹演じる古田さんの笑顔満載&絶妙なノリツッコミに大笑いで、大満足の最終回でした!
でも、上條&官房長の不正はお咎めなしで終わってしまい・・・
・・・これって、続編があると期待してもいいですか!?
というか、続編を作ってくれないと、この終わり方は悔しいです!(生瀬さんは嫌いではないけど、上條は憎い 笑)
いつかこのメンバーで、また続編をしていただけることを切に願っています!!
竜崎も、今回の上條&官房長の件は口には出さないけど「このままではいけない」と思っている様子でしたね。
戸高が「俺、ひょっとして署長の言いたいこと、全部言っちゃいました?」と言った時に、無言で肩に手を置くだけでその事が見事に表現されていて、グッときました
その後の戸高の「署長一人じゃ何にもできないんだから!」というセリフも絶妙でした!!
竜崎が何も言わなくても、「チーム竜崎」は竜崎が何を考えているのかが分かっていて、それに応えようと努力しようとする・・・
初回からは想像できなかった状況だけど、全11話を観ていたら何の違和感もないという、本当に素晴らしい展開でした。
神奈川県警の板橋も「チーム竜崎」の仲間入り♪
ジワジワと竜崎の魅力に憑りつかれていく板橋の様子をもっとジックリゆっくりと観たかったけど、演じている小木さんがセリフの少ない中で見事に表情で表現していたので、その表情を観ているこちらがニヤけてしまいました
警視庁と県警の縄張り意識にとらわれずに、常に最善の方策を取っていく竜崎・・・最高の上司ですね
最後の方が、「竜崎&伊丹」のシーン満載だったのも良かったです。
大笑いした伊丹のセリフが2カ所。
「冗談はヨシコさん!呪いでもかけに来たか?」
「ええー!?何でつれない事言うんだよ~。俺はこんなに気分がいいのに」
伊丹(というか古田さん?w)が最高にノリノリで、なんだか最高に可愛いキャラクターになっていたように思いました(笑)
本当の最後の方で、「竜崎&伊丹」の小学生時代の写真が入っていたのも、とても素晴らしかったです!!
回想シーンは少なかったはずなのに、あの1枚だけで2人の関係性がとても出ていたと思います。
最後の最後まで細かくこだわった演出で、大満足でした!
ありがとうございました!!
終盤の杉本哲太さん、かなりお疲れな表情が目立っていたけど・・・
でもそれが逆にリアルでした
他の捜査員の皆さんも、お疲れの表情の方がチラホラ(笑)
みなさん、本当にお疲れ様でした!!
全話を通じた感想は、月末までに「冬ドラマ総括」の記事の中で書きたいと思いますが、このドラマが断トツで好きでした(「三匹のおっさん」も大好きでしたが)。
週明けは、私はあまり気分が上がらない人なので、月曜日がこんなに楽しいなんて久しぶりでした。
キャストはもちろん、音楽から何から全部、大満足のドラマでした
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
※公式HP(こちら)
衆議院議員・中丸真造(五王四郎)誘拐事件に関する横須賀南署の前線本部では、本部長で警視庁大森北警察署署長・竜崎伸也(杉本哲太)と神奈川県警捜査第一課長・板橋武(小木茂光)とが、捜査方針を巡って対立していた。
板橋ら県警捜査員は犯人が釈放を要求する小宮山耕吉死刑囚の弟・英二(森下亮)の行方を追っており、竜崎はプレジャーボートの所有者・倉持勲の息子・雅史(川原一馬)も可能性があると考えていた。
犯人からの電話の解析により、4回目の電話は今までとは違って電車の音が入っており、該当する2カ所の公衆電話の指紋を急いで調べさせる。
そんな中、竜崎のケータイに娘・美紀(三倉茉奈)から連絡が入り、息子・邦彦(佐野玲於)が東大の受験会場で倒れて救急車で運ばれた事が分かる。
そのやり取りを聞いていた板橋は竜崎に「すぐにご帰宅ください。あなたがいなくても、我々が小宮山を逮捕します」と話すが、竜崎は「あなたは私の事を部外者と思っているのでしょうが、私はいずれ神奈川県警に異動してあなたの上司になるかもしれない。警察とはそういう組織なんです。覚えておいてください」と告げる。
行方不明だった小宮山英二は、横浜市内で路上生活している所を発見され、ここ2~3日体調を崩して寝込んでいたのが分かったことから、犯人が小宮山である可能性は消える。
板橋が「神奈川県警に勝ち目はなくなった」と言い出したため、竜崎は「どちらが勝つとか負けるとかいう考えは捨ててください。これからは犯人を特定し、潜伏先を発見し、人質を救出する事だけに集中してください。あなたも私も警視庁も県警も、全捜査員の目標は一つです」と告げる。
そんな中、公衆電話の指紋と倉持雅史の指紋が一致したとの連絡が入り、竜崎は「警視庁にSITがあるように、神奈川県警にはSTSと呼ばれる特殊班があるはずです。倉持の潜伏先が分かれば、現場での交渉や場合によっては突入に当たってもらう事もある。すぐにSTSを呼んでください」と話す。
横須賀南署署長・島村明彦(水橋研二)が警視庁の事案に県警のSTSを使ってもいいのかと慌てるが、竜崎は「何度も言っています。警視庁だ神奈川県警だと張り合っている場合ではない。とにかく一刻も早く中丸議員を救出すること、それが全てです」と話すため、板橋の顔色は変わり、板橋は少し考え込んでから捜査員たちに「おい!何やっとるんじゃい!」と号令をかけてSTSの手配を促す。
犯人から電話が入り、その時に駅近くの公衆電話で話す若い男がいたため、大森北署で対応していた警視庁刑事部SIT係長・下平栄介(斎藤歩)が「倉持雅史だね」と電話の主に話しかけると、公衆電話の男は慌ててキョロキョロし出し、公衆電話近くの物陰にいた捜査員は倉持の顔を確認する。
竜崎は捜査員に倉持を尾行して潜伏先を突き止めるよう指示し、倉持は海外出張中で不在の従弟の部屋に潜伏していることが分かる。
竜崎がSTSを手配していることを知った幼馴染で同期の警視庁刑事部長・伊丹俊太郎(古田新太)は、警視庁のSITを使うよう電話で強く話すが、竜崎は「縄張り意識はたくさんだ。到着までの時間、捜査員との連携、どれを取ってもSTSを使った方が成功する確率が高い」と言って電話を切ってしまう。
そして、竜崎は板橋に「私も現場に向かいます。課長にはここで捜査員を束ねていただきたい。あなたの指示ならみな従うでしょう」と告げて現場に向かう。
STSの女性隊員が、倉持の従弟の恋人を装って玄関を開けさせて部屋の様子を確認し、竜崎は無線で板橋に「私は突入しかないと思いますが、板橋課長の意見を聞きたい」と聞くと、板橋は「竜崎署長の決定に従います」と答える。
伊丹から再びSITの到着を待てという連絡が入るが、竜崎は「現場にいなければ分からないこともある。俺は今、現場で判断をした。全ての責任は俺が取る!」と言って電話を切り、側にいたSTS小隊長・小牧勝正は驚く。
あと15分弱で日付が変わる中、竜崎が「今日中に解決したかったが…」とつぶやくと、小牧は「その願いを叶えてご覧に入れます」と話し、竜崎の突入命令によりSTSが突入して、無事に無傷で中丸と倉持を確保する。
倉持の使用していたケータイにより別の人間も関与していることが分かったため、竜崎は倉持を警視庁に移送して取り調べると言い出し、神奈川県警刑事部長・本郷芳則(池田正典)は県警が逮捕した事案なのにと突っぱねようとするが、板橋と島村が取り成して本郷を説得する。
横須賀南署を去ろうとする竜崎に板橋は「(竜崎が神奈川県警で板橋の上司になるかもしれないと聞いた時は)冗談じゃないと思いましたが、今はそれが現実になることを望んでいます」と声を掛けて頭を下げ、二人は微笑み合う。
倉持に誘拐を指南していた男は中丸の秘書・田辺勇作(加藤虎ノ介)であることが分かり、田辺を逮捕するが、田辺は黙秘する。
そんな中、警察庁に行った竜崎と伊丹の元に長官官房総括審議官・上條貴仁(生瀬勝久)がやってきて、中丸議員は推進しているカジノプロジェクトの事業主からリベートを受け取っていて、それを知った中丸の運転手・平井進(山崎画大)が中丸を脅し出したため、田辺は倉持を使って平井を殺害させたのではないかと話す。
受託収賄罪で中丸を取り調べたところ、中丸は平井殺害の経緯を話すが、「本当に私は起訴されるのか?榊官房長は承知しているのか?」と言って、官房長はリベートを受け取っている件を知っていて、その見返りに警察官の天下り先を中丸が用意していて、この先10年間のキャリア警察官の天下りリストを収録したUSBメモリがあると打ち明ける。
竜崎と伊丹は官房長に真実を尋ねるが、官房長は否定して「そんな戯言を信じるなんて…(USBメモリは)見つかる訳がない、そんなものは存在しないんだ」と突っぱねる。
USBメモリは、中丸の事務所の家宅捜索に入った時に、上條からの極秘命令を受けた捜査員が持ち出して、上條から官房長へ既に渡されており、上條はそのことで警察庁警備局長への昇格が決まる。
刑事・戸高善信(安田顕)は竜崎に「いいんですか?これで」と詰め寄り、竜崎が「お前はどう思うんだ?」と尋ねると、戸高は「いい訳ないでしょ。まぁ証拠が無ければ今すぐどうって訳にはいかないかもしれないけど、それでも諦めるつもりは毛頭ありませんね。俺、ひょっとして署長の言いたいこと、全部言っちゃいました?署長、その時は絶対俺呼んでくださいよ!署長一人じゃ何にもできないんだから!」と話すため、竜崎は戸高の肩を叩いて無言で去っていく。
その後、竜崎は伊丹と会い、伊丹は「俺はどうしても許せないことがあるんだ。竜崎、俺に謝れ」と言ってSITではなくSTSを突入させた件を話し出し、「警視総監だって、最初はSTSを使ったことを問題視していた。それを俺が取り成してやったから、お咎めなしになったんだぞ!『竜崎署長の判断は間違っていなかった』と警視総監室にまで直訴に行ったんだ。常に空気を読む俺が、空気を読まずに幼なじみのために動いたんだ。俺はそうやってずっとお前をアシストしてきた。分かったら一言俺に謝れ!」と話す。
すると竜崎は「正しい事をしたのに謝ることはできない・・・だが、感謝はしている。ありがとう」と話すため、伊丹は「それだよ!その一言が聞きたかったんだよ。竜崎、俺は相手が官房長だろうが誰だろうが、隠蔽は許さん。警察のキャリア官僚は侍だ。命を懸けて不正を正す!それが俺の原理原則だ」と言い放ち、竜崎は「その通りだな」と同意する。
家に戻った竜崎は、邦彦が合格したという知らせを聞いて嬉しくて涙を流してしまい、慌てて外へ行き、伊丹を飲みに誘って・・・
というような内容でした。
メチャメチャ詰め込んだ最終回
30分拡大でもよかったのでは?と思う位の駆け足だったけど、随所で良い場面が多くて、最後は伊丹演じる古田さんの笑顔満載&絶妙なノリツッコミに大笑いで、大満足の最終回でした!
でも、上條&官房長の不正はお咎めなしで終わってしまい・・・
・・・これって、続編があると期待してもいいですか!?
というか、続編を作ってくれないと、この終わり方は悔しいです!(生瀬さんは嫌いではないけど、上條は憎い 笑)
いつかこのメンバーで、また続編をしていただけることを切に願っています!!
竜崎も、今回の上條&官房長の件は口には出さないけど「このままではいけない」と思っている様子でしたね。
戸高が「俺、ひょっとして署長の言いたいこと、全部言っちゃいました?」と言った時に、無言で肩に手を置くだけでその事が見事に表現されていて、グッときました
その後の戸高の「署長一人じゃ何にもできないんだから!」というセリフも絶妙でした!!
竜崎が何も言わなくても、「チーム竜崎」は竜崎が何を考えているのかが分かっていて、それに応えようと努力しようとする・・・
初回からは想像できなかった状況だけど、全11話を観ていたら何の違和感もないという、本当に素晴らしい展開でした。
神奈川県警の板橋も「チーム竜崎」の仲間入り♪
ジワジワと竜崎の魅力に憑りつかれていく板橋の様子をもっとジックリゆっくりと観たかったけど、演じている小木さんがセリフの少ない中で見事に表情で表現していたので、その表情を観ているこちらがニヤけてしまいました
警視庁と県警の縄張り意識にとらわれずに、常に最善の方策を取っていく竜崎・・・最高の上司ですね
最後の方が、「竜崎&伊丹」のシーン満載だったのも良かったです。
大笑いした伊丹のセリフが2カ所。
「冗談はヨシコさん!呪いでもかけに来たか?」
「ええー!?何でつれない事言うんだよ~。俺はこんなに気分がいいのに」
伊丹(というか古田さん?w)が最高にノリノリで、なんだか最高に可愛いキャラクターになっていたように思いました(笑)
本当の最後の方で、「竜崎&伊丹」の小学生時代の写真が入っていたのも、とても素晴らしかったです!!
回想シーンは少なかったはずなのに、あの1枚だけで2人の関係性がとても出ていたと思います。
最後の最後まで細かくこだわった演出で、大満足でした!
ありがとうございました!!
終盤の杉本哲太さん、かなりお疲れな表情が目立っていたけど・・・
でもそれが逆にリアルでした
他の捜査員の皆さんも、お疲れの表情の方がチラホラ(笑)
みなさん、本当にお疲れ様でした!!
全話を通じた感想は、月末までに「冬ドラマ総括」の記事の中で書きたいと思いますが、このドラマが断トツで好きでした(「三匹のおっさん」も大好きでしたが)。
週明けは、私はあまり気分が上がらない人なので、月曜日がこんなに楽しいなんて久しぶりでした。
キャストはもちろん、音楽から何から全部、大満足のドラマでした
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