おかしの家 第２話

第２話　「意味」

※感想のみ書きます。

１億円を稼ぐＩＴ会社の社長・・・
いくら同級生とはいえ、やっぱり久しぶりに会うとなると緊張する気持ち、分かります。
私は、医者になった同級生と会う時は緊張し、実際に話してみて「やっぱり○○は、20年前とは変わったな」と思う事があったので。
まぁ、昔のバカ話をし出したら、一気に職業とか今のバックグラウンドは関係なくなるのですけどね（笑）

そんなＩＴ会社の社長・武田武蔵（藤原竜也）が来ると知って、一気に緊張する「さくらや」の面々だったけど、武蔵は全然高慢な態度を見せないで、桜井太郎（オダギリジョー）達の事を「お前たちが羨ましいけどな。昨今世界は目まぐるしく変わっている。しかも、誰がどう見ても良い方に向かってるとは思えない。だからって、どうすりゃいいか分からないし、どうにもできない。それなら太郎たちみたいに、ジッとここに座って考えていればいい。本当に大切なものは何か？そういう時間が必要なんだよ。だからお前たちはここに居ていい。むしろ居るべきだと思うけどな」と
「毎日何の意味もなく、ここで無為の時間を過ごしている」訳ではなかったのですね！？
「さくらや」に集う立派な意味ができて、ヨカッタヨカッタ（笑）

ハグし合った時に「良い匂いがする…」って至福の表情を浮かべる太郎には大笑いしてしまいましたが

祖母・明子（八千草薫）が託したお土産を武蔵に渡すと、武蔵は自身が経営する銀座のレストランへ太郎らをご招待。
太郎は、木村礼子（尾野真千子）と息子・春馬（大山蓮斗）も誘っていましたね～。
確実に太郎の心の中にも礼子が入り込んでいるようで
明子が鏡の前でおめかししている姿、とても可愛かったなぁ。

「大切なもの見失ってる。30過ぎて自分の人生振り返るだろ。ビックリするほど何もないぜ」と乾いた笑いをしていた武蔵だったけど、巨額脱税で逮捕
武蔵は、自分が仕事で悪い事をしているという意識はあったのでしょうね・・・。
捕まる前に太郎たちと再会できて良かったのでは？
服役後に「さくらや」に戻ってきた時には、きっと太郎が熱くハグしてくれることでしょう！
香水は、つけなくていいよ～ｗｗｗ


昼にまず観て、夜にもう一度観てみたのですが、重ねて観ると味わいが更に出てくるドラマのような気がします。
とりとめもない日常が主に描かれているのですが、そんな中にもハッとする言葉が所々にあって、ジワジワと沁みてきます
←web拍手です。
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