emitanの心にうつりゆくもの

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S-最後の警官- 第9話

2014-03-10 19:44:33 | 2014冬ドラマ
第9話 「新スナイパーは女」

SATからNPSに出向していた狙撃手・蘇我伊織(綾野剛)は、本人の強い希望により1週間後にSATに戻ることになり、SAT隊長・中丸文夫(嶋政宏)は蘇我に「NPSで得るものはあったか?」と尋ねると、蘇我は「隊長が自分をあえてぬるま湯に浸けたのは、自分の決意を試すためだと理解しました。その時が来たら、迷わず引き金を引く狙撃手たれと」と話す。
蘇我の代わりの狙撃手として、NPS隊長・香椎秀樹(大森南朋)は元自衛官の林イルマ(新垣結衣)を紹介する。
刃物を持った男が元交際相手を脅して地下トンネルに逃げ込んだという事件が発生し、NPSに出動要請が来る。
神御蔵一號(向井理)、イルマ、梶尾竜一(高橋努)は警察犬ポインターの嗅覚により被疑者をたどっていくが、その途中でイルマは「敵は見つけ次第倒しますから。何も殺すとは言ってない。ただ、思い知らせてやらないと。どうせ捕まえても、生きていればいつかアマメ(宮崎の方言で「ゴキブリ」)は自由になるんだから」と話す。
被疑者を追い込んで神御蔵が確保するが、被疑者の手から落ちたナイフを見た人質の女性は、ナイフを掴んで被疑者を刺そうとする。
それを見た蘇我とイルマは、ほぼ同時に女性の手のナイフに向かって銃を放ち、2発とも命中してナイフは転がり落ちる。
女性が「どうしてよ!何でそんな奴の事守るの!?ソイツが生きてたら私、この先もずっと…」と泣き叫ぶと、イルマは「人を殺したら、あなたの人生が救われない。この先もずっと。だから、悪い奴は私が代わりに倒してあげるから」と言って、被疑者の眉間に銃を突きつけて「今度同じことしたら殺すよ。この恐怖、一生胸に刻んときな」と言い放つ。
イルマは始末書を書くことになるが、イルマは「スミマセン。取りあえず書類は書きます。もうやらないって保証はできませんけど」と言って笑う。
蘇我はイルマを射撃場に誘い、香椎は神御蔵に一緒に行くように言うため3人で射撃場に行くと、イルマは的の急所を軒並み外して「撃てないんじゃない、撃たないの。今の的、両肩を撃てば武器は持てないし、抵抗もできなくなる。だから銃があれば相手を殺さなくても倒すことはできる。私は殺さないために射撃の腕を磨いたの。どんな犯人でも生きたまま捕まえれるように」と話す。
しかし蘇我は「どんな考えを持っていようが、急所を狙えなければ狙撃手としては失格だ。18年前の事件に影響された者同士か…俺はNPSを離れる身だ。だから忠告だけはしておいてやる。お前らの理念は、いつか壊れる局面が必ずやってくる。憎まずにはおれず殺さずにはおれず許されざる犯罪者が現れた時に必ず」と言って去っていく。
イルマは神御蔵に、18年前に神御蔵の幼なじみ・棟方ゆづる(吹石一恵)の両親が殺された現場に駆け付けて被疑者を射殺した警察官の娘であることを打ち明け、ゆづるの家に一緒に行って線香をあげる。
イルマの父は18年前の事件の後故郷の宮崎に戻って農業をしており、イルマは「(発砲自体は警察の服務規程には触れなかったものの)父の心の中でその時の光景がずっと消えなかった。当時まだ子供だった私には、父の苦しみを理解することは出来ませんでしたけど。『人の道を踏み外しちゃいけないよ。人を殺せば一生救われることはない。父さんは人を守るためにそれを選んだが、それでもそれはずっと背負っていかなきゃいけないんだ』…私は父が背負ったものを少しでも軽くしてあげたかった。だから私は人を守る仕事に就きました。私の力で同じような悲劇を繰り返さないために」と話す。
それを聞いたゆづるの祖父・耕三(本田博太郎)は「どんなに苦しかったろうな、親父さん。正しい事のためとはいえ、人の命を奪っちまうって事はよ。でも私は、アンタの親父さんに感謝してますよ。アンタの親父さんのおかげで、孫娘まで持って行かれずに済んだんだ。本当にありがとう」と言って頭を下げる。
その頃、正木圭吾(オダギリジョー)は作家であり元警察庁次長・霧山六郎(近藤正臣)に電話を掛けて「仕事に取り掛かったので、ご報告を。精一杯派手にやってみせます」と話し、霧山は「この宴の後で、日本は初めて本当の平和というものを手にすることになるんだ」と話す。
各界の有力者10名を拉致した誘拐テロ事件が起き、テロリストは動画サイトで犯行声明をし、身代金については「いくら出す用意があるのかを我々に提示してください」と言って機関銃を天井に放つ。
犯行声明を話していた外国人は、科学警察研究所研究主任・横川秋(土屋アンナ)が拉致された時にいた者であったことから、今回の事件も正木の関与が濃厚となる。
警察庁長官官房審議官・天城光(菅原大吉)は、中丸を呼び出してSATが制圧するように命じ、「失敗は許されませんよ」と声を掛ける。
蘇我は前倒しでSATに戻ることになり、NPSは待機を命じられる。
NPSの部屋を出る蘇我に神御蔵が声を掛けると、蘇我は「俺はSATの人間だ。だからこそ、この先も迷いは許されない。お前はお前のやり方を貫けばいい。俺は俺のやり方でこの国を守る」と言って去っていく。
そんな中、神御蔵のケータイに正木から電話が入り、正木は神御蔵の母・花(朝加真由美)が経営する大衆食堂にいることを伝える。
大慌てで自宅に戻る神御蔵だったが、物陰で出迎えた正木からパンチを受けて倒れ、銃を突きつけられて・・・


というような内容でした。

来週は最終回(15分拡大)・・・なんだかそんな感じがしなかったのは私だけ?
まぁ、このあと映画がありますからね
話自体は悪くなかったと思うのですが、イルマの投入がもっと早くてもよかったのではないかな?と。
狙撃手争い「蘇我VSイルマ」をもっと観てみたかったというか・・・
(私が単に「綾野君VSガッキー」を観たかっただけ? 笑)

霧山と正木が繋がっていることが今回正式に分かりましたが・・・
霧山の目的は、SATの存在を強固なもの、絶対的なものとするためというのは前回で分かったのですが、
正木は、霧山の考えに共鳴して雇われた者ってことでいいのかな?
でも、正木が神御蔵の家を訪問したのは、単純にこの間殴られたことに対する仕返し??
(主人公は死なないと思うので(爆)、今回最後に銃を突き付けられたけど、撃たれることはないかと
霧山と正木(と天城)の陰謀は、今のところ香椎と蘇我(と香椎に情報提供している刑事?)しか知らないことになっているけど、主人公は知らないまま終わるのだろうか??
主人公が内情を知って悪を退治!となるには、あと1話では足りないような気がするのですが、来週どうなるのかな?

犯罪は、どうしたら抑止されるのでしょうね・・・。
SATの脅威を見せつけたら犯罪が無くなるというものではないような気がしますが、
イルマが銃を犯罪者の眉間に突きつけるという威嚇については、何だか私にはある意味で必要なのではないかと思え・・・。
最近色々な殺人事件、傷害事件が起きているので、ふとそんなことを思ってしまいました

イルマの父親、朝ドラ「ごちそうさん」の室井さんでしたね~。

ドラマである程度完結する所は完結してほしいと思っているので、どこまで来週描かれるのか、色んな意味でドキドキします

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら
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