emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

ゴーイング マイ ホーム 第7話

2012-11-28 15:57:05 | 2012秋ドラマ
第7話 「あなたには”故郷”がありますか?」

クーナイベントのために長野にいた坪井良多(阿部寛)は、父・栄輔(夏八木勲)が退院することになったため、数日間部下・真田(新井浩文)に現場を任せることにし、「張り切る方向、間違えるなよ」と釘を刺す。
退院直前、栄輔の病室に鳥居治(西田敏之)が訪れ、「お前がこの町に戻ってくるたびに、俺なんか責められているような気分になるんだよ。お前にはそんなつもりないだろうけれど、俺は苦しいんだ。頼む、二度と戻らないでくれ。」と告げる。
栄輔は「悪かったな、気づかなくて。俺、昔から鈍感だったからな。お前がアイツの事が好きなのも、ずっと気づかなかった。」と答え、そんな栄輔に治は「栄ちゃん、俺、ダムが出来た方がこの町が幸せになるって本当に思っていた訳じゃないんだ。ごめんな、久実のことも幸せにできなくて」と詫びる。
病院の玄関に来た下島菜穂(宮崎あおい)と菜穂の息子・大地(大西利空)には、栄輔は「来月また来る」と話して、病院を後にする。
娘・萌江(蒔田彩珠)は、沙江(山口智子)に頼んでハンバーグの作り方を教えてもらう。
萌江は作りながら、亡くなっためぐみちゃんとケンカをして本を返すことが出来なかったからクーナに返してもらおうと思っていること、そしてめぐみちゃんがハンバーグが好きだったことを沙江に話す。
新聞記者・畠中(中村靖日)は、廃校になった学校の体育館で小さい足跡を見つけ、クーナの足跡ではないかと真田に見せる。
真田は「こんな足跡発表して、後でインチキだってバレたらキャリアに傷がつくでしょ」と言いながらも、クーナ探しのHPに写真をアップして、治は思わず大声を上げてしまう。
クーナ探しのイベントの参加希望者が続々とクーナ事務局を訪れ、真田と菜穂と畠中が対応するが、真田は「あんまり役に立たないと思ったけど、良多さんいないと何かギスギスするなぁ」とつぶやき、菜穂は「クーナみたいですね。一見意味のない無駄なように見える物が大切って。」と話す。
良多と沙江と萌江は、退院した栄輔のお祝いをしに実家を訪ねる。
栄輔は沙江に「葬式の時の精進料理、頼むよ」とコッソリ頼む。
良多は栄輔から、昔自分が生まれた家のあった土地を購入して「最後はあそこに帰って死ぬつもりだったんだ。」と聞き、良多は「クーナは土地を持たないんでしょ、故郷も。なのに土地買って、そこで死のうなんて、まぁ随分ずれている気がしますけどね。」と怒る。
そんな良多を見て、栄輔は嬉しそうに「勉強したんだなぁ、色々と。なかなかあんな風に生きられないよ、人間は。」と話す。
萌江は栄輔にコッソリと「どうしたら(クーナに)会える?」と尋ねると、栄輔は「信じるんだ、いるって。いいか、まずは信じる。そして探してみる。(信じても)見つからない時もあるけどな。」と話す。
萌江は「ねぇ、死んじゃうの?」と栄輔に聞くと、栄輔は「あぁ、もうすぐな。」と答える。
実家から自宅マンションに戻った沙江は良多に「おふくろの味があるっていうのはいいよね。私はさぁ、お母さんに料理を教わったことないから、だから萌江に料理を教えてもそれは『おふくろの味』じゃないんだろうな、どこまで行っても。」とつぶやき、ちょっと寂しいと話す。
「帰ってく場所なんて無くていいやって、ずっと私も思ってたけど」という沙江に、良多は「年を取ったのかな。自分の家を持つのなんて昔からの夢だったんだけど、ここは萌江の実家と言うか故郷になれるのかなぁ、って思ってさ。」と話し・・・


というような内容でした。

「故郷」
都会に移り住んだ栄輔だったけど、死ぬ時は「故郷の長野で」と思っていたようですね。
それを聞いた良多は、東京のマンションを買って住んでいたものの、若干考えるところがあって。
栄輔が長野で倒れなければ、良多もそんな風には考えなかったでしょうね。
私の実家は北海道の中では都会のマンションで、父は転勤族だったから小学校高学年までは全国のあちこちに住んでいたので、今の実家は「実家」ではあるけど「故郷」って感じではないんですよね。
小学生の時に3年間いた北陸地方の田舎町の方がなんとなく懐かしく、「故郷」のような気がしています。
やっぱり都会のマンションって「故郷」のような気はしないなぁ・・・と、最後のシーンで何となくそう思いました。
でも都会暮らしって、良いことも多いんですよね。不便なことがほとんど無いというか。
だから、そんなに「故郷」が無いことについて寂しいと思ったことはないかな・・・羨ましいというのはありますけどね。
って、私の事ばかり書いてしまいました

栄輔は、何か「死」を覚悟しているようですね。
一度死にかけたというか、しばらく意識を失っていたからでしょうか?
それとも・・・?
治に「二度と来るな」って言われたけど、また行くのかなぁ?
治が涙を流す気持ちも少し分かって、ジーンときました

母・敏子(吉行和子)の電話の相手って、やっぱりモーニングコールの人だったのね(笑)
「モーニングさん」って言った時に、吹き出してしまいました。
そして、敏子の作る「もちピザ」美味しそうでした。
オレンジページの連載に載ると良いですね(笑)
「和風にしたら、ただの餅だろ!磯辺焼きだよ!」という良多のツッコミもウケました
この何気ない会話が面白いです(笑)
少々シーンを切るのが遅いかな、と思う時もありますが・・・。

クーナイベントに30人!?
ヤラセ(赤い帽子をばら撒いた)をした髭の男(錦織)も参加するとか。
警察官・梶も、看護婦さんまで(笑)
どんなイベントになるか、どんな結末になるのか、本当に楽しみです
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2 コメント

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こんばんわ~ (きこり)
2012-11-28 17:54:07
>やっぱり都会のマンションって「故郷」のような気はしないなぁ・・・と、最後のシーンで何となくそう思いました。
なんとなくね・・都会だっていうのもあると思います。
でも、一軒家でも、なんか終の棲家って思えないような・・・何でしょ・・かと言って実家が故郷って感じでもないし。意識の問題なのかな~?
やっぱり子供がいると、娘が帰ってきたい場所になれるかな~?とか考えちゃいますよね。
>栄輔は、何か「死」を覚悟しているようですね。
治に戻ってこないでって言われてたけど、もう戻れないってわかってるみたいで、悲しかったですなぁ・・
なかなか覚悟ってできないもんだけど・・・
餅ピザ美味しそうでしたよね~
今週末、作ってみるわ~♪
って、プロのさえにレシピを教える敏子・・・(笑
かわいいっちゃーかわいいが、困りもんだ(´m`)
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>きこりさんへ (emi)
2012-11-28 19:53:54
きこりさん、コメントありがとうございます!

>一軒家でも、なんか終の棲家って思えないような・・・
>何でしょ・・かと言って実家が故郷って感じでもないし。

そうなんですね~。
私は実は一軒家にまだ住んだことが無いんですよね。
だから、一軒家に憧れがあって、一軒家の方がそういう「故郷」のようなものが沸くのかな?なんて思ったりしていました。
でも、近現代的な住宅が今は多いから、なかなか「故郷」という言葉から連想する場所=実家にはならないのかもしれませんね。
「故郷」というと、自然いっぱいな所で、和室がメインの住宅みたいなイメージ??

栄輔、せっかく退院したのに、何かを悟っている感じでしたね。
なんだか寂しい気持ちになってしまいました。

敏子は、けっこうグイグイとくる姑さんですよね(^_^;)
餅ピザ、おいしそうでした!!
ピザが食べたくなりました♪
私は、お餅に飽きた正月明けに食べようかな~(笑)
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