emitanの心にうつりゆくもの

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大恋愛~僕を忘れる君と 第7~8話

2018-12-03 15:47:21 | 2018秋ドラマ
第7話 「あなたの子どもを生みたい!夫婦の絆が深まる日」
第8話 「悪魔の手から妻を救え!これが私たち夫婦の愛の形」


2話分の感想をまとめて書きます。

井原侑市(松岡昌宏)の病院の先生や実習生たちが、松尾公平(小池徹平)の動きに疑問を抱いてくれて良かった・・・。
それでも、松尾は間宮尚(戸田恵梨香)を尾行して、言葉巧みに洗脳しようとして・・・
医者も作家も、検索したら顔写真とか出てきてしまいますし、実家の病院の場所もすぐに分かってしまって
それでも尚が、「死」という言葉をちらつかせる松尾に直感的に違和感を覚えて、深入りせずに、気づかないフリをして睡眠薬入りのコーヒーを飲んだようにみせかけ、眠ったフリをして・・・

尚の方が松尾より脳の症状は進んでいるようだけど、こうしてまだ大丈夫な時もたくさんあって、でも忘れやすくて・・・
ずっと一緒にいる間宮真司(ムロツヨシ)は、いい時も悪い時も毎日見てきているから、理解していても辛いですよね・・・
何度も涙ぐんだり、つい泣いてしまうシーンには、グッときました。。。

尚も、前向きに捉えようとしているけど、言葉の裏には辛い心境も込められているにも聞こえ、聞いていて何度も切なくなりました。
特に、尚が松尾に対して
「真司に私のこと書いて貰うのは、私の生きがいなの。
 それが他の誰にも真似できない、私たちだけの夫婦の形なの。
 だから本当は対等かどうかなんてどうでもいいの。
 私たちはみんな忘れちゃうの・・・
 でも、忘れちゃえることが、この病気の唯一の救いでもあるのよ。
 だから私はあなたを恨まない。恨んだところで忘れちゃうんだから。
 だから松尾さん、全部忘れてください」
と言い含めたシーンには、とてもググッときました・・・。


松尾は、尚に対して好意(悪意?)を持って近づいて、一緒に心中しようとしたけど、
アルツハイマー病の人に近づいて、騙してお金を取ってしまう人がいるというニュースを時々聞くし、
こういう脅威は、どうやったら避けられるのでしょうか?
家族や医師が気をつけていても、そこには限界がありますし・・・
もっと大勢の人で見守ってあげれればいいのだろうけど、あまり監視していても尚も窮屈に思うことがあるようですし・・・
色々と考えさせられます。。。


尚のことで憔悴して泥酔している尚の母・薫(草刈民代)の元に侑市が駆けつけて、
見送る時に「また一緒に飲んでいただけませんか?僕のこと、頼りにしていただけたら嬉しいなと思いまして」なんて声を掛けていましたが、
侑市は薫を好意的に思っているということでいいのですよね!?
そして、薫は薫で侑市に
「諦めないで。たとえ尚には間に合わなくても、いつか同じ病で苦しむたくさんの患者さんを救えます。少なくとも尚のこと、先生がいてくださって、どれだけ力になったことか。先生が思っていらっしゃるよりも私、先生のこと頼りにしてます」
なんて言って、侑市に少しずつサインを送っているということでいいのですよね!!??
予告編にあった2人のシーンが、とても気になります

いやぁ、松岡君・・・守備範囲が広くていいですね
草刈さんも、とても知的で、かつ色っぽいところが出ていて、まさにハマリ役だな、と思います。
「医学にはまだ分からないことが多いのよ。医者も未知なる病気の前には無力なの」
という言葉に、とても説得力を感じました。


続編のタイトルは、「もう一度、第一章から」。
どういう結末に向かっていくのか、苦しい展開が予想されますが、とても気になります。。。
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1~3話 第4話 第5話 第6話
※公式HP(こちら
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