emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

S-最後の警官- 第7話

2014-02-27 20:05:09 | 2014冬ドラマ
第7話 「警察官の息子の覚悟 家族のための突入!」

NPS隊員・古橋誠二朗(池内博之)は、妻・西原由紀子(白羽ゆり)と息子・史郎(山田日向)が乗っている高速バスのバスジャック犯・廣田秋人(若葉竜也)と交渉を始めるが、秋人は自分の父・春貴(大河内浩)の事を「粉々にしてやる。アイツのこれまでの人生も、これからの人生も、何もかも。そのために僕は死ぬ覚悟してきたんだから」と話す。
秋人が燃料を満タンにした新しいバスを要求するため、隠しカメラを仕込んで用意するが、そんな中NPS狙撃手・蘇我伊織(綾野剛)は神御蔵一號(向井理)に「俺はこんな所で何をやってるのかと思ってな。確保を目指すNPSに狙撃手は不要だ。この状況でそれでも凶悪犯の命は重要なんだな。お前にとってマル被の命は、古橋さんの家族の命を天秤にかけても救うべきだと言うのか?」と尋ねるが、神御蔵は「命は天秤にかけられねぇよ。あのバスに乗ってるのは、みんな誰かの家族だろ。あの親父さんにとってはマル被だって」と答える。
2時間以上経っても人質の解放に至らないため、SAT隊長・中丸文夫(嶋政宏)は警察庁長官官房審議官・天城光(菅原大吉)に電話をかけてSATに指揮を執らせるよう願い出るが、天城は「(交渉に失敗したら)それはNPSの失敗ですよ。彼らの失敗でもし人質の中に多少の犠牲が出たとしても、それをカバーする形でマル被を制圧すれば、SATの実力が証明できる。違いますか?」となだめる。
代わりのバスを用意したため、古橋は秋人に人質を最小限にして大半を解放するよう要望するが、秋人は運転手を変えず、女性・ケガ人・お年寄りは開放するものの、史郎は古橋の息子だとして解放を認めない。
母が亡くなる前に姉と父と4人で行った唯一の思い出の地である富士山ファミリーパークに秋人が向かっていることが分かったため、SAT隊員は先回りして作戦の仕込みを始める。
秋人の母は7年前に他界しており、その後秋人は引きこもりになり、「母親の所に行きたい。生きていても仕方がない」と言う秋人に対して春貴は「死ぬなら勝手にしろ」と答えてしまった事をNPS隊員たちに話して涙を流す。
すると神御蔵は「幼なじみが言ってた。家族とはちゃんと向き合わなくちゃいけないって。アンタ、息子に生きててほしいと思ってんだろ?だったらその事伝えないでどうするんだよ!ここにいる俺たちは誰も死なせたくないんだよ。人質はもちろんだけど、たとえ犯人だって」と話す。
春貴は秋人に電話を掛け、バスを止めさせて「二人でちゃんと話そう。やり直そう」と説得しようとするが、秋人は春貴を殴って「今さら遅いんだよ!」と叫んで、バスを急発車させる。
バスはSATの作戦ポイントに突入し、数々の障害でバスは右往左往して混乱状態に陥り、その隙を縫ってSATはバス車内に突入する。
秋人が自分の体に巻きついている時限爆破装置を作動させたため、中丸は人質全員を速やかに車外へ運び出すよう命令し、秋人だけがバス内に残る形となる。
それを見た神御蔵はバス内に駆けつけ、秋人を車外に引きずり出し、秋人に巻きついている爆弾を懸命に剥がし、蘇我の姿を確認して爆弾を空中に放り投げる。
蘇我はその空中の爆弾に目がけて狙撃をし、弾は爆弾に見事に命中して空中で爆発し、神御蔵と秋人の命は助かる。
連行される秋人に春貴は「お前が生きてて良かった」と声を掛けると、秋人は号泣する。
古橋は史郎を抱きしめ、「約束な、新しいパパと一緒にこれからママの事守ってやれよ」と声を掛ける。
神御蔵は蘇我に「NPSでも役割あるんじゃねぇかよ。やっぱスゲエわ、お前の射撃の腕」と声を掛ける。
家に戻った神御蔵は幼なじみの棟方ゆづる(吹石一恵)に泣きながら後ろから抱きつかれ、「私は今でも犯人の事、憎いって思ってる。だから、危ない目に遭ってまで犯人を助けようとする一號の気持ちが分からない。私は、お父さんとお母さんを殺した犯人は、死んで当然だって思ってるから。私にとってのヒーローは、犯人を撃ち殺してくれた交番のお巡りさんだったから。ごめん、こんなこと言って。でも、覚えててほしいの、私は犯人が死んでも一號には生きててほしいって事」と言われる。
蘇我はNPS隊長・香椎秀樹(大森南朋)の元へ行き、「霧山塾の事について教えていただきたい」と話し・・・


というような内容でした。

相変わらずの少し辛口感想です。
でも、ツッコミながら観ているものの、何だかんだ言いながら私はそれを楽しんでいるのかも!?

みーんな名演技!特に子役の方から大人の方々まで、泣きの演技は特に素晴らしい!!
でも、話を盛り込み過ぎていて、一番言いたいことが何だったか分かりにくかったです・・・
親子の話がたくさん過ぎて・・・何家族入れ込んだ?
2時間ドラマで「家族愛」をテーマにした内容だったらこれで良かったのだろうけど、実は「NPSとSAT」のドラマですからね
家族愛が前面に出たり、突如「NPSとSATの対立」が入ったり、なんだか忙しかったな、という感想でした。
そして、もっと目線を絞って進めていった方が観やすかったと思うのですが、色んな目線で描きすぎていて、私の頭ではどこに思いを置きながら観ればよいのか分からなかったです。

最後にゆづるが「危ない目に遭ってまで犯人を助けようとする一號の気持ちが分からない」と言った場面は「やっと話が進んだ!!」ということで良かったなぁと思いました。
神御蔵は、ゆづるが「犯人も殺されたことによって両親が殺された真相が分からなくて苦しんでいる」と思っていたけど、ゆづるとしては犯人が殺されたことは「むしろ良かった」と思っていたという事が分かり、神御蔵はこれから心境や考え方が変わっていくのですかね?
神御蔵や香椎の言う「生きて犯人を確保」という理念も分からなくはないし、それに越したことはないのだけど、それにこだわり過ぎて違う犠牲が生まれてはダメだと思うし・・・
そこら辺の議論をもっと前面に出したドラマだと思って観ていたのだけど、まだ展開に進展がほとんど観られない中で第7話が終了・・・

NPSとSATの対立の行く末、Mとの決着、霧山と天城の陰謀の真相・・・
これらは映画で全てが完結するの??(←私はドラマの話を映画で完結するのは好きではありません)
なんだかあと4話でどこまでスッキリ/ハッキリするのか、少し心配になってきました

テレビ局、こんなにあちこちにカメラを出して生中継するのって、どうなんでしょう?
私は、こういう現場にテレビ局やマスコミは入るべきではない(生中継はかえって邪魔になる)と思ってしまう人なので・・・
たまに現実で、立てこもり犯の現場を生中継しているニュース等を観るけど、事件の行く末は気になるけど、それで人質の救助に支障が出るのではないかと思ってしまうので、こういうシーンには違和感を感じてしまいます(私が余計な心配をしているだけなのかもしれませんが)。

NPSの新しいスナイパー候補って誰なのでしょうね?
また新キャスト登場??
(これ以上キャストが増えない方がいいと思うのですが・・・)

うーーーん、このドラマに関しては前向きな感想がなかなか書けずにいるので、そろそろ離脱するかも・・・
でも、7話まで書いたので書き続けるかも・・・
微妙な所です

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
※公式HP(こちら
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 隠蔽捜査 第7話 | トップ | Dr.DMAT 第8話 »

コメントを投稿