emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

Dr.DMAT 第4話

2014-01-31 16:42:03 | 2014冬ドラマ
第4話 「瓦礫の下の脳手術」

有栖川総合病院の内科医・八雲響(大倉忠義)が幼なじみで看護師・吉岡凜(加藤あい)に、これから気合で外科の技術も身につけて頑張ると話していると、院長・伊勢崎勝一(國村隼)の娘で脳外科医・伊勢崎紅美(市川実日子)が「言っておくけど、外科は才能だから」と言い放ち、響の妹・春子(瀧本美織)の事を「私なら助けられた」と告げる。
紅美はアメリカから帰国して有栖川総合病院で働くことになるが、「私が脳外科のレベル、引き上げてあげる。心配いらないって。私、『神の手』だから」と言って手術をしたがり、他の医師からの反感を買う。
そして患者の家族に「手術をしなければ死ぬ」と言って無理やり手術に同意させたことが問題になる。
響は、ERに戻って外科の処置も引き受けるが、なかなか素早くできず、救急救命センター医長兼DMATチームの中心的な外科医・小曽根達也(佐藤二朗)に怒鳴られてばかりいた。
響の祖父で医師の八雲雷蔵(左とん平)が春子の見舞いに訪れたため、響が「俺、外科の才能ないのかも」と話すと、雷蔵は「才能と実力は違う。実力は努力で磨くことが出来る。外科医の実力は第一刀で分かる」と声を掛ける。
紅美は院長からDMATに入るように言われて「私の技術は、私にしか救えない患者に使うべきでしょ。DMATとかERみたいな取りあえずの救命医療に最先端医療を使う判断は、病院経営としてどうなの?私は自分の才能を無駄に使いたくないの」と拒否するが、院長は「お前は災害医療を分かってない。ひょっとすると、お前よりも八雲響の方が優れてるのかもしれないな。別に脳外科を辞めろとは言ってない。DMATからの呼び出しに応えろと言ってるだけだ。お前をこの病院に迎える条件、何だったか覚えているか?」と話す。
紅美が出て行った後、院長は看護師長・長谷川久美子(麻生祐未)に「神の手を持つと言われる医者がその力を発揮できるのは、最新の医療設備が整った手術室での話だ。何もない瓦礫の下では、研修医ほどさほど変わらんからさ」と話す。
ビルの解体現場で外壁の崩落事故が起きてDMATに出動要請が入り、響と紅美らが駆けつける。
そこには、かつての同僚を訪ねに来た桐谷秀次郎(斎藤洋介)が巻き込まれて瓦礫の下で動けなくなっており、秀次郎は自分の名前と腰の痛みを訴えて意識を失う。
紅美は、症状から頭部に血腫があるのではないかと考え、秀次郎の妻・珠代(角替和枝)に最近何か変わった症状を見せていなかったかを尋ねる。
珠代が年末に秀次郎が脚立から落ちて頭を打ったこと、左足を重がったりしていたことなどを話すため、紅美と響は慢性硬膜下血腫の急性化による急性硬膜下血腫である可能性を疑う。
秀次郎を引き出すには1時間はかかってしまうことから、紅美は現場で開頭手術を行うと言って珠代に同意を求めるが、珠美は紅美の話す手術の内容に動揺して「嫌です!そんな恐ろしい手術、こんなところで…」と拒否する。
響は、珠美が秀次郎とお揃いの帽子を持っていてこれから山登りに行くところだったことに気づき、「ご主人の後遺症が少なければ、またお二人で山歩きが出来るかもしれません。その時は、是非僕に案内させてください」と言って、自分が秀次郎たちが行くはずだった奥多摩に住んでいた事を話し、その時の思い出を話す。
そして「不思議とその場所に行くと落ち着いて、勇気がもらえて…だから是非今度お二人で行ってみてください。ご主人には手術が必要です。確かに屋外での手術は心配かもしれません。ですが、執刀する医師の専門は脳外科で、腕はピカイチなんです。だから、ご主人を助けさせてください」と話すと、珠美は「分かりました」と同意する。
しかし、血腫を調べるエコーが無いことが分かって紅美が手術を諦めようとするため、響は「助けられる医者がここにいるのに、諦めたくないんですよ!考えましょうよ!」と言って、頭蓋骨は通すことは出来ないエコーを骨のない眼球に当てて血腫の存在を見つける方法はないかと提案し、「こういう状況です。ベストなんかあるはずないなら、ベターでもいいじゃないですか!」と話す。
すると紅美は、視神経鞘の拡大が確認できれば間接的に血腫があることが分かると話し、エコーを瞼に当てて視神経鞘の拡大を確認したため、開頭して血腫を取り除く。
ハイパーレスキュー隊隊長・桜庭周作(石黒賢)が紅美に「見事な手術でしたね」と声を掛けると、紅美は「私はアイツより技術を持ってただけ。エコーで瞼から見るなんて、思いつきもしなかった」と話す。
響は凛に「助けたのは伊勢崎先生で、俺だけじゃまた・・・自分なりの努力なんかじゃ一生追いつけないよ、あれには」と話す。
響がERで患者の縫合をしていると、紅美がやってきて「下手くそ!どいて、私がやる!」と言って縫合を目の前でやって見せて・・・


というような内容でした。

響、変わりすぎ!
まぁいいのですけど(笑)
ウジウジ期間が長かったので、やっと観やすくなってきて良かったです(先週まではイライラしてしまったので)。
響の事が好きな患者さんが「救急車に乗れば、また先生に会えるのね?」なんて言っていたけど、ちょっと気持ち分かる~と思ってしまいました

「神の手」を持つ紅美という強烈なキャラクターが出てきたので、今度はこちらにイライラするのかと思ったけど、最後の方でお互いの持ち味を少し認めるような描写があったので、ホッとしました。
響は技術は持っていないけど、技術を持っている天才肌の医師にはないものを持っている、ということで・・・

開頭手術で血栓を除く手術は、「仁」でもありましたね~。
でも、年末に頭を打った時の血腫がそんなことに・・・
「仁」の時もそうだったけど、聞いているだけで頭が痛くなってしまいました
(私、頭痛が多いので・・・。あと、年明けにダンナが頭を強打してたなぁ~、とか思い出しました

麻生祐未さん、ここではかなり小さい子のお母さん役なのですね
前クールの月9では、松田翔太君のお母さん役だったので、ちょっと戸惑いが・・・(ゴメンナサイ
今回、勝手に響のお母さんのようなポジションなのかと思っていました
もしくは、院長と良い仲なのかな~?とか(笑)
響とは、家族を失ったもの同士として、なにか分かり合えるものがあるってことなのかな?

一つ苦情が・・・
突然黒い画面を入れる演出は、止めた方がいいと思います!
カッコいいと思ってるのかもしれないけど、単にその分の描写をサボって誤魔化しているようにしか私には見えません。
今の月9もそうですが・・・
「鍵のかかった部屋」とか「ライアーゲーム」は、テンポ感が重要な特徴の作品なので、こういう演出は悪くないと思うのですが、
今の月9とかこのドラマは、黒い画面を突然入れる理由が分からないです。
日時を知らせるために黒画面に白字で「○時間前」と入れるのは良いと思うのですが、それ以外の場所でバッと黒い画面を入れるのは私は嫌いです。

まぁ文句はそれぐらいで、他はそれなりに楽しく、興味深く観ています

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話
※公式HP(こちら
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