金曜深夜に放送していた「セミオトコ」、先日観終わりました。
毎週楽しみに観ていたのですが、最近は23時を過ぎたら寝るように心がけているため、このドラマは録画を週末に観ていて、でもほとんど録画をためることなく、かなりお気に入りのドラマでした。
セミの一生は7日間・・・
セミオ(山田涼介)は最後に亡くなってしまうというのは誰もが予想できることではあったのですが、
その結末までをセミオとオカユさん(木南晴夏)が どう過ごしていき、オカユさんは どうなってしまうのか・・・
セミオとオカユさんが楽しく過ごしているのは観ていてとても微笑ましいけど、楽しそうであればあるほど結末を考えると切なくなってしまう・・・
そんな機微が丁寧に描かれていて、心温まる物語であると同時に切なすぎるドラマで、さすが脚本家・岡田惠和さん!!でした
山田涼介君を当初から当て書きしていたそうですが、山田君の純真な笑顔、キラキラした瞳、透き通るようなスベスベのお肌が本当にセミオに合っていて、
人間の姿をしているけど間、という所が非常によく出ていたと思います!
混じりっけのない心の清さが出ていて、序盤は地上に出た喜びでキラキラしていて、終盤になるにつれて愁いを帯びてきて・・・
山田君以外にはあり得ないと思うくらいに、セミオが見事にハマっていました!
そしてオカユさん。
私は、木南さんはどちらかというと強い役どころをよく観ていたのですが、今回のような影が薄いというか不遇の人生を歩んでいたという女性に見事になりきっていて、とてもビックリ!
実生活ではとても素敵なダンナ様がいらっしゃるのに、そんなことは微塵も感じさせない演技力に、ひたすら感服でした。
そして、小学生時代を演じていた子役の笹川椛音さんも 素晴らしくて、涙を誘う場面がしばしば・・・
セミオに出会えて、明るくなって色んな人と話せるようになって、本当に良かった!!
オカユさんが次第に明るくなって声が大きくなるにつれて、嬉し涙が出てしまうくらいでした。
でも、7日間は とても短いですよね・・・
オカユさんまで死を決意しているのではないかと心配する『うつせみ荘』の住人たち。
特に美奈子(今田美桜)は敏感で、真っ先に心配していましたね。
そして、他人に深入りしないようにしていた小川邦夫(北村有起哉)も察知していて・・・
小川さんも、だいぶ変わりましたよね~。
余命宣告を受けている者としては小川さんの方がセミオより先輩で、その視点からセミオに寄り添っていって、セミオから影響を受けて変わっていく様子も、とても見応えがありました。
セミオが亡くなってしまっても、うつせみ荘の みんながオカユさんを励まして支えていく姿に、とても感動しました。
そして6年後・・・
セミオがまた土から出てきてオカユさんの前に現れたのはいいのですが・・・
私、ここだけ腑に落ちないというか、違っていた方が良かったのではないかと思いました。
セミオが、6年前の記憶を引き継いで出てきたのが、どうもしっくりいかないのですよね~。
セミオの顔かたちをした、でもセミオとしての記憶はなく、新たなオカユ&セミオの物語が始まったら良かったのではないか?と思ったりしていました。
6年に1回、7日間だけ一緒に過ごして愛を深めて、続きはまた6年後!というのがずっと続く、ということなのでしょうが、それがいいことなのかどうか私には分からず
オカユさんとセミオの愛は唯一無二!という純愛の物語として捉えればいいのでしょうけど、
オカユさんの成長物語としても捉えていた私としては、6年後のセミオに縛られることなくオカユさんには人間の世界をもっともっと楽しんでほしいと思ったりもして、ちょっとモヤモヤ
でも、ちょっとだけモヤっとしただけで、寂しいだけではない夢のある終わり方で、良かったと思います!
オカユさんの仕事先の桜木翔子(佐藤仁美)がいいスパイスになっていたし、
よく行くカフェの店長夫婦のキャラクターも面白かったし、
時々挿入されるオカユさんの実家の「ヤンキー三人組」が、クセが強すぎて可笑しくて、完全にネグレクト状態だったのに憎めなかったです
限られた命をどう生きるか、
近しい人が余命宣告を受けた時にどう受け入れていくか、
目の前にある世界をどう捉えて進んでいくか・・・
壮大なテーマが色々と詰まっていましたが、軽くも重くも観ることができて、とても心に残る作品でした。
セミオ君、この素晴らしい世界を気づかせてくれて、ありがとう!!
←web拍手です。
※公式HP(こちら)
毎週楽しみに観ていたのですが、最近は23時を過ぎたら寝るように心がけているため、このドラマは録画を週末に観ていて、でもほとんど録画をためることなく、かなりお気に入りのドラマでした。
セミの一生は7日間・・・
セミオ(山田涼介)は最後に亡くなってしまうというのは誰もが予想できることではあったのですが、
その結末までをセミオとオカユさん(木南晴夏)が どう過ごしていき、オカユさんは どうなってしまうのか・・・
セミオとオカユさんが楽しく過ごしているのは観ていてとても微笑ましいけど、楽しそうであればあるほど結末を考えると切なくなってしまう・・・
そんな機微が丁寧に描かれていて、心温まる物語であると同時に切なすぎるドラマで、さすが脚本家・岡田惠和さん!!でした
山田涼介君を当初から当て書きしていたそうですが、山田君の純真な笑顔、キラキラした瞳、透き通るようなスベスベのお肌が本当にセミオに合っていて、
人間の姿をしているけど間、という所が非常によく出ていたと思います!
混じりっけのない心の清さが出ていて、序盤は地上に出た喜びでキラキラしていて、終盤になるにつれて愁いを帯びてきて・・・
山田君以外にはあり得ないと思うくらいに、セミオが見事にハマっていました!
そしてオカユさん。
私は、木南さんはどちらかというと強い役どころをよく観ていたのですが、今回のような影が薄いというか不遇の人生を歩んでいたという女性に見事になりきっていて、とてもビックリ!
実生活ではとても素敵なダンナ様がいらっしゃるのに、そんなことは微塵も感じさせない演技力に、ひたすら感服でした。
そして、小学生時代を演じていた子役の笹川椛音さんも 素晴らしくて、涙を誘う場面がしばしば・・・
セミオに出会えて、明るくなって色んな人と話せるようになって、本当に良かった!!
オカユさんが次第に明るくなって声が大きくなるにつれて、嬉し涙が出てしまうくらいでした。
でも、7日間は とても短いですよね・・・
オカユさんまで死を決意しているのではないかと心配する『うつせみ荘』の住人たち。
特に美奈子(今田美桜)は敏感で、真っ先に心配していましたね。
そして、他人に深入りしないようにしていた小川邦夫(北村有起哉)も察知していて・・・
小川さんも、だいぶ変わりましたよね~。
余命宣告を受けている者としては小川さんの方がセミオより先輩で、その視点からセミオに寄り添っていって、セミオから影響を受けて変わっていく様子も、とても見応えがありました。
セミオが亡くなってしまっても、うつせみ荘の みんながオカユさんを励まして支えていく姿に、とても感動しました。
そして6年後・・・
セミオがまた土から出てきてオカユさんの前に現れたのはいいのですが・・・
私、ここだけ腑に落ちないというか、違っていた方が良かったのではないかと思いました。
セミオが、6年前の記憶を引き継いで出てきたのが、どうもしっくりいかないのですよね~。
セミオの顔かたちをした、でもセミオとしての記憶はなく、新たなオカユ&セミオの物語が始まったら良かったのではないか?と思ったりしていました。
6年に1回、7日間だけ一緒に過ごして愛を深めて、続きはまた6年後!というのがずっと続く、ということなのでしょうが、それがいいことなのかどうか私には分からず
オカユさんとセミオの愛は唯一無二!という純愛の物語として捉えればいいのでしょうけど、
オカユさんの成長物語としても捉えていた私としては、6年後のセミオに縛られることなくオカユさんには人間の世界をもっともっと楽しんでほしいと思ったりもして、ちょっとモヤモヤ
でも、ちょっとだけモヤっとしただけで、寂しいだけではない夢のある終わり方で、良かったと思います!
オカユさんの仕事先の桜木翔子(佐藤仁美)がいいスパイスになっていたし、
よく行くカフェの店長夫婦のキャラクターも面白かったし、
時々挿入されるオカユさんの実家の「ヤンキー三人組」が、クセが強すぎて可笑しくて、完全にネグレクト状態だったのに憎めなかったです
限られた命をどう生きるか、
近しい人が余命宣告を受けた時にどう受け入れていくか、
目の前にある世界をどう捉えて進んでいくか・・・
壮大なテーマが色々と詰まっていましたが、軽くも重くも観ることができて、とても心に残る作品でした。
セミオ君、この素晴らしい世界を気づかせてくれて、ありがとう!!
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