最終話(第10話) 「特捜班、最後の死闘!国家への復讐計画!暴走する憎しみの結末」
稲見朗(小栗旬)が結城雅(金子ノブアキ)を撃つバッドエンドかとドキドキしていたのは回避され、
無事に全員が生きたまま結城が逮捕されて良かった\(^o^)/と思っていたら、
まさかの、というか、やっぱり警備局長・鍛冶大輝(長塚京三)が・・・
鍛冶というよりは総理大臣・岸部正臣(竜雷太)なのですけどね
鍛冶は、結城を抹殺することで総理に貸しを作ろうとし、
結城を特捜班が仕留めれば、特捜班は合格→昇格とし、
特捜班が殺害をしなければ他の部隊に殺害させて、
どっちみち自分の目指す正義の実現を有利に進めようとした、ということなのでしょうけど・・・
特捜班を最後はコマとして捨てたのでしょうか?
それとも、特捜班の再結成のことまで考えてくれているのでしょうか!?
鍛冶としては、特捜班が結城の息の根を止めてさえくれればという思いがあったようだけど、
特捜班の班員たちは、今まで対象者には銃弾を撃たなかったし、たぶん対象者の改心を強く信じながら(きっと世界は変わると信じて)任務を遂行していましたからね。。。
鍛冶も、班員たちのそういう「矜持」のようなものを分かってくれていると思っていたのですが・・・。
残念でした
班員たちがダークサイドに堕ちていきそうなラストだったけど、今後テロリストになるのではなく、どうか「4号警備になって!(他局ドラマでやっていましたがw)」と願ってやまないラストでした。。。
民間警備で銃を持たない警備なので、班員たちにうってつけだと思うのですよね~。
受ける仕事も選べますし。
国家の尻拭いは、もうしなくていいよ!
国家の依頼をこうやってやってあげちゃうから、使う方はどんどんつけあがるんだよ!
そして、こういう裏の仕事のことを暴露しようとしたり、上司に歯向かったら、結城みたいに殺されるかもしれないなんて・・・
政府と公僕の関係は、現実の世界でも難しいようで。。。
国のトップが関わっているという文書の存在を前次官が証言しても、「辞めた人間の発言だから、真相を調べるに値しない」としたり、
職員が「私のパソコンにその文章があります」と告発したら、処分をチラつかせる、
そんな国家だって、どこかの国で現実にあるらしいですからね・・・
稲見は、自衛隊員時代に、命令で無実の人間を殺害していたのですね・・・。
「俺たちは、この国と国民のために、命を懸けて戦ってたつもりでした。
ただ、決して公にできない任務をこなしているうちに、俺の中で一つの疑問が芽生えてきました。
俺が戦ってるのは、この国や国民のためじゃなくて、国家のためなんじゃないかと。
権力者に利用されて、この国や国民のためにならないことをしているんじゃないかと」
国と国民と国家・・・
今まで、ここまで深く考えた事なかったなぁ・・・
さすがの田丸三郎(西島秀俊)も、ラストの教会で怖い目をしていましたね
稲見に「お前の気持ちはよく分かる。俺もお前と同じ種類の闇を見てきた。お前は俺だ。だから、俺の前でお前を死なせるような真似はさせない」と言っていて、
他の班員たちも同じ思いだったから、今まで危険な仕事を命がけで一緒にやってきた訳で・・・。
だって、爆弾テロに遭って傷を負っても、「10分だけ休んでいいぞ」って班長・吉永光成(田中哲司)に言われたら、納得して10分後に即、国のために再び動き出す人たちですよ!
そんな彼らが抱えた怒りは、これからどうなっていくのだろう・・・。
本当は「その後」の事も知りたいところですが。。。
でも、知らない方がいいかな!?
勝手にいい方向に想像できるし(そんなに「いい方向」の話は思いつきませんが
)。
きっと公安総務課長・青沼祐光(飯田基祐)が、悪いようにはしないはず!?
ラストがものすごくて、いまだに夢に出てきそうで、本当はもっと明るいラストが観たかったけど、
たぶん明るくは終わらないだろうな~とは一方で思っていたので、そういう意味では納得の最終回でした。
とはいえ、まだ気持ちの整理がつかないです
月末までに春ドラマの総括の記事を書く予定ですが、その時にこのドラマの感想が変わっているかもしれません(笑)
キャスト&スタッフの皆様、規格外のドラマをありがとうございました!!
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HP(こちら)
稲見朗(小栗旬)が結城雅(金子ノブアキ)を撃つバッドエンドかとドキドキしていたのは回避され、
無事に全員が生きたまま結城が逮捕されて良かった\(^o^)/と思っていたら、
まさかの、というか、やっぱり警備局長・鍛冶大輝(長塚京三)が・・・

鍛冶というよりは総理大臣・岸部正臣(竜雷太)なのですけどね

鍛冶は、結城を抹殺することで総理に貸しを作ろうとし、
結城を特捜班が仕留めれば、特捜班は合格→昇格とし、
特捜班が殺害をしなければ他の部隊に殺害させて、
どっちみち自分の目指す正義の実現を有利に進めようとした、ということなのでしょうけど・・・
特捜班を最後はコマとして捨てたのでしょうか?
それとも、特捜班の再結成のことまで考えてくれているのでしょうか!?
鍛冶としては、特捜班が結城の息の根を止めてさえくれればという思いがあったようだけど、
特捜班の班員たちは、今まで対象者には銃弾を撃たなかったし、たぶん対象者の改心を強く信じながら(きっと世界は変わると信じて)任務を遂行していましたからね。。。
鍛冶も、班員たちのそういう「矜持」のようなものを分かってくれていると思っていたのですが・・・。
残念でした

班員たちがダークサイドに堕ちていきそうなラストだったけど、今後テロリストになるのではなく、どうか「4号警備になって!(他局ドラマでやっていましたがw)」と願ってやまないラストでした。。。
民間警備で銃を持たない警備なので、班員たちにうってつけだと思うのですよね~。
受ける仕事も選べますし。
国家の尻拭いは、もうしなくていいよ!
国家の依頼をこうやってやってあげちゃうから、使う方はどんどんつけあがるんだよ!
そして、こういう裏の仕事のことを暴露しようとしたり、上司に歯向かったら、結城みたいに殺されるかもしれないなんて・・・

政府と公僕の関係は、現実の世界でも難しいようで。。。
国のトップが関わっているという文書の存在を前次官が証言しても、「辞めた人間の発言だから、真相を調べるに値しない」としたり、
職員が「私のパソコンにその文章があります」と告発したら、処分をチラつかせる、
そんな国家だって、どこかの国で現実にあるらしいですからね・・・
稲見は、自衛隊員時代に、命令で無実の人間を殺害していたのですね・・・。
「俺たちは、この国と国民のために、命を懸けて戦ってたつもりでした。
ただ、決して公にできない任務をこなしているうちに、俺の中で一つの疑問が芽生えてきました。
俺が戦ってるのは、この国や国民のためじゃなくて、国家のためなんじゃないかと。
権力者に利用されて、この国や国民のためにならないことをしているんじゃないかと」
国と国民と国家・・・
今まで、ここまで深く考えた事なかったなぁ・・・

さすがの田丸三郎(西島秀俊)も、ラストの教会で怖い目をしていましたね

稲見に「お前の気持ちはよく分かる。俺もお前と同じ種類の闇を見てきた。お前は俺だ。だから、俺の前でお前を死なせるような真似はさせない」と言っていて、
他の班員たちも同じ思いだったから、今まで危険な仕事を命がけで一緒にやってきた訳で・・・。
だって、爆弾テロに遭って傷を負っても、「10分だけ休んでいいぞ」って班長・吉永光成(田中哲司)に言われたら、納得して10分後に即、国のために再び動き出す人たちですよ!
そんな彼らが抱えた怒りは、これからどうなっていくのだろう・・・。
本当は「その後」の事も知りたいところですが。。。
でも、知らない方がいいかな!?
勝手にいい方向に想像できるし(そんなに「いい方向」の話は思いつきませんが

きっと公安総務課長・青沼祐光(飯田基祐)が、悪いようにはしないはず!?
ラストがものすごくて、いまだに夢に出てきそうで、本当はもっと明るいラストが観たかったけど、
たぶん明るくは終わらないだろうな~とは一方で思っていたので、そういう意味では納得の最終回でした。
とはいえ、まだ気持ちの整理がつかないです

月末までに春ドラマの総括の記事を書く予定ですが、その時にこのドラマの感想が変わっているかもしれません(笑)
キャスト&スタッフの皆様、規格外のドラマをありがとうございました!!
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HP(こちら)
なんか続きそうですが明るい話にはならないだろうし。アクションシーンは迫力ありましたね。
田中さんはいい役者さんだけど、次の仕事があるのかなとふと思ったり。
国と国民と国家、なるほどですよね。国民の為を思って仕事している政治家さんてどんだけいるんだろう〜ですね。
まりりんさんは、最終回だと思っていなかったのですね(笑)
まだもう2時間くらい(映画1本くらい)のストーリーが残っていそうな、壮大なネタフリと思える最後でしたからね。
続きが観たいような観たくないような・・・
特捜班のみんなには会いたいけど、続きというよりはスピンオフ的なものをたくさん観たいです!
アクションシーン、ものすごく迫力がありましたね!
あんなに綺麗な奥さんがいるのに・・・私も見る目が変わってしまいました(^^;)
国民のためにと政治家になったのだろうけど、色んな利権やしがらみに囲まれているうちに変質してしまう人は実際にも多いのでしょうかね。
現実世界に対する皮肉や警鐘とも取れるような話がたくさん描かれていて、とても見入ってしまいました。