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TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~ 第4話

2013-05-11 00:51:24 | 2013春ドラマ
第4話 「5人で奇跡を盗め!姉妹の愛」

新美晴登(松坂桃李)は、一人で緒方研二(風間トオル)のマンションに盗みに入るが、同じ時に研二の兄・緒方研一(世良公則)も別目的で盗みに入った所に鉢合わせをし、研一は盗みの口止めの代わりに盗んでもらいたいものがあると晴登に話す。
研二のマンションの現場検証をした芝大門警察署刑事・笹原瑠衣(松雪泰子)は、部屋で飼っていた研究用マウスに新たなエサが置いてあると聞いて研二が表情を変えたことを不審に思う。
研一は、TAKE FIVEのメンバーに、AAT細胞に大きく関わる「奇跡のマウス」を研二から盗み返してほしいと頼む。
研一と研二は、かつては同じ研究室に所属し、論文も共同出筆していたが、6年前に研一のしていた研究で勝手に研二が特許を取ってしまい、研一は「(研二は)金と名誉に目がくらんで研究者としてやってはいかんことをやった。私の研究を横取りしたんだ。あの子(奇跡のマウス)はね、長い間私が研究を続けてやっと生み出した言ってみれば私の『愛』そのものなんだよ」と話す。
笹原は、先日から起きている事件すべてに晴登が絡んでいると見ていたが、共犯者がいると睨み、帆村正義(唐沢寿明)の元を訪ねて、先日の仏像事件が起こった日に正義が何をしていたかを尋ねる。
正義は一日中講義をしていたと話すが、正義が不在の間に正義の助手・柿沢なな(福田彩乃)から、その日は急に講義ではなく試験をすることになり、その試験には正義は不在で柿沢が立ち会っていたことを知り、疑念を深める。
笹原の妹・紗枝(江田結香)は、笹原が自分の進路を変えさせるために恩師である正義の元を訪ねていると思い込み、「お姉ちゃんのいないところなら、どこだっていい」と言って家を出て行ってしまう。
ホームレスの女(倍賞美津子)は正義と接触して「兄弟って恐ろしいね。憎しみ合ったら底がない。他人なら別れりゃいいけど、兄弟はそうはいかない。人の出会いは運命だ。兄弟っていうのはある意味、最初に会った運命の人かもしれないね」と声を掛ける。
笹原は、盗品倉庫係・岩月櫂(稲垣吾郎)の所へ行くが、不在の岩月のPC画面に研二が映っているのに気づく。
TAKE FIVEは、研二の研究室のセキュリティ状況を調べ始めるが、研究室に入るためのカードキーがまず必要ということで、研二の研究室の女性助手・小野田美香(美馬怜子)と合コンをしている間にカードキーを盗み、情報を聞き出して、正義は研二の研究室に忍び込む。
そして正義は、研二しか入ることができない部屋の近くまで行き、防犯システムの赤外線が3秒ごとに切り替わり、切り替わりのパターンをつかめれば突破できること確認するが、帰り際にエチルアルコールを机から落として、その片付けをしている間に酔ってしまい、研二の研究室のすぐ外で眠り込んでしまう。
そこを、研二を訪ねてきた笹原が発見し、コートと置手紙を残していく。
翌日TAKE FIVEは、研究棟に疑似火災を起こしてその隙に侵入することにするが、正義が急に講義を取りやめる予定だと聞いた笹原が、正義に問い詰め始める。
正義は、講義の取り止めを止めることにすると告げると、笹原が講義を後ろで聞きたいと言い出すため、正義は講義をしながら作戦の指示を出すことにする。
正義は、講義をしながら巧みにその言葉の中に指示を織り込み、晴登と岩月は突破していく。
そんな正義に「大人同士で意見が対立してしまった兄弟はもう分かり合えることは無いのでしょうか?」という(紗枝からと思われる)質問が入る。
正義は「この質問には愛がある。子供というのは四六時中ささいな主張をし発散するものです。それが兄弟でぶつかり合うとケンカになる。ですが、兄弟のどちらかが相手に上手に接してあげると、ケンカにまでは行きつかない。あなたにケンカをした記憶がないというのであれば、それはきっとお姉さんの努力のおかげです。あなたが不満を持たないように、けれど甘やかさないように上手に導いてくれたのだと思います。そして今あなたは、初めて本当のケンカをした。それは、お姉さんがあなたをコントロールすることを放棄したからではなく、あなたと対等に向き合おうとしているからです。あなたの心の扉を開こうとしているからです。あなたに恨まれてもいい、そんな覚悟があるからです。逆にあなたがそれに向き合わず逃げるようなことをすれば、きっと一生後悔することになる」と話す。
晴登と岩月は、最後のロックキーの暗証番号で戸惑っていると、正義は「絶対にありえないと思うことが、答えになることもある」と話し、それを聞いた研一がかつて研二と共同出筆した論文の番号を指示すると、キーは解除され、「本気でケンカをして作った論文です」と研一は明かす。
正義は、講義の締めくくりとして「兄弟の素晴らしい所は、自分の本当の姿を知ってくれていることです。気が合わないからと言ってすぐに別れる男女関係とは違い、お互いの嫌な所も含めて全て知っているし、ぶつかってくれる。一生付き合える恋愛関係がそこにはあるのです。この愛が届くことを祈っています」と話す。
そんな中、笹原のケータイに研二の研究室に泥棒が入ったという連絡が入り、笹原は困惑する。
研二は、研究室を訪ねてきた研一に、研一の仕業だろうと怒るが、研一は「兄弟だからこそだよ。私はお前の扉を開けることを諦めていた。これはな本気のケンカだ。しかしあんな数字を使っているとはな」と話す。
すると研二は「あれは俺が今まで作った中で最高の論文だった。あんまり金にはならなかったけどな」と声を掛け、二人は笑顔を見せる。
笹原も紗枝と仲直りすることができる。
そんな中、ホームレスの女が正義を呼び出し、ダ・ヴィンチの絵画「ルクレツィアの肖像」の場所をつかんだと話し・・・
 

というような内容でした。

いやーーー、今回は凄かった!
ホント、正義って凄いね!!
イヤホンで「TAKE FIVE♪」の曲を聞きながら、4人+研一の声を聞いて状況を判断して、講義で話す言葉の中で指示を出していくという・・・
天才すぎるでしょ!!
・・・というか、この最後の侵入シーンを考え出した脚本家・演出・キャスト・音楽が、本当に素晴らしかったと思います!
よくもまぁタイミングよく作ってくれたので、とてもドキドキワクワクしながら、「スゲーーー!」「カッケーーー!」と言いながら観てしまいました

正義の次に、岩月が今週もとても良かったと思います
合コンに馴染めない岩月、面白かった♪
あとは、作戦変更になった時のジタバタ具合が可笑しくてwww
そしてマトリックス状態(のけぞった)時の恰好が、やっぱり滑稽で(←けなしているのではなく、これが吾郎ちゃんの持ち味だと私は思っています

そして晴登の合コンでのキラキラ具合も似合っていたし(笑)
みんなキャラがしっかり立っていて、とても面白かったです

話自体は結局、単なる「兄弟ゲンカ」に付き合わされたTAKE FIVEと警察って感じ??
でも、笹原姉妹の事情とも上手くリンクしていて、とても良かったと思います。
終盤の正義のセリフが素晴らしいなと思って、思わず長々と書き留めてしまいました

ホームレスの女が今日は何回か出てきましたが・・・
本はどうやって入手したんだろう?
そしてメールも使えるホームレスw
怪しすぎる・・・(そのうちこの真相も分かるんだろうか?)

・・・と、やや引っかかる点はあるのですが、とても楽しめた回でした!

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話
※公式HP(こちら
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