emitanの心にうつりゆくもの

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黒鳥の湖 第3話

2021-08-11 15:06:58 | 2021夏ドラマ
第3話

原作は買いましたが、まだ読んでいません)

財前彰太(藤木直人)娘・美華(服部樹咲)のことで頭がいっぱいになっている隙に、専務・田部井克則(板尾創路)が裏切り
やはり板尾さん、いい人ではなかったですね
でも、美華の事件とは関係なく、単に彰太に隙が出るのをずっと待っていたのか?それとも・・・!?


前回、「財前君、本当にこのままでいいと思っているのか?」と怒った顔で尋ねた杖をついた男性・江川は、会社の相談役だったのですね。
そして、彰太の叔父・出島文雄(宅麻伸)と親しく・・・
叔父さんの代からずっと会社役員だったのでしょうか?
その江川が明かした「18年前の叔父さんの本心」を聞いて、思わず「うわぁ・・・」と呻き声を上げてしまいました

「なぜこうなったか分かるか?理由はお前が恩を大切にしなかったからだよ。お前は一度でもお前に財産を譲った文雄叔父さんに感謝の念を抱いたことがあるのか?」
文雄は彰太に財産を譲る気はあったが、このままでは財産を食いつぶされるから「最後のハッパを掛けてやった」と敢えて厳しい言葉を掛けて挑発して奮起させようとしていた、と
「そんな気持ちも知らずお前は欲に溺れ、むやみに会社を大きくしていった。全てはその報いだ。お前じゃないのか、文雄を殺したのは?まぁ答えが聞けるとも思わん。だが事実、裁きは下った」

江川さーん!早く言ってあげてよ・・・
秘書・権田穣(大澄賢也)も、そんな文雄の気持ちを知っていたから、彰太にずっとついていたということなのかしら?
叔父さんのそんな親心を知らずに18年前に起こしてしまった自分の罪にただただ涙を流すしかない彰太の姿が、観ていてとても苦しかったです。

そんな中、田部井が何者かに階段から突き落とされて、意識不明の重体に
その前のシーンで、田部井の後を権田がつけていましたが、権田がやったのか?フェイクの映像なのか??
社長を解任された彰太 と 重体の田部井・・・財前コーポレーションどうなる!?


そして、美華の方は、服の切れ端が届いて、さらに下着の切れ端まで
妻・由布子(吉瀬美智子)は、完全に大黒(財前直見)に洗脳されているような
そして、寺の住職の息子・若院(三宅健)は彰太に
「いつでもお待ちしています。私に話してどうなるものでもないとお考えかもしれませんが、大事なのはあなた自身のその心の蓋を外し、その奥底『阿頼耶識』をのぞき込むことです。いつでもお手伝いいたします」と声を掛け、
別の日に彰太が若院を訪ねると
「あなたは今、自意識の奥底『阿頼耶識』に辿り着いています。そのまま全てを解放してはいかがですか?あなたを縛り付け苦しめる心の枷(かせ)を、罪を解き放ってはいかがでしょう?」
と言われ、全てを打ち明けようとするものの、
「違う!救われるべきは俺じゃない。由布子、そして美華だ!」と思い直して、話さないで去りましたが・・・。

この若院&大黒は、本当にただの聞き役で心を軽くしてくれる存在なのかどうかが、とても気になります。
そして、この寺のヨガを由布子に紹介した「ご近所さん」である友人って、この第3話で財前家の台所で料理を作ってあげていた人と同じですよね?
由布子は「小森さん」と言っていましたが、小森さんは昔「家政婦をしていた」と言っていて、由布子が背を向けた時に何とも言えない暗い眼差しを送っていたのが気になりました。
もし、小森さんと大黒親子がグルになっていて、「漆黒の切り裂き魔」事件に関係しているとしたら、どういう目的なのだろうか!?
考えすぎかなぁ??


八木之典(杉本哲太)が探し出した、18年前に谷岡総一郎(酒向芳)が依頼してきた時に残していたメモにより、
谷岡の依頼は当初「知り合いの『市原奈苗』を誘拐した相手を捜してほしい」というものだったと言うことが判明。
そして、『市原奈苗』を検索すると、現在性暴力被害者へのボランティア活動をしていることが分かり、彰太が会いにいって話を聞いてみると、市原奈苗さんの被害は「漆黒の切り裂き魔」の内容ではなかった、と

また、谷岡の息子の嫁・比佐子(中島ひろ子)が、家政婦・清水皐月が行ったという家政婦紹介所を訪ねると、
当時皐月の面接を担当した職員・吉崎が皐月のことをよく覚えていて、
吉崎が皐月に「紹介所に登録すれば色んなサポートを受けられますよ」と勧めると、
皐月は「ある女性が性暴力の被害に遭った」と切り出して「もし登録したらその犯人を見つけて殺してくれたりもしますか?」と言い出し、
家政婦として通っている家の奥さんの友人の娘さんが被害に遭ったと言うので、危険な女性だと思って不採用にしたと

そして、彰太が刑事・岸本(飯田基祐)に18年前に人づてに聞いた話として、20年前に「奈苗」という女性が同じような被害があったようだから調べてほしいと話したら、
岸本が部下を使って過去の事件を調べさせるが、「奈苗」という女性の性犯罪事件は見当たらなかった模様・・・

果たして、20年前に本当に「漆黒の切り裂き魔」による事件があったのかも、怪しくなってきたような・・・。
でも、谷岡も清水皐月も、近い存在の人が性犯罪に遭って憤っていたというのは間違いなく、
残り2話でどこがどう結びついていくのでしょうか??


前回、美華の友達が言っていた「サイレントレンジャー」という言葉は、バレエ友達の叔父の牧場で「予定されていない妊娠をした馬」に名付けた名のことだったのですね。

なぜ美華が誘拐されてしまったのか?
たまたまなのか?
それとも彰太の子供だからなのか?だとすると、先日に歌舞伎町で「漆黒の切り裂き魔」に誘拐されて殺されてしまった女性はどういう関係があるのか??
いやぁ・・・まだまだ混沌としていますね


谷岡と久慈が一緒に編纂した同人誌も、内容が密かに気になりますが・・・
気になることがありすぎ!
早く真相が知りたいですが、今週と来週の土曜まで我慢ガマン
彰太や由布子と同じように、ただただ美華が無事であることを祈っています

________________

最後に直人さんについて1点だけ

倒れた由布子にお茶を持って行った時に、由布子が
「許してほしいとかそんなこと思わない。ただ美華に元気でいてほしい、それだけなの。ずっとそばにいてほしいだけなの」
と言って泣き出したシーン。
泣いている由布子の手にそっと手を乗せ、一緒に涙する彰太が、とても美しかったです
もっと長いカットで観たかった・・・

あとはもう話にガッツリ引き込まれています。
直人さんが出ているかどうかに関係なく、ドラマに嵌っています
でも、直人さんが出ていなければWOWOWに入ることはなく、観なかったドラマであることは間違いありません


←web拍手です。

※公式HP(こちら

※これまでの感想
 第1話 第2話

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