emitanの心にうつりゆくもの

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姉ちゃんの恋人 第8話

2020-12-17 15:29:54 | 2020秋ドラマ
第8話 「元カノに遭遇…3組のカップルに波乱!」

今回は、辛いこともあったけど、吉岡真人(林遣都)安達桃子(有村架純)と共に次々と乗り越えていきましたね
安達家の長男・和輝(髙橋海人)のナレーションが秀逸でしたし、
真人の母・貴子(和久井映見)の言葉にもホロッとしました
あとは、乗り越えていないのは高田悟志(藤木直人)市原日南子(小池栄子)だけかな~?
あっ、弁当屋藤吉の店長・中野藤吉(やついいちろう)の恋は実るのか!?
最終回が、とても楽しみです。

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これだけじゃ短いので、いくつかシーンを抜き出して感想を書きます。

真人は元カノ・武部香里(小林涼子)と遭遇してしまったけど、なんとか思いを伝えることができて良かったですね。
「幸せ」の連発で重かったですけど
謝ろうとする香里に
「許すとか許さないとかよく分かんないけど、君が幸せでいてくれないと俺が耐えたことが無駄になってしまうし。幸せでいてくれないとさ。だってあの日、あの夜、俺約束したよね?必ず君を守るって。俺、君を守れたんだって思いたいんだ。そうであってほしいし、勝手かもしれないけど。じゃないとさ、じゃないとホント意味がなくなっちゃうから。幸せに生きててほしいし、幸せでいてくれないんじゃさ。頼むから謝ったりとかしなくていいから。幸せでいてくれ、ずっと。上手くいかないことあっても、幸せになることから逃げないでくれ。そうすれば俺は、君を守れたことになるから。お願いします」
と話して。
偶然会うことがあったらこう言おうと思っていたこととは少し違ったようでしたが、
香里が「ありがとうございます」「幸せに…なろうと思います」と話すと、
「君は悪くないから。何も悪くないから」と伝え、
初めは右手が震えていたのに、その言葉を話した頃には右手の震えは止まり・・・

香里が罪悪感で苦しんでいることを見越していて、それを取り去ってあげたいという思いが真人にはずっとあったのでしょうね。
「君は悪くないから」ということを一番伝えたかったのかな。
どこまでも優しい真人

「俺は幸せ、今。ものすごく幸せなんだ。別に君を楽にするためとかそういうことじゃなくて、なんか世界中に言いたいくらい幸せなんだ。全てのことが彼女に出会うためだったんだって思えるんだ。それくらい幸せなんだ。競争だね、どちらが幸せにどっちが幸せに生きてるか」
強がりでこういうことを言うっていうドラマの方が多いけど、このドラマでは真人が本当に今幸せなのだろうな~というのがよく分かります
同席することになった桃子の、どういう顔をしていいか分からないという表情も良かったです。
そして、香里と別れた後に桃子が「でもな~綺麗な人だったな」って言って真人をつねるのが、桃子らしくてまた良かったです


ホームセンターでは、クリスマス商戦
子供たちにプレゼントを渡すサンタマン・山辺新之助(井阪郁巳)は、桃子と真人のクリスマスコンセプトのおかげで、サンタだって駆け寄ってくることのできない子供に気がつくように
その一方で、クリスマス直後に始まるニューイヤー企画の会議が行われていて・・・

3年くらい前から、T's CRAFY & HOMEは色々と変わったそうですね。
社長は一代でここまでにした人なので、頑固というか人の意見をあまり聞かない感じだったけど、
ある日、日南子が「お客様の声掲示板が必要だと私は思います」とメールを送ったら、「そうしましょう。進めてください」と返事が来て、そこから変わったような気がする、とのこと。
ホームページに載っている社長の写真は、知らないオッサン今まで出てきてない人・・・。
この人が、悟志の父?
この人が、8人兄弟の親??
この人が、30億の資産争いの元凶!?(←それは日曜劇場)
(小声で)日南子ほどのポジションの人なら、「高田悟志…あれっ?社長と1字違いじゃない!?」ってならないのかな?

悟志は、フォークリフトの動線上でボーッと考え事をしながら立ち止まってしまい、フォークリフトにひかれそうになったところを、警備員が大声で「○○○~!」と言って気づかせていましたね。
「新社長~!」って言ったのかしら!?

日南子は未だに異動について悟志本人から聞かされず・・・
まだそのことを知る前に
「悟志に抱きしめられた」「悟志に抱きしめられた」「悟志に抱きしめられた」
「あれは何だったんだ?」「あれは何だったんだ?」「あれは何だったんだ?」「あれは何だったんだ?」
と仕事中にニヤける日南子が、とても面白かったです!
すごくよく分かりました!!


悟志&真人の、これまでの絆も描かれていて・・・
真人が今の職場に入った当初から、ずっと見守り、背中をさりげなくスッと押してくれていたのですね
真人が「あの、高田さん」と呼びかけると、悟志が「誰だっけ、高田さんって?高田さ~ん、高田さん」と後ろを向いて探し始め、「悟志さん」って呼び直すと、「ん?どうした」と満面の笑みで応える時の笑顔が、すごく良かったです
真人の過去についても知っていて、「どこにいたのかは知ってるよ。知ってるのはね、俺だけ。心配するなって、俺がちゃんと守る。一目見て、お前のこと信用できるって思ったからかな。当たってた、俺の勘は」
もうカッコ良すぎます
真人がフォークリフトの免許を取り、他の同僚からの信頼も得ていって、真人の頭を嬉しそうに撫でる悟志の姿も、とても良かったです!
真人が悟志の異動を聞いてウルウルする気持ちが分かります。
これから誰が真人をなでなでして散歩に連れて行ってくれるんだろう(←真人は犬じゃない!


今回も、貴子の言葉にはウルッとしました
「起きてしまったことをなかったことにしたりとか、聞かない方がいいだろうとか、そういうんじゃない風になれたら嬉しいな」
と桃子に言って、自死した真人の父のことを話し始め、
「参ったなって言ってた。真人(教頭を辞めたことを)知ったら、辛くて、申し訳なくて、辛くて、謝るんだろうなって。自分のせいでゴメンって。息子から謝られるの、嫌だなって。その気持ちから逃げたくなってしまって、楽になりたくなって、ふっと。で、逃げた。私は全然責める気になれない。人間にはあると思うから、そういう瞬間が。ふっと楽になりたくてそっちに行ってしまう時がね、あるんだと思う。主人はそっちへふっと行ってしまった、それだけのこと。だからね、全然怒ってもいないし、怨んでもいないのよ。ただ、ちょっとバカだね、って思ってる。そこを選ばなければ、まぁあの頃はそんなこと考えることもできなかったけど、さっきみたいに幸せで困ったような顔する真人を見れたのにって。こんな可愛い彼女とこうやってケーキ食べられる日が来たのにって、それは思う。ありがとう、桃子さん」

今年は特に自死した有名人の方が何名もいらっしゃるので、なんだかその人たちのことも思い出しました。
「ふっと楽になりたくてそっちに」「ふっと行ってしまった」・・・
でも、もしふっとなりそうな時に立ち止まって逃げることができたら、貴子のように楽しい瞬間を味わうことがきっと将来訪れると思ってほしいですね。
私も10代の時にだいぶ悩んだ時期がありましたが、その後楽しいことがたくさん出てきました。
現実逃避してやり過ごすことも大事です!!

和輝のナレーションにも繋がるというか・・・
「この世界は、愛だけで成り立ってる訳じゃないし、いい人だけしかいない訳じゃない。
 一歩道を曲がれば、そこには得体の知れない悪意とか暴力とかがあって、それはきっと無くなることはなくて。
 僕らにできることは、誰かにしっかり掴まって、誰かとしっかり手を繋いで、自分たちを守るしかないんだ。
 でないと、不幸への落とし穴はそこら中にある。
 でも、大切な人、守るべき人が一人増えれば、その分世界はいい方向に向かう。
 そういうことだよね?
 僕らはどんな嫌なことだって、楽しいことに変えてしまえる力を持ってるんだ。
 それを強いって言うんだ。そうだよね、姉ちゃん」

真人は、桃子と一緒の時に若い男に絡まれて暴力をふるわれるものの、桃子を守るために必死に前に立ちはだかり、今回は手を出すことなく殴られ続けていましたが・・・。
桃子を守りきった後、桃子の手を真人から握る瞬間が、とても感動しました


真人はきっともう大丈夫!
あとは悟志&日南子だよ!
予告編では、花束を持った悟志が…!?
また予告編でご飯3杯いけそうです←昭和人の感想?ww

←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
※公式HP(こちら

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