emitanの心にうつりゆくもの

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女子的生活 最終話

2018-01-28 17:10:07 | 2018冬ドラマ
最終話(第4話)

凛とした佇まいで美しく、強い気持ちを持って生きているように見える小川みき(志尊淳)だけど、
それでも少し落ち込んだりすることもあって・・・。
そんなみきを、後藤が身をもって守ってくれたり、
いつも行く肉屋のオバちゃんが、コロッケを1個おまけして「女だって、腹に力入れなきゃいけない時だってあるでしょ」って声を掛けてくれたり、
いつも行く水族館の飼育員が、「ミノカサゴは孤高の存在に見えますが、実はチームプレーもできる。綺麗で毒があって、でもそれだけじゃない。最強だと思いませんか?」と声を掛けてくれたりして、
色んな人が、みきを優しく見守っている姿が出ていて、とてもジーンとしました。

人間観察が得意なみきだけど、「人って面白いなぁ。私もまだまだだなぁ」って再発見して、
髪を切ってイメージチェンジして、街を颯爽と歩く最後の姿は、本当に可愛らしくて、美しくて、カッコ良かったです!
とてもいい最終回でした。


オープニングがB'zの『ultra soul』で「ん?」と思いましたが、
同級生・後藤忠臣(町田啓太)のエナジーソングだったのですね♪
愛読書は松坂修二氏の著書・・・どこかで似たようなものを見たことがあるのですが?(笑)
「ランチサンド」ってフレーズも、どこかで聞いたことがあるような!?

「#男子の舌は中2」「セレブでも #男子の舌は中2」には、分かる!!って思いながら観ていました。
私の夫も、シンプルな「ハム付き目玉焼き」が一番喜びます


お嬢様・マナミ(土村芳)は、みきのどこが気に入ったのかな?
自由に生きているように見える みきに、憧れがあったのかな?
マナミは、お金があって、料理も上手で、お金持ちの婚約者がいて、何の不自由もないように見えるけど、窮屈に感じている部分も色々とあったのかな?
「時間をかけていけば、何でも変わって良くなっていく(に違いない)」と信じていたようだけど・・・。
神戸のお嬢様ということは、着ている服はキアリスかしら?(笑)

マナミの婚約者・ケンイチ(山口翔悟)は、酷かったですね。
いくら親がお金持ちでも、「偉そうで勝手で人に対する礼儀を知らない」二世は、大成しないと思います。。。
後藤がケンイチに
「アンタに小川の何が分かる?こいつはね、すっごい奴なんですよ。理想の自分に向かって努力しながら、毎日頑張ってる偉い奴なんです。1回か2回会っただけで、コイツの事分かったように言うな!小川は、そんな薄っぺらい奴じゃないんだよ!小川は…みきはどこに出しても恥ずかしくない、俺の大切な友達だ!」
と言い放つ姿が、メチャメチャカッコ良かったです!!

みきは、居たたまれなくて出て行ってしまったけど、
後藤が一発殴って、
ケンイチは後藤をたくさん殴って、
そんなケンイチのことをマナミも殴ったのですね
マナミも、これから少し変われるかな?


みきは、後藤の言葉にキュンとなって家を飛び出したのかと思ったけど、
愛が芽生えたとかそういうのではないようですね。
私はキャーキャー言いながら観てしまいました
みきの心の声で「一人で強かった心に波風立ちまくり」と言っていたので、一人で強く生きていこうと思っていた気持ちが揺らいで、どうしていいか分からなくなった、ということなのかな。
とても気が合う友人として、時々助け合いながら生きていくというのも悪くない、と思えるようになったのかな?

誕生日になった瞬間に、みきの大好きなあんドーナツでお祝いしてくれるなんて、
深夜に炭水化物を控えている女心を全く分かっていない後藤だけど、
みきの大好きなものをちゃんと知っていて、家族の事も、いい事も悪い事も たくさん知っていて、
正に親友ですよね♪


一般的に言われている生き方に憧れるのは、「そういう生き方が正しいって刷り込まれてるから」
・・・ハッとしました。
知らず知らずのうちに刷り込まれていることって、多いかもしれませんね。
固定観念に縛られて、どんどん窮屈になってしまっていることって、あるかも・・・。

「綺麗なものは綺麗」と言うなど、自分の気持ちに素直になりながら、
他人の個性も尊重して、柔軟に生きていきたいです。


トランスジェンダーの人って、どういう内面を抱えているのだろう?ということを知りたくて観始めた本作ですが、
トランスジェンダーという括りを超えた所が しっかりと描かれていて、
そういう本来の性別のことを考えること自体が無意味なこと、ということが分かるなど、
たくさんのことに気付かされた、とても素晴らしい作品だったと思います!
主演の志尊淳さん、そして制作スタッフの方々がたくさん研究されていたのだな~というのも伝わってきました。
温かいメッセージがギュッと詰まっていて、観ていてとてもポップな気持ちになることが出来ました。
素敵な作品を、ありがとうございました!
そして、お疲れ様でした!!

まだ2018年は始まったばかりですが、今年のベストドラマ5本に入りそうな予感
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~ (きこり)
2018-01-29 15:39:36
ご無沙汰しております~♪
いや~いいドラマでしたよね。
ラストのみきの颯爽とした姿には泣きそうになりました。
マナミ、最初は天然装ったとんでもない奴かと思ったら(笑
彼女は彼女なりに苦しみがあったようで・・・
セレブの世界って親の決めたナントカとかで窮屈なのかしらね?
あんな感じだと女ともだちもいなさそうだし・・( ̄∇ ̄;)
みきにあこがれるのもわかる気がします。
そして後藤、いいやつでした(笑
あの雑な優しさが逆にクールに距離をとってきたみきには堪えるのかも(笑
>そういう本来の性別のことを考えること自体が無意味なこと、ということが分かるなど
ホントですな。見ながらいつのまにか腑に落ちるというか。ひとりひとり違って当たり前というか、いろんなラベルで振り分けてしまいがちだけど、それがその人を知る上で邪魔になっていることってたくさんあるのかも。
ミニーさんの今後も気になるし(笑)続編が見て見たいです。
返信する
>きこりさんへ (emi)
2018-01-29 16:44:01
きこりさん、コメントありがとうございます!
こちらこそご無沙汰していますm(__)m

いいドラマでしたよね!
みきは、考え方が素敵で、颯爽とした歩き方はカッコいいし…憧れながら観ていました。

マナミ、みきを下僕のように振り回しているのかと思ったけど、本当に慕っていたようですね(笑)
フィアンセは、とんでもないヤツでしたが(^^;)
おかげで、後藤のメチャメチャカッコいい所を観ることが出来て、キャーキャー喜んでしまいました( ´艸`)

>あの雑な優しさが逆にクールに距離をとってきたみきには堪えるのかも(笑
みきのペース、乱れまくりでしたよね~!
後藤の妙な優しさや熱さが、みきに影響を与えていきそうなので、また二人に会いたいです!
あっ!ミニーさんにも!!
ミニーさん、どんどん殻を破っていますね(笑)

>ひとりひとり違って当たり前というか、いろんなラベルで振り分けてしまいがちだけど、それがその人を知る上で邪魔になっていることってたくさんあるのかも。
本当にそうですよね。
とても大きな事に気づかされて、とても勉強になりました。
深いドラマでしたね。
このドラマに出会えて良かったです(*^^*)
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