emitanの心にうつりゆくもの

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ラブレボリューション 第7話

2012-07-09 17:35:28 | naohito過去ドラマ
第7話「恋の選択肢」

須賀英一郎にニューヨークに一緒に行こうと告げられた浅丘恭子は、動揺。
恭「私の仕事は?」
須「あぁ・・・辞めてもらうしかないよね、ごめん。
 でさぁ、君のグッドニュースって何?」
恭「竹内先生が、文京医科・・・」
須「えぇ?」
恭「・・・イカ釣り船で・・・一緒にクルーズしないか、って。須賀さんも」
須「・・・イカ釣り船で?」
恭「・・・うん。どう?」
須「・・・行かない」
恭「・・・あ、そう」
(写真1)
須「グッドニュースって、それ?」
恭「・・・うん」
須「なんだ、クルーズとか好きなら、アメリカ行ってすればいいじゃない。
 ほら、フロリダ辺りまで行ってさ」
恭「・・・そうね」
須「どうしたの?
 なんか、あんまり嬉しそうじゃないね」
恭「・・・そんなことない」
須「そうかな?」
(写真2)(写真3)
恭子は振り向いて笑顔を見せながら
恭「嬉しいわよ!すっごい嬉しい。
 ワシントンでしょ、ワシントンDCでしょ。
 ホワイトハウス、連邦議事堂、ペンタゴン・・・。
 私、夢だったんだー、アパートの名前じゃない本当のホワイトハウス見るの。
 あはは、嬉しくない訳無いじゃない!
 須賀さんとワシントンで式挙げて、一軒家でセントバーナード飼って、子供達に囲まれて暮らせるなんて・・・。
 それに・・・須賀さんが私の願いを叶えようと考えてくれたってことが、一番嬉しい。
 ありがとう、須賀さん」

いぶかしがる須賀だったが、恭子のその言葉を聞いて表情を和らげ「来月には一度、ワシントンに下見に行こう。それまでに、周りのこと整理しといて」と言う。
恭子は、表情をあまり見られないように抱きつく。
(写真4)

恭子は、博士号とニューヨーク行きとで悩んでいることを遠藤真理子に相談。
須賀にまだ医大のオファーのことを告げていないと話すと、真理子は
「モテモテで生きてきた男ってさ、いざという時に仕事と自分を秤にかけられると、カチンってくるから。
 しかも、恭子さんのためにワシントン行きを引き受けたって言うじゃない。
 いくら須賀ちゃんでも、マジ切れするかもよ?
 タイミング見計らって話した方がいいわね」
と言われて、動揺してしまう。

そんな中、恭子の病院に、代議士・片桐健三が心臓発作で運ばれる。
入院のことは内密にしてほしいと頼まれたが、夜勤の時に須賀から電話が入る。
(写真5)
須「恭子さん」
恭「須賀さん・・・」
須「こうして真夜中に職場同士で電話する楽しみも、もうすぐ終わりだね」
恭「・・・」
須「局長にさ、君のこと話したんだ。
 英語が堪能な人だって言ったら、安心してたよ。
 ほら、そうじゃないと、すぐホームシックになるからさ。
 君なら、すぐ近所の奥さん達にも溶け込めるでしょ」
恭「・・・」
須「近いうちに、局長に紹介したいんだけどさぁ、いつがいい?」
恭「・・・今は忙しいから、当分無理かな・・・」
(写真6)
須「・・・まぁ最後だもんね。
 仕事をきちんとさせたい気持ちは、分かるよ。
 僕もさぁ、ワシントン発つ前に、片桐さんとのゴタゴタだけはハッキリさせたいし」

すると看護師が恭子に向かって「こんな時にラブコールですか?片桐さん、少し汗が多いようですけど」と話しかけたため、恭子は慌てて電話を切る。
(写真7)
それを聞き取った須賀は、慌てて病院に行こうとするが、同僚から「片桐が東京地検にマークされている」という情報もキャッチする。

病室に行った恭子は、片桐から婚約のお祝いの言葉と共に「男っていうのは、つまらない意地を張るものなんですよ。本当はいつも誰かに支えてほしいと思っているものなんです。須賀君のように一人で生きていけるような顔をしていてもね」と言われる。

翌日、片桐に収賄の事実があるかどうかの取材をしたいと、病院に須賀が訪れる。
恭子が断ると
須「恭子さん、国民には真実を知る権利がある。
 特に税金が使われている公人の不正はね。
 僕にはそれを伝える義務があるんだ」
恭「私にも守秘義務があります」
須「どの部屋にいるの?」
恭「お答えできません」
須「教えてよ」
(写真8)
また廊下でキスをする須賀を恭子は振りほどき、
恭「ふざけないで!
 そんなに知りたがるのは、本当に国民のためなの?」
須「何だって?」
恭「自分の出世のためじゃない、って言いきれる?」
須「もっと僕の仕事を理解してくれているって思っていたけど・・・」
恭「須賀さんだって、私の仕事・・・。
 ごめんなさい、今日は帰って・・・」
(写真9)
須賀は何も言わず、怒って帰る。

片桐の病室に矢吹が現れ、片桐を怒鳴りつける。
矢吹は片桐の息子だったのだ。
そんな矢吹に、父の思いを代弁してあげる恭子を見て、偶然居合わせた真理子は複雑な思いに駆られる。
 
恭子は片桐の病室で、片桐の娘・亜紀子に「今、須賀さんがどこかで倒れたら、どうなさいますか?飛んで行けますか?私にも大切なものはいくつもあるけど、いざという時にどれか一つを選ぶ覚悟はあります」と言われ、恭子は何も答えられなかった。

翌日、片桐の病室に入ると、須賀がインタビューの準備をしていた。
止めさせようとする恭子に片桐は、須賀にだけは自分の口から伝えたかったとして、片桐自身が呼んだと話す。
「ささやかだが、私からの婚約祝いだよ」と片桐が言い、須賀も恭子に「君のおかげで、良い仕事ができるよ」と言う。

矢吹の舞台に行った恭子。
真理子は遅れて到着するが、矢吹は真理子がいないと思い、客席の恭子に向かってアドリブで
「一生を通して僕は、あの夜を忘れない。
 あの夜、あなたがまだその熱き唇を持て余し、丸い今夜の月のように丸い円盤に全てを賭けたあの夜を。
 賭けに敗れ、心も破れたあなたの叫びを。聞いたあの夜から僕は・・・
 僕はあなたを見ていた」
と言う。
そして「何を迷うことがあるんです?緑が美しく、白い家が佇むかの地へ旅立ち、二度と帰ってくるんじゃない!」と言う。
矢吹の想いを知った恭子は、舞台後に「真理ちゃんのことは傷つけないで」と言い、また「今度は生活に振り回されて、大事な人を失うところだった」と言って、須賀への想いを改めて伝える。
しかしその一部始終を、駆けつけた真理子も見ていた。

真理子は、婚約パーティの打ち合わせと称して須賀と会い、「恭子さんも、文京医大のことで頭いっぱいみたいだし」と、さりげなく切り出す。
驚く須賀に
真「博士号を持っている奥さんって、ワシントンでも自慢だよね。
 2~3年は別居だけど、まぁこれもエリート同士のオシャレな結婚って感じ?」
須「何の話?」
真「えっ?」
須「博士号とか、文京医大とか・・・」
(写真10)
真「あー、私、何か余計なこと言っちゃったかなぁ。
 じゃあリスト、ちゃんと見ておいてください」
須「待って!どういうこと?」
真「恭子さん、ちゃんと話すつもりでいると思うの。
 ただタイミング逃しているだけで」
須「いいから、説明して」
真「恭子さん、文京医大に戻って助手になる話があるの。
 2~3年勤めたら博士号取れるって、もうすごく喜んで」
須「ワシントンに行くのは?来ないってこと?」
真「須賀さんとの結婚を止める気なんて、全然無いのよ。
 それはもう、私が保証します。
 だって、助手になったらほとんど収入無くなっちゃうし・・・。
 あっ、だから結婚するって意味じゃないですけどね。
 須賀さん、何か勘違いしていないですよね?」
須「・・・いや、してないよ」
真「そっか、良かった・・・
 じゃあ、素敵な婚約パーティーにしましょうね、おやすみなさい」
と言って、真理子は帰っていく。
(写真11)
須賀は、持っていた紙をクシャっと握りしめる。

婚約披露パーティの日。
真理子は急に来れなくなって欠席。
須賀は、思いつめた表情をしていた。
(写真12:鏡に映る須賀)
(写真13)
マイクの前で須賀は
「本日は、お忙しい中、僕たち二人のためにお越しいただき、ありがとうございました。
しかし、この場をお借りして、ハッキリ申し上げなければなりません。
私、須賀英一郎は、浅丘恭子さんと結婚しません。
ワシントンへは、僕一人で行きます」
(写真14)
驚く恭子に須賀は「君とは結婚できない」と言い、「本当に申し訳ありません」と出席者に頭を下げて、その場を去る。
(写真15)
「須賀さん」と追いかけて叫ぶ恭子に、須賀は一度振り向くものの、無言でタクシーに乗って行ってしまう。。。

_________________

「月9!!」という展開になってきましたね。
ヒロインが、どういう訳か相手の男子に本心を言えなくて、それが誤解を生んで失敗する、というパターンですね。
こんな大事なこと、どうして言えないんだろう?と、私は思ってしまいますが
隠した方が良い嘘は隠し通すけど(爆)、こういう人生を左右することはパートナーに知らせないと・・・ね。
まぁ、それだけ恭子は結婚したかったということなんでしょうけど。

今回の須賀ちゃんは、写真5でこそ笑顔を見せていたけど、曇る表情&怒った表情が多く・・・。
写真15なんて、冷たすぎて(←って、ハートを使う所、間違っている?)

須賀ちゃんも、エリート新聞記者というだけあって、察知は早いんですよね。
「何かある」という感覚は早い段階からあって。

真理子は、完全に嫉妬からなんだけど、嫉妬を向ける先が嫌らしい・・・。
(月9にありがちなんですけどね 笑)

写真12からは、新郎姿の須賀ちゃん(まだ「婚約」だけどね)
これは、何度目の新郎姿なんだろう・・・(笑)
こう見ると、「11年前は、こういうのが流行っていたのね~」と思います。
今は、もう少しズボン部分は細身ですよね・・・スーツの時もそうだけど。

ともあれ、ああいう風にみんなの前でいきなり婚約破棄を伝えられるのは、いくらなんでも恭子さんは可哀想ですね。
須賀ちゃんの冷たい表情は素敵ですけど(←観るところ違う!!) 
リアルタイムで観たら、ドキドキの展開だったんだろうなぁ~ 
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