emitanの心にうつりゆくもの

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平清盛 第34話

2012-09-05 14:17:36 | 平清盛
第34話 「白河院の伝言」

清盛(松山ケンイチ)は急な病に倒れ、体に毒が入り込んでいて、治す薬がないと聞いた平家一門は浮足立つ。
そんな一門を前にして妻・時子(深田恭子)は、長男・重盛(窪田正孝)に向かって「今この時より、一門を統(す)べよ。殿がお目覚めになるまで、棟梁の務めをしかと果たすがよい」と言う。
清盛危篤の知らせは、都のみならず東国にも波紋を広げていく。
後白河上皇(松田翔太)は、妻・滋子(成海璃子)と共に熊野詣に向かっていたが、このまま御所を空けておくのは危ういと考え、帰京することとする。
山法師たちに強訴の動きがあるとの知らせを受けた重盛は、(清盛の)三男・宗盛(石黒英雄)を呼んで鴨川の様子を見てくるように言い渡す。
そんな宗盛を時子の弟・時忠(森田剛)が呼び止め、「(清盛に)万一のことあらば、その時はそなたが棟梁となれ。そなたは正妻の子ぞ。道理に合わぬことが通れば、一門は乱れるぞ」と言う。
それを聞いた時子は、宗盛に「重盛を棟梁と立て、兄弟力を合わせて支えるがそなたの務めぞ」と言って、時忠を叱るが、そのやりとりを奥から重盛が聞いていた。
清盛は熱にうなされながら、実母・舞子(吹石一恵)が自分を宿し、産み、果てていった経緯を夢の中で見ていた。
そして、実父・白河法皇(伊東四朗)から「どうじゃ、太政大臣の座の座り心地は」と尋ねられる。
清盛は「早々に明け渡しました。あまり良い心地がしませなんだ故」と話すと、法皇は自分が院政を始めたのと同じことになっていると話し「やはり流れておるの。物の怪の血が」と言う。
それを聞いた清盛は、保元・平治の乱の時のことを話し「私を上へ上へと駆り立てるのは、この身に流れる物の怪の血ではござりませぬ。この身に浴びてきた血こそが、そうさせるのです」と言う。
すると法皇は「そちはまだ知らぬ、上りきったその果ての景色を。それ(賽の目)を振って見れば分かる。それを振ってわしに追いつけば」と言い、二人は双六を始める。
清盛は「私は、あなた様を追い越して見せまする」と法皇に言ったところで、目が覚める。
病床に駆けつけていた後白河上皇に向かって清盛は「勝手に死んだりはいたしませぬ。まだ終わっておりませぬ故、あなた様との双六遊びが。互いに生まれいずる前より続く、長い長い勝負が」と言って笑う。
病気の間に何が起こっていたかの報告を受けた清盛は「鴨川の水、双六の賽、山法師・・・。白河院の天下の三不如意、我が意のままにしてみせようぞ」と話し・・・


というような内容でした。

今回は、かなりゆったりした内容でしたね。
回想シーンが多く・・・久々に白河法皇と舞子が出てきて。
このお二人の初回の演技が素晴らしすぎて、当時とても感動したので、再び観ることができてとても嬉しかったです。
でも、ちょっと回想シーンが長かったような?
駆け足気味の回が多いので、何だか贅沢な時間の使い方をした回だったなぁ、と思ってしまいました。
でも、「鴨川の水、双六の賽、山法師の動き」と「白河法皇を悩ませた三つのもの(三不如意)」を上手く絡ませたストーリーは、流石だな~と感心しました。
後白河法皇が泥だらけになって清盛の元に駆けつけたのは、ちょっとフィクションが過ぎるなぁと思いましたが

清盛の知らないところで、平家一門の中で「ほころび」が出始めていて。
清盛も正妻の子では無かったのだけど、長男・重盛も正妻の子ではなくて。
時忠、ほんと嫌なヤツですね
今は「清盛がいるからこその平家一門」という状態であるのが、よく分かる回でした。

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感想を書くのが遅れて、申し訳ありませんでした。
残りの月8、月9、火9も、今日は書かないかもしれませんが、少しずつ更新していきますので、よろしくお願いします!

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