emitanの心にうつりゆくもの

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S-最後の警官- 第3話

2014-01-27 19:59:20 | 2014冬ドラマ
第3話 「国際テロリストM上陸!我らこそ命の砦」

警察庁刑事局に新設されたNPS(特殊急襲捜査班)が記者たちの前にお披露目され、隊員・神御蔵一號(向井理)が記者からインタビューを受けることになり、「どんな凶悪犯でも生きたままつかまえることを目指しています。自分たちの存在が、日本の平和を守っていくのに繋がってくれるのであればいいと思います。個人的に目指しているのは『24時間戦隊ポリスメン』みたいなヒーローですし」と話したのが夕方のニュースで流れる。
神御蔵の母・花(朝加真由美)やボクシングジムの会長・棟方耕三(本田博太郎)はテレビで神御蔵の現在の仕事内容を知って驚くが、二人とも耕三の孫娘・ゆづる(吹石一恵)にも知らせていないのはまずかったのではないかと話す。
ゆづるが怒っているのを知った神御蔵は、翌日ゆづるに「心配かけたくなかったしさ。でも、やっぱり人の命は助けてぇから」と話すが、ゆづるは「もういいよ」と言い、「あの蘇我さん(SATの狙撃手・蘇我伊織(綾野剛))って人も同じ職場なの?何となくすんなり聞けたから、あの人の言ってたこと」と話して、別の部屋に行ってしまう。
科学警察研究所研究主任・横川秋(土屋アンナ)は、ゆづるを呼び出して「やっぱり似てる、あなたと神御蔵君。方向性は違うみたいだけど。過去に辛い事件を経験した人間によくある傾向。正面から向き合うことを本能的に避けている、相手が大事であればあるほど。彼は立ち止って向き合う事を避け、行動を優先する。で、あなたは意図的に距離を縮めることを避けている・・・余計なお世話かもしれないけど、神御蔵君との距離の取り方、決めといた方がいいと思うよ。あなた自身が辛くならないためにも」と言って名刺を渡して帰って行く。
警察庁長官官房審議官・天城光(菅原大吉)に呼び出されたSAT(警視庁特殊部隊)隊長・中丸文夫(嶋政宏)は、昨日のNPSのテレビ報道について「(SATは)創設以来30年、ひたすら身分を隠し、家族にも伝えず、遺書まで書いて、ただこの国の治安を守るためだけに汗を流してきたその自分たちが今、腑抜けた集団に取って代わられようとしている。この気持ちがあなたに分かりますか?」と話す。
すると天城は「今のうちにこちらの真意を話しておきますよ。全てはSATを世に出すための措置なんですよ。近い将来、確保を目標とするNPSでは対処不可能な事案が必ず出てきます。その時もしNPSから殉職者が出たとしたら、世間はどう思うでしょうね?この国を守る最後の砦は、SAT以外に有り得ません」と話す。
NPSとSATで合同訓練が行われることになり、1日目は「障害踏破訓練」ということで、基地局の指示に従いながらトラップを抜けて人質を救出するというミッションを、NPSとSATがそれぞれ4人ずつで競い合うことになる。
基地局では、一列になって目的地に向かわせるNPS隊長・香椎秀樹(大森南朋)に対して中丸は「Sの力は個々の優れた能力によって発揮される。これではこの力を出せん」と指摘するが、香椎は「ご心配なく。和の力がうちの信条です」と答える。
途中で人が倒れているのを見つけた神御蔵は、隊員の制止を聞かずに真っ先に駆け寄るが、それはトラップで、被弾も受けたため減点されてしまう。
中丸は「(神御蔵は)人質が存在するとタガが外れる。これまでの事件もそうだった。冷静さを欠く者は、いつか他人を巻き込むぞ」と話すと、香椎は「アイツを突一にしたのは、それも織り込み済みです。アイツは他人の命を守るために、どんな過酷な状況でも一歩を踏み出せる男ですから。その一歩を踏み出せる者だけが、突一の称号を掲げることが許される…これは昔あなたが私に教えてくれた言葉です」と話す。
SATが先に人質の元に到着し、70秒差でNPSも到着し、人質を抱えて目的地に向かう。
両者は、人質代わりの丸太を背負って川を渡るが、NPS側は梶尾竜一(高橋努)が疲れで動けなくなってしまい、速田仁(平山浩行)は体力が十分残っている神御蔵だけ先に行ってSATより前に行くように命じる。
すると神御蔵は「了解!…なんて言う訳ないっしょ」と言って梶尾の背負う丸太を自分が抱え、「みんなでクリアするんですよ!それがNPSじゃないですか!」と言って合計2本を持って川を渡りきる。
先に行くSATだったが、隊員・嵐悟(平山祐介)が地盤が悪い路肩を滑り落ちてしまい、蘇我が救助に向かおうとする。
しかし山中一郎(本宮泰風)は「待て!ミッションはまだ終わってない。任務遂行が最優先だ!人質も無事だ。それにすぐにここに補助要員が駆けつける!」と言って、嵐を置いて3人でゴールへと向かう。
その後にNPSが通り、嵐を見つけた神御蔵は救助し、背中に抱えてゴールへ辿り着く。
そんな神御蔵に対して蘇我は「特殊部隊とは、仲間より任務優先が当然。我々はレスキュー隊ではない。それがこの国の治安を守るSATの信念だ」と言い放つが、神御蔵は「まぁ別に構わねぇけどな、レスキュー隊だと思われても。やり方は違っても、目的は同じだしな。SATの使命がこの国の治安を守ることなら、俺たちNPSの使命はこの国の人を守ることだからよ」と答える。
その後、蘇我と二人っきりになった中丸は「(ケガをした嵐は)もう少し救出が遅れていれば、命に関わるところだった。敵も味方も関係なくか…お前が神御蔵にこだわる理由が少し理解できた気がする。仲間の命も凶悪犯の命も、奴は同様に守るべきものだと考えているのだからな」と話すと、蘇我は「自分は絶対に認めません!犯罪者は檻から出れば半分以上は凶行を繰り返します。それがこの国の紛れもない現実で、自分の姉を死に追いやった!・・・現実です。俺は認めない、絶対に」と言い、中丸は蘇我の胸を叩いて去っていく。
合同訓練二日目。「エントリー訓練」に人質役として参加する予定の横川は、会場に向かう途中で国際テロリスト「M」こと正木圭吾(オダギリジョー)に襲撃され、運転手のSAT隊員と共に拉致されてしまう。
正木は横川を何度も殴り、「今日が記念すべきXデーだ」と言って・・・


というような内容でした。

襄さん・・・
先月まで大河ドラマで宣教師役だったオダギリジョーさんが、女性を殴る蹴るの暴行・・・
なかなかの衝撃でした・・・
(けっこう宣教師役も似合ってるなぁと思っていたので、もう少しその余韻に浸っていたかったのですが
まぁ別ドラマの事は置いておいて
「M」があそこまで横川を殴るのはどうしてなのでしょうね?
国際テロリストとなると、もはや「無抵抗の女・子供は・・・」というものは通用しないのか??
「M」絡みの話は数話だけなのか、最後まで戦う「ラスボス」となるのか!?
(ラスボスは霧山か??)
最後の数分がかなり色々な意味で衝撃的だったので、先に書いてしまいました

合同訓練の第1日目の方は・・・
倒れこんでいる人(トラップ)を見て制止も聞かずに駆け寄っていく神御蔵については「なんだかなぁ」と思ってしまったけど、川を渡る時に丸太を2本持ってしまう所についてはやっと「いいとこあるじゃん」と思えたような。。。
で、崖下に落ちたSAT隊員の救出についてですが・・・どちらが正しいのでしょうね?
結果的には神御蔵が取った行動によってSAT隊員は命までをも救われたのだけど・・・。
人質が「丸太」ではなく「本物の人間」だったら、神御蔵はどうしたのかな??
まだ、神御蔵の取った行動が正しいのかどうかは分かりませんでした。
たぶん、SATの蘇我が話すことも間違ってはいないから、どちらが正しいのか迷うのでしょうね。

天城は、NPSを大々的に活動させているのは「全てはSATを世に出すための措置」と中丸に言っていたけど、真意なのですかね?
そんな天城や元警察庁次長・霧山六郎(近藤正臣)の不穏な動きを既に香椎は察知しているようで、香椎は他の部署の人と極秘でMのことや霧山の事を探っているような描写がありましたが・・・。
香椎と中丸は、完全には対立していないようだから、今後協力して闇組織?を暴き出していく感じになるのかな?

ただの学芸会的な「NPSとSATの対立」だったらリタイアしそうに思えたけど、少し他にも動きが出てきたので、先週よりは入り込めました。

※これまでの感想
 第1話 第2話
※公式HP(こちら
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