emitanの心にうつりゆくもの

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グッドワイフ 最終話

2019-03-20 15:00:05 | 2019冬ドラマ
最終話(第10話) 「妻VS.夫!!ついに直接対決!!逆転の法廷 妻の判断は」

法廷シーンがみんな興奮しすぎて冷静さを失っている感がありましたが、
結末については納得できたというか、とてもいい終わり方だと思いました。
蓮見杏子(常盤貴子)検事・脇坂博道(吉田鋼太郎)夫・壮一郎(唐沢寿明)のことを
「すごい策略家で、すごく不器用な人なんでしょうね」
と言っていましたが、その通りというか・・・。
妻にすら自分の真意を話さず、妻に勘違いをされて問い詰められても、正義を貫くために「もう君には関係がない」と言い放って、
検察上層部に「妻を奪われた私情による捜査」と思わせておいて、強い検察のために正義を追求する・・・
いやぁ、これで円香みちる (水原希子) との過ちがなければ、本当にカッコ良かったのですけどね・・・

杏子「これから先、許せるかどうかモヤモヤしたものを抱えながら生きていくのは嫌。自分の気持ちからは、自分だけは逃げられないから。だから私、もう良い妻を辞める」
壮一郎「17年間、楽しいこともあったよな?」
杏子「たくさんあった」
壮一郎「それなら良かった」
杏子がモヤモヤする気持ちを持つのは当たり前だと思うので、これからはグッドワイフを演じることなく、生き生きと次の人生を歩んでいく姿までが最後に描かれていて、とても良かったな~と思いました。
子供たちも、壮一郎と時々会って、笑い合えるようになりましたしね。


弁護士・多田征大(小泉孝太郎)も いい人だったので、多田と杏子のペアも悪くはないとは思ったけど、
杏子の多田に対する恋愛感情は観ていてあまり感じられなかったので、私としてはこの結末は納得というか・・・
まぁ、今後もしかしたらいい関係になるかもしれないし!?ということで(笑)

多田が裁判官・小宮(野間口徹)にお金の入った封筒を渡している写真が出た時には、ありゃりゃー!と思って観ていたのですが、
「冤罪被害者の会」への寄付だったのですね。
でも、今はグレーなことをしていないけど、過去には休業補償として証人に100万を払うなどして「金で証言を買っていた」と言われても仕方のないことをしていた・・・
多田は真相が明らかになった後で「俺を疑っていたのも本当だろう。もし今後もグレーなことをやり続ければ、いつか必ず一線を越える。そういう警告だよ」
と言っていましたが、壮一郎に まんまとやられてしまいましたね
問題となった裁判の第一審よりも第二審の方が怪しいということまでは多田も考えていたのに、
そこで最高裁の判決が出る前に第一審にケチをつけたいという検察の思惑を利用して多田をハメたのではないか?と考えてしまったのも、壮一郎にまんまとしてやられたというか
まだまだだな~


杏子が多田に言った
「過去にグレーな手を使ったことを後悔してるんだよね?もしまたウソをついたら、弁護士としてまたそれを後悔するんじゃないのかな?誰が知らなくても、自分だけは自分の罪を知ってるから」
というセリフが、とても頭に残りました。


主人公の女性弁護士がとてもカッコ良く、スリリングさがあり、鮮やかな逆転劇があって爽快感もあり、男女間の複雑な心情も巧みに描かれていて、毎週とても面白かったです!
海外ドラマのリメイク作品のようですが、前クールの月9よりもリアリティがあって、ストーリー展開に無理がなく、とても楽しく観ることができました。
劇中音楽も軽快で、ドラマの場面にとても合っているように思いました。
私の中で、今期で一番ハマっていたかも・・・!?です
←web拍手です。
※これまでの感想
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