いつも当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
3か月に1度の恒例である、私の自己満足の記事、2014年夏ドラマ(7~9月期)について「勝手に総括」&「勝手に賞」を考えてみました。
私が完走した夏ドラマは、以下の9本です。
月8(TBS)「ペテロの葬列」
月9(フジ)「HERO」
火9(フジ)「あすなろ三三七拍子」
水10(日テレ)「ST 赤と白の捜査ファイル」
木8(テレ朝)「信長のシェフ」
木9(テレ朝)「ゼロの真実~監察医・松本真央~」
木9(TBS)「同窓生~人は、三度、恋をする~」
木10(フジ)「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」
日9(TBS)「おやじの背中」
このうち全話の感想を書いたのは、3作品でした。
ものすごくのめり込んだドラマはなかったのですが(爆)、静かに楽しんでいたという感じでしょうか。
火10(TBS)「東京スカーレット~警視庁NS係」は、第2話で脱落しました。
「普通の刑事ドラマなら私は観ない」ということで・・・
(キャスト名だけ見たら、とても曲者ぞろいで面白そうに思えたのですけどね)
火10(NHK)「ハードナッツ!」→「聖女」は、両方とも観てます。
ですが、今回の各賞にはこの2作品は入れないで、最後にドラマ全体の感想のみ書きたいと思います。
各ドラマの総括は下の方に書きますが、まず各賞から発表します!
「30代主婦の気ままで勝手な自己満足」の記事ということで、流し読みしてください!
優秀作品賞 「ST 赤と白の捜査ファイル」
「断トツで面白い」という訳ではなかったのですが、毎回とても楽しくて、各話が安定していて失敗回がほぼなく、最終回まで満足のいく内容で良かったです!
各キャラクターがしっかりしていて生き生きとしているのが、私としてはドラマを観るにあたっての重要なポイントなので、その点においてもこのドラマは良かったです♪
2位は「ペテロの葬列」
個人的な嗜好としては「ラストが後味の良いもの」が好きなので、このドラマを1位ということはできないのですが、キャスト・演出・映像等はとても素晴らしく、その点においては「ST」を上回っていたように思います。
中盤のストーリー展開に若干中だるみを感じたり、後味の悪さが・・・という脚本の面で、若干私の好みではなかったので、2位とさせていただきました。
3位は「あすなろ三三七拍子」
初回はあまり引き込まれなかったのですが、2話以降にグイグイと引き込まれて、中盤戦あたりでは「私の一番好きな夏ドラマ」になっていて、ブログ記事を書いていないことを後悔していました。
単純で分かりやすく、とても熱くて感動できる内容だったので毎回とても楽しく、各キャストがとてもハマっていて、どのキャラクターも愛らしかったです。
終盤は、たぶん1~2話カットになったのかなぁ…なんだか淡々と進んでいっているように感じて少し残念だったので、3位とさせていただきました。
4位は「HERO」
内容やキャストは、ほぼ申し分がなかったです。
でも、演出やストーリー内容について、もう少し冒険が欲しかったです。
楽しかったけど、また観たいと思える内容だったけど、もう少し何かが欲しかった点ということで、この順位としました。
5位以降は
「おやじの背中」>「昼顔」>「ゼロの真実」>「同窓生」>「信長のシェフ」
の順番でした。
詳細は、下の各ドラマの総括の方で書きます。
優秀主演女優賞 該当なし
「昼顔」の上戸彩さんは、今まで観たことがない感じで良かったと思うのですが、このドラマのテンポ自体が私は好きではなく、ナレーションの声は早送りで聞いてちょうど良かったのです
「ゼロの真実」の武井咲さんは・・・武井さん出演ドラマは私は結構観ているのですが、今回はあまり合っていないように思いました
当て書きだったとのことでしたが、「お天気お姉さん」の武井さんの方が、私はハマっていたように思いました。
そんなこんなで、該当なしとさせていただきました
優秀主演男優賞 藤原竜也さん(ST 赤と白の捜査ファイル)
早台詞、長台詞、ドS&俺様キャラ、謎が解けてしまった時に全力で悔しがる姿・・・どれも圧巻でした
興奮するとどんどん顔が赤くなってくるのですよね~。
常に全力な姿に感嘆、というよりも心配してしまうくらいでした(笑)
そして、キャップ・百合根演じる岡田将生くんとの、屈折した友情?愛情!?のやり取りは、とても微笑まして可愛らしくもあり、そんな緩急のある演技がとても素晴らしかったです。
また時々連ドラに出てくださいね♪
次点は「ペテロの葬列」の小泉孝太郎さんでした。
シーズン1以上に役に入り込んでいるように感じ、とてもハマっていて、とても素晴らしかったです!
優秀助演女優賞 剛力彩芽さん(あすなろ三三七拍子)
私、正直に言うと(前に書いたかもしれませんが)剛力さんの事をやや苦手にしていたのですが、今回のサヤオは正にハマり役で、とても素晴らしかったと思います!!
ボーイッシュな風貌に合った役ではあったのですが、声の大きさも素晴らしく、団長よりも誰よりも通る声だったように思いました(団長、結構声がかすれていて聞きとりづらかったです)。
初めは顧問の先生に命じられて潜入しただけの嫌な女子生徒なだけかと思っていたのですが、次第に団の精神に心を動かされていく様子を繊細に表現していて、父親の事で葛藤する姿は子供っぽい一面が出ていて、終盤には団をしっかり引っ張っていて・・・
剛力さんの色んな一面を見ることができてとても良かったです!
次点は「同窓生」の稲森いずみさんでした。
稲森さん、とにかく美しかったです・・・。
井浦新さん演じる健太の事を翻弄する様子は小悪魔のようだったけど、夫にDVを受けながらも必死で耐えようとしたり、子供の事を考えて自分の事は諦めようとするなどの心優しい面もあり、そんなフワフワしているようでしっかりと考えているというような繊細な表現が素晴らしかったです。
「ST」の志田未来さんや、「昼顔」の吉瀬美智子さんも、難役を体当たりで演じていて良かったと思いました。
優秀助演男優賞 岡田将生さん(ST 赤と白の捜査ファイル)
主演は藤原君?岡田君??と思うくらい、藤原君と同じくらい、時にはそれ以上に弾けている岡田君を観ることができて、とても楽しかったです。
けっこうイジイジしているキャラクターを演じることが多いようなイメージが私の中ではあったのですが、今回はイジイジだけではなく頼もしい所もしっかりあって、喜怒哀楽がとても大きい役どころだったと思うのですが、役にしっかり入り込んでそういった感情表現を全力で出しているというのが伝わり、とても良かったと思います!
色んな人に「キャップ、気持ち悪い」と言われていたけど、本当に気持ち悪かったですしwww(←褒めています!)
個性的なSTメンバーを見守り、諭し、怒り、褒める姿は、「母性のようなもの」すら感じました。
藤原君との息がピッタリで、赤城と百合根の凸凹したコンビ感が絶妙に出ていて、とても熱い二人の芝居を観ることができて、とても良かったです。堪能しました♪
「ゼロの真実」の佐々木蔵之介さんの、少しダーティで、チャライようでいて熱い部分もある刑事役も、とても良かったです。
真矢みきさんとの色気のあるシーンも、なかなか素敵でした
あとは、「昼顔」の北村一輝さんも、私としては結構ググッときました(笑)
斎藤工くん目当てで観ていたのですけどね・・・無精髭のある男性は嫌いなのですけどね・・・でも、今回の北村さんの野性味あふれる姿に、かなりドキドキしてしまいました
特別賞 反町隆史さん&ほんこんさん(あすなろ三三七拍子)
今まで「特別賞」という枠は設けていなかったのですが、反町さんとほんこんさんのコンビ感が絶妙で、毎回実に楽しかったので特筆したいな~と思い、このような形とさせていただきました。
お二人のボケとツッコミ、団に対する異常なまでの愛、お互いを「ツレ」として実際の夫婦のように(夫婦以上に!?)あうんの呼吸で繋がっている様子がとても出ていて、とても良かったです!!
反町さん演じる斎藤が若干暴走気味なのですが、ほんこんさん演じる山下が「これもご時世や~」と言って中和して、まさに夫婦漫才のような感じだったのが楽しくて、終盤に山下がいなくなってこういった場面が少なくなったのが、とても寂しかったです。
ネットニュースでフジテレビ社長がこのドラマについて「コミカルにする必要があったのか?」と発言していたようですが、そのニュースを読んで私は「ちっとも分かってねーな!!だから最近のフジテレビは・・・」と思っていました。
少し話がズレましたが、お二人の熱いけどオトボケなキャラは、とても愛らしくて大好きでした
主題歌賞 近藤晃央さん「心情呼吸」(ペテロの葬列)
もの悲しさを感じさせるようなメロディー、「守りたい」「届けたい」というような歌詞が、ドラマのストーリーにとてもリンクしているように感じ、とても良かったと思います。
毎回絶妙なタイミングでかかっていて、主人公・三郎に対して一段と感情移入してしまったような感がありました。
(NHK火10ドラマ「聖女」の主題歌は、かかるタイミングが狙いすぎているように思ってしまい、かかると逆に私は興ざめしてしまっています
「狙いすぎ」ではなく「絶妙」・・・この微妙な違いは何なんだろう?単なる好み!?)
以上、勝手に各賞発表!でした。
_________________
ここからは、気に入ったドラマから順に、それぞれのドラマを総括します。
水10(日テレ)「ST 赤と白の捜査ファイル」
楽しく、心地の良いテンポで、各キャラクターが立っていて生き生きとしていて、全話に渡ってのストーリーもしっかりと完結していて、とても満足のできるドラマでした。
若手俳優中心のドラマでしたが、学芸会的にはならず、演技派が揃うとこんなにも楽しくて活気が出るんだ~と、とてもビックリしました。
そして、いつの間にかSTメンバーがみんな少しずつ成長していっているのですが、その変遷も絶妙で、最終回は成長ぶりにもとても感動しました。
原作がいいからか、脚本家が良かったのか、演出も良かったのか、各セリフが生き生きとしていて、良いセリフ・ドキッとするセリフ・笑ってしまうセリフがたくさん散りばめられていたのも、とても良かったです。
ツイッターでこのドラマのタグは盛り上がっていて、特に赤城と百合根のBLまがいのセリフには、多くの人が過敏に反応していて面白かったです。
個人的には、プロファイリングとか人物観察に興味があるので、毎回その事に関する知識を少しずつ知ることができたのも嬉しかったです。
あとは、黒崎の活躍をもう少し観たかったですけど、黒崎演じる窪田君の格闘シーン&肉体美をチラッと拝めて嬉しかったです
続編が観たい!!ということで、取りあえず1月に映画があるようなので多分観に行きますが、連ドラかSPドラマでまた再結成していただきたいです!!
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話
月8(TBS)「ペテロの葬列」
去年のシーズン1を観た時に、引き込まれはしたけど後味が悪かったので続編までは望んでいなかった本作。。。
でも、結局シーズン2も観て、引き込まれて・・・上の「作品賞」の所でも書きましたが、キャスト・演出・映像等はとても素晴らしくて、とても完成されたミステリーだったと思います。
人間の嫌な部分を露わにしていて、ドキッとするセリフもあり、とても嫌な気持ちになることもあり・・・
それでも観続けたいと思ったり、先が気になってしまう、とても力のある作品だったと思います。
主演の小泉君はますます三郎になりきっていて、井手正男(千葉哲也さん)や田中雄一郎(峰竜太さん)はとてもウザく、坂本啓(細田善彦さん)はどんどん壊れていって最後は憑き物が取れて・・・各キャストの熱演がとても光っていました。
そして初回の羽田光昭/暮木一光(長塚京三さん)がものすごく迫力があったので、初回は2時間スペシャルだったけど一気に引き込まれましたし、今多嘉親(平幹二朗さん)がビシッと引き締めていて、この大ベテランお二人もとても素晴らしかったです。
まさか菜穂子と別れることになるとは思わなかったですけど(伏線は随所に張られていたけど、この夫婦はやり直せるものと思っていました)、それがこの作品の特徴(ハッピーエンドでは決して終わらない)でもあるので、シーズン1で免疫がついていたから何とか今回は受け入れることができました(笑)
続編があったら観ると思いますが、2時間スペシャルドラマとか、2夜連続スペシャルドラマとか、そういう感じでいかがですかね?(11話同じ事件の今回は、少し中だるみがあるように感じたので)
【教訓】マルチ商法(洗脳、自己啓発セミナー?)にはくれぐれも気を付け、不審な現金が届いたら警察にすぐに届けたいと思います
※これまでの感想
(第1話の感想は書いていません)
第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 最終話
火9(フジ)「あすなろ三三七拍子」
上の「作品賞」の所でも書きましたが、熱くて、感動の多い、素敵なドラマでした。
第1話を観た時に、応援団OBの怖そうな人たちが多く出ていたり、主人公が無理やり応援団に入れさせられた感が強くて、面白いというより「う~ん、こういう無理強いする集団って嫌だな(怖いな)」という方を強く思ってしまったので、第2話以降を観るのを迷ったのですよね・・・。
結果的に観続けて良かったのですが、視聴率が低迷したのは初回の見せ方だったのではないかな??と思っていました(あとはCMとか番宣について、もう少し工夫が欲しかったかも)。
応援団を家族に例えたり、応援することの意義、気持ちの届け方、大切なものをどう守るか等々、不器用な団員達やOBたちからたくさん学ぶことがあり、そこには涙があって、笑いもあってで、とても素晴らしい内容だったと思います。
キャストもみんなハマっていて、上の方で剛力さんと反町さんとほんこんさんについては書きましたが、 風間俊介くん演じる翔君はチャラいながらも真面目で温かい青年を好演していましたし、森口瑤子さん演じる原先生も面白くて、斎藤先輩と原先生のおかしなやり取りも観ていて楽しかったです。
もっと話題になって、視聴率が上がっても良いドラマだったと思うのですが・・・隠れた良作だったと思います!!
月9(フジ)「HERO」
面白かったですし、法律が関係するドラマでしたが分かりやすくて良かったと思います。
犯罪を起こした被疑者、被害者、事件を公正に判断しながらも将来を見据えたところまで考えていこうとする久利生、久利生の影響を受けて次第に考え方が変わっていく同僚検察官と事務官・・・しっかりと描かれていて、見ごたえがありました。
ただ、もう少し「シーズン2」らしいオリジナルなものがあった方が良かったのではないかと、第1話を観た時からずっと思っていました。
それだったら、もっと旧メンバーのサプライズ登場があっても良かったのでは?とか、牛丸次席にソックリの娘さんの登場があっても良かったのでは?等々、思う所を上げればキリがないですが
でも、新メンバーも旧メンバーも、楽しそうに個性的なキャラクターを確立して演じていらっしゃっていて、仲が良いのも画面から伝わっていたので、始まる前の心配(大人気ドラマの続編なんて大丈夫?という)が吹っ飛んだのは良かったです
次回またあるとしたら、13年とかそんなに長期間は空けないで数年くらいで、でも安易な方向に走らずに「事件&真実はキチンと描く」というスタンスでまた再結成してほしいな、と思っています
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 最終話
日9(TBS)「おやじの背中」
主タイトルは同じなのに、回ごとに全く毛並みの違うドラマになっていて、とても面白い企画だったなぁと全体的には楽しむことができました。
観ている人の年齢や性別や置かれている立場で、好みの回が全然違ったかもしれませんね。
私が好きだった回を順番に並べていくと・・・
1位 第9話「父さん、母になる!?」(脚本:井上由美子、主演:内野聖陽、神木隆之介)
2位 第1話「圭さんと瞳子さん」(脚本:岡田惠和、主演:田村正和、松たか子)(感想はこちら)
3位 第5話「ドブコ」(脚本:木皿泉、主演:堀北真希、遠藤憲一)(感想はこちら)
4位 第8話「駄菓子」(脚本:池端俊策、主演:大泉洋、田中奏生)
5位 第7話「よろしくな。息子」(脚本:山田太一、主演:渡辺謙、東出昌大)(感想はこちら)
6位 第2話「ウエディング・マッチ」(脚本:坂元裕二、主演:役所広司、満島ひかり)(感想はこちら)
7位 第6話「父の再婚、娘の離婚」(脚本:橋部敦子、主演:尾野真千子、國村隼)
8位 第3話「なごり雪」(脚本:倉本聰、主演:西田敏行)(感想はこちら)
9位 第10話「北別府さんどうぞ」(脚本:三谷幸喜、主演:小林隆)
10位 第4話「母の秘密」(脚本:鎌田敏夫、主演:渡瀬恒彦、中村勘九郎)
1位は感想を書いていないという・・・
第1話と第9話、どちらも断トツで良いなぁ~と思ったのですが、第9話の方がリアリティのある感じで考えさせられる要素がいっぱいあったので、1位を選ぶとしたら第9話かな、と思いました。
4位までの第5話と第8話も、話の雰囲気がとても好きで、1時間という限られた枠の中で起承転結がスムーズに入っていて、上手くまとまっていて良かったと思いました。
5位以降の作品は、やや強引さがあるように感じ、名脚本家&名キャストを揃えても・・・1時間で話を収めるのは難しいのだなぁ~と思ってしまいました
でも、いつもはあまり観ない脚本家やキャストの方の作品をこれがキッカケで観ることができて、話内容とは別の点でとても楽しめました。
またこういう試みをしていただきたいかも、です(脚本家の方はドキドキかしら!?)
木10(フジ)「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」
斎藤工さん目当て「のみ」で観始めた本作・・・途中から私は、北村一輝さん演じる加藤に釘付けでした(爆)
私は草食系ではなくて肉食系が好きだったのね~なんてことを知ったドラマでした。以上!(笑)
ストーリー自体は全然興味がなく、特にのめり込みもしなかったのですが、エンターテイメント性が非常に強い作品だったので、どういうオチになるのかな~というのには終始興味があり、あとは加藤のシーンを楽しみに観続けていました(吉瀬さんとの情事がメチャメチャ色っぽかったです)。
のめりこまなかったのは、私自身が「たとえ靴ひもが縦結びにしか結べなくても、斎藤工君のような男は絶対に目の前に現れない」という自覚が十分にあるし、幸い自分の夫が紗和や利佳子の夫のような酷い夫ではないから今のままでいいです~というのが根底にあるからかもしれません。
でも、もし自分の夫がドラマのような酷い夫だったら、私だったらもっと上手く振る舞って慰謝料を取られないように(むしろ貰う位の)工作をして離婚してやる!と思いました(←と言いながら、逆の立場にならないように気をつけます)
主題歌は嫌いでしたが(歌っている方…あなたが不倫ドラマの歌を歌っちゃいかんでしょ。シャレになってない)、菅野祐悟さんの音楽は効果的で、そういった細かい所が上手いなぁ~と思ったりしていましたが、ドラマのテンポ自体はあまり好きではなくて(紗和のナレとか)、所々早送りしながら録画視聴していました
全体的には楽しかったです。たまにはこんなドラマがあってもいいのでは?
木9(テレ朝)「ゼロの真実~監察医・松本真央~」
ストーリーの構成等々は上の「昼顔」よりは全然上回っていたと思うのですが、私の中では本作は地味なまま終わってしまったな・・・という印象を持ってしまいまして
特にどこが悪かったとかそういうことはなかったのですけどね。
上の「助演男優賞」の所でも書きましたが、佐々木蔵之介さんの個性的な役どころがとても好きでした
木9(TBS)「同窓生~人は、三度、恋をする~」
私と同世代の話、そして井浦新さんが主演という事で楽しみにしていたのですが・・・序盤は興味深く観ていたのですけどね。。。
同世代なのにセリフがグッと来なかったのと、演出や音楽については懐かしいというよりも古いと感じてしまったのですよね・・・。
キャストの方たちは申し分がなかったので、もう少し今のアラフォー世代をしっかりリサーチして作品にしてもらいたかったです。
あとは、主人公・健太&あけひのカップルについては丁寧に描かれていたけど、遼介&薫子カップルについてはかなり雑に感じました(あけひの夫&浮気相手のシーンも)。
健太&あけひのストーリーの流れは良かったと思うのですけど・・・そんな感じです
木8(テレ朝)「信長のシェフ」
深夜ドラマから観ていましたが・・・
深夜からゴールデンタイムに格上げし、出演者もベテラン俳優を多く使っていましたが、なんだか余計中途半端になったような感じにも思ったり
真剣に描いているのか、笑いも取りたいのか、深夜のままなら許せた部分もゴールデンだと・・・とか
あと、シーズン2は、信長が「ただケンを利用しているだけ」のように見えて、そして「なぜここで終わる?」という所で終わった(てっきり本能寺の変までやると思った)のが、私としては消化不良だったというか・・・
明智光秀演じる吾郎ちゃんに注目していたので本能寺の変まですると思ったし、シーズン1のミッチー信長様の方がクールビューティながらもケンへの愛情を感じたのですよね、ストーリー的に。
でもまぁ、時代劇をあまり観ない若い子たちが観るのには良かったのかな?
_________________
上の作品賞にはノミネートしませんでしたが、
火10(NHK)「ハードナッツ!」と「聖女」は、両方とも観ています。
「ハードナッツ!」は、橋本愛ちゃんの弾けっぷりにビックリしました(笑)
高良健吾くんの、一見すると真面目そうだけど闇を抱えている演技が特に素晴らしかったです。
ストーリー的にはまずまず面白かったかも・・・という感じで、メチャメチャ引き込まれたという訳ではなかったのですが、毎週楽しみでした。
昨年BSで既に放送されていて、新作という訳ではなかったので、今回のノミネートは見送りました。
「聖女」は、まだ放送が終わっていませんが、毎回観ています。
エンターテイメント性が高いけど、裁判に至る過程もじっくりと描かれていて興味深いです。
ただ、最終回の展開次第かな・・・
この手の内容(殺人罪の被告)を論じることは、全ての事実が分かってからではないと私はできないな・・・ということで、静かに見守りたいと思っています。
余談ですが、NHKドラマ情報を扱っているツイッターのアカウントをフォローしていると、もれなく聖女担当プロデューサーさんの熱いツイートを見ることになるのですが、私はあまり事前に煽りが多いのは好きではないので、ちょっと困っているところです
_____________
以上が、夏ドラマの総括でした!
毎度毎度長い記事で、申し訳ありません
最後になりますが、これまでコメントやトラックバック、web拍手、ツイッターやメールで声を掛けていただき、ありがとうございました!!
自分が書きたいドラマを書いているとはいえ、たまに挫けそうになることもあるので、声を掛けていただけることはとても嬉しいです
一言二言でもいいですし、どんな形でも構いませんので、またお気軽に声を掛けていただけると幸いです!
ブログ等には書いてなかったのですが、この夏は腰痛に悩まされていました
パソコンに向かう時間を減らしたり、バドミントンに行く回数を減らしたりと、色々と試行錯誤の数か月を過ごしていました(今年は健康運がついていません)。
でも、腰はだいぶ良くなってきているので、いちおう秋ドラマも今まで通りに書いていこうとは思っています
こんなブログですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!
※「2014秋ドラマの品定め」は、近日中に書きたいと思っています。
10/4(土)から、NHKの土曜ドラマが始まりますね。
←web拍手です。
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3か月に1度の恒例である、私の自己満足の記事、2014年夏ドラマ(7~9月期)について「勝手に総括」&「勝手に賞」を考えてみました。
私が完走した夏ドラマは、以下の9本です。
月8(TBS)「ペテロの葬列」
月9(フジ)「HERO」
火9(フジ)「あすなろ三三七拍子」
水10(日テレ)「ST 赤と白の捜査ファイル」
木8(テレ朝)「信長のシェフ」
木9(テレ朝)「ゼロの真実~監察医・松本真央~」
木9(TBS)「同窓生~人は、三度、恋をする~」
木10(フジ)「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」
日9(TBS)「おやじの背中」
このうち全話の感想を書いたのは、3作品でした。
ものすごくのめり込んだドラマはなかったのですが(爆)、静かに楽しんでいたという感じでしょうか。
火10(TBS)「東京スカーレット~警視庁NS係」は、第2話で脱落しました。
「普通の刑事ドラマなら私は観ない」ということで・・・
(キャスト名だけ見たら、とても曲者ぞろいで面白そうに思えたのですけどね)
火10(NHK)「ハードナッツ!」→「聖女」は、両方とも観てます。
ですが、今回の各賞にはこの2作品は入れないで、最後にドラマ全体の感想のみ書きたいと思います。
各ドラマの総括は下の方に書きますが、まず各賞から発表します!
「30代主婦の気ままで勝手な自己満足」の記事ということで、流し読みしてください!
優秀作品賞 「ST 赤と白の捜査ファイル」
「断トツで面白い」という訳ではなかったのですが、毎回とても楽しくて、各話が安定していて失敗回がほぼなく、最終回まで満足のいく内容で良かったです!
各キャラクターがしっかりしていて生き生きとしているのが、私としてはドラマを観るにあたっての重要なポイントなので、その点においてもこのドラマは良かったです♪
2位は「ペテロの葬列」
個人的な嗜好としては「ラストが後味の良いもの」が好きなので、このドラマを1位ということはできないのですが、キャスト・演出・映像等はとても素晴らしく、その点においては「ST」を上回っていたように思います。
中盤のストーリー展開に若干中だるみを感じたり、後味の悪さが・・・という脚本の面で、若干私の好みではなかったので、2位とさせていただきました。
3位は「あすなろ三三七拍子」
初回はあまり引き込まれなかったのですが、2話以降にグイグイと引き込まれて、中盤戦あたりでは「私の一番好きな夏ドラマ」になっていて、ブログ記事を書いていないことを後悔していました。
単純で分かりやすく、とても熱くて感動できる内容だったので毎回とても楽しく、各キャストがとてもハマっていて、どのキャラクターも愛らしかったです。
終盤は、たぶん1~2話カットになったのかなぁ…なんだか淡々と進んでいっているように感じて少し残念だったので、3位とさせていただきました。
4位は「HERO」
内容やキャストは、ほぼ申し分がなかったです。
でも、演出やストーリー内容について、もう少し冒険が欲しかったです。
楽しかったけど、また観たいと思える内容だったけど、もう少し何かが欲しかった点ということで、この順位としました。
5位以降は
「おやじの背中」>「昼顔」>「ゼロの真実」>「同窓生」>「信長のシェフ」
の順番でした。
詳細は、下の各ドラマの総括の方で書きます。
優秀主演女優賞 該当なし
「昼顔」の上戸彩さんは、今まで観たことがない感じで良かったと思うのですが、このドラマのテンポ自体が私は好きではなく、ナレーションの声は早送りで聞いてちょうど良かったのです
「ゼロの真実」の武井咲さんは・・・武井さん出演ドラマは私は結構観ているのですが、今回はあまり合っていないように思いました
当て書きだったとのことでしたが、「お天気お姉さん」の武井さんの方が、私はハマっていたように思いました。
そんなこんなで、該当なしとさせていただきました
優秀主演男優賞 藤原竜也さん(ST 赤と白の捜査ファイル)
早台詞、長台詞、ドS&俺様キャラ、謎が解けてしまった時に全力で悔しがる姿・・・どれも圧巻でした
興奮するとどんどん顔が赤くなってくるのですよね~。
常に全力な姿に感嘆、というよりも心配してしまうくらいでした(笑)
そして、キャップ・百合根演じる岡田将生くんとの、屈折した友情?愛情!?のやり取りは、とても微笑まして可愛らしくもあり、そんな緩急のある演技がとても素晴らしかったです。
また時々連ドラに出てくださいね♪
次点は「ペテロの葬列」の小泉孝太郎さんでした。
シーズン1以上に役に入り込んでいるように感じ、とてもハマっていて、とても素晴らしかったです!
優秀助演女優賞 剛力彩芽さん(あすなろ三三七拍子)
私、正直に言うと(前に書いたかもしれませんが)剛力さんの事をやや苦手にしていたのですが、今回のサヤオは正にハマり役で、とても素晴らしかったと思います!!
ボーイッシュな風貌に合った役ではあったのですが、声の大きさも素晴らしく、団長よりも誰よりも通る声だったように思いました(団長、結構声がかすれていて聞きとりづらかったです)。
初めは顧問の先生に命じられて潜入しただけの嫌な女子生徒なだけかと思っていたのですが、次第に団の精神に心を動かされていく様子を繊細に表現していて、父親の事で葛藤する姿は子供っぽい一面が出ていて、終盤には団をしっかり引っ張っていて・・・
剛力さんの色んな一面を見ることができてとても良かったです!
次点は「同窓生」の稲森いずみさんでした。
稲森さん、とにかく美しかったです・・・。
井浦新さん演じる健太の事を翻弄する様子は小悪魔のようだったけど、夫にDVを受けながらも必死で耐えようとしたり、子供の事を考えて自分の事は諦めようとするなどの心優しい面もあり、そんなフワフワしているようでしっかりと考えているというような繊細な表現が素晴らしかったです。
「ST」の志田未来さんや、「昼顔」の吉瀬美智子さんも、難役を体当たりで演じていて良かったと思いました。
優秀助演男優賞 岡田将生さん(ST 赤と白の捜査ファイル)
主演は藤原君?岡田君??と思うくらい、藤原君と同じくらい、時にはそれ以上に弾けている岡田君を観ることができて、とても楽しかったです。
けっこうイジイジしているキャラクターを演じることが多いようなイメージが私の中ではあったのですが、今回はイジイジだけではなく頼もしい所もしっかりあって、喜怒哀楽がとても大きい役どころだったと思うのですが、役にしっかり入り込んでそういった感情表現を全力で出しているというのが伝わり、とても良かったと思います!
色んな人に「キャップ、気持ち悪い」と言われていたけど、本当に気持ち悪かったですしwww(←褒めています!)
個性的なSTメンバーを見守り、諭し、怒り、褒める姿は、「母性のようなもの」すら感じました。
藤原君との息がピッタリで、赤城と百合根の凸凹したコンビ感が絶妙に出ていて、とても熱い二人の芝居を観ることができて、とても良かったです。堪能しました♪
「ゼロの真実」の佐々木蔵之介さんの、少しダーティで、チャライようでいて熱い部分もある刑事役も、とても良かったです。
真矢みきさんとの色気のあるシーンも、なかなか素敵でした
あとは、「昼顔」の北村一輝さんも、私としては結構ググッときました(笑)
斎藤工くん目当てで観ていたのですけどね・・・無精髭のある男性は嫌いなのですけどね・・・でも、今回の北村さんの野性味あふれる姿に、かなりドキドキしてしまいました
特別賞 反町隆史さん&ほんこんさん(あすなろ三三七拍子)
今まで「特別賞」という枠は設けていなかったのですが、反町さんとほんこんさんのコンビ感が絶妙で、毎回実に楽しかったので特筆したいな~と思い、このような形とさせていただきました。
お二人のボケとツッコミ、団に対する異常なまでの愛、お互いを「ツレ」として実際の夫婦のように(夫婦以上に!?)あうんの呼吸で繋がっている様子がとても出ていて、とても良かったです!!
反町さん演じる斎藤が若干暴走気味なのですが、ほんこんさん演じる山下が「これもご時世や~」と言って中和して、まさに夫婦漫才のような感じだったのが楽しくて、終盤に山下がいなくなってこういった場面が少なくなったのが、とても寂しかったです。
ネットニュースでフジテレビ社長がこのドラマについて「コミカルにする必要があったのか?」と発言していたようですが、そのニュースを読んで私は「ちっとも分かってねーな!!だから最近のフジテレビは・・・」と思っていました。
少し話がズレましたが、お二人の熱いけどオトボケなキャラは、とても愛らしくて大好きでした
主題歌賞 近藤晃央さん「心情呼吸」(ペテロの葬列)
もの悲しさを感じさせるようなメロディー、「守りたい」「届けたい」というような歌詞が、ドラマのストーリーにとてもリンクしているように感じ、とても良かったと思います。
毎回絶妙なタイミングでかかっていて、主人公・三郎に対して一段と感情移入してしまったような感がありました。
(NHK火10ドラマ「聖女」の主題歌は、かかるタイミングが狙いすぎているように思ってしまい、かかると逆に私は興ざめしてしまっています
「狙いすぎ」ではなく「絶妙」・・・この微妙な違いは何なんだろう?単なる好み!?)
以上、勝手に各賞発表!でした。
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ここからは、気に入ったドラマから順に、それぞれのドラマを総括します。
水10(日テレ)「ST 赤と白の捜査ファイル」
楽しく、心地の良いテンポで、各キャラクターが立っていて生き生きとしていて、全話に渡ってのストーリーもしっかりと完結していて、とても満足のできるドラマでした。
若手俳優中心のドラマでしたが、学芸会的にはならず、演技派が揃うとこんなにも楽しくて活気が出るんだ~と、とてもビックリしました。
そして、いつの間にかSTメンバーがみんな少しずつ成長していっているのですが、その変遷も絶妙で、最終回は成長ぶりにもとても感動しました。
原作がいいからか、脚本家が良かったのか、演出も良かったのか、各セリフが生き生きとしていて、良いセリフ・ドキッとするセリフ・笑ってしまうセリフがたくさん散りばめられていたのも、とても良かったです。
ツイッターでこのドラマのタグは盛り上がっていて、特に赤城と百合根のBLまがいのセリフには、多くの人が過敏に反応していて面白かったです。
個人的には、プロファイリングとか人物観察に興味があるので、毎回その事に関する知識を少しずつ知ることができたのも嬉しかったです。
あとは、黒崎の活躍をもう少し観たかったですけど、黒崎演じる窪田君の格闘シーン&肉体美をチラッと拝めて嬉しかったです
続編が観たい!!ということで、取りあえず1月に映画があるようなので多分観に行きますが、連ドラかSPドラマでまた再結成していただきたいです!!
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話
月8(TBS)「ペテロの葬列」
去年のシーズン1を観た時に、引き込まれはしたけど後味が悪かったので続編までは望んでいなかった本作。。。
でも、結局シーズン2も観て、引き込まれて・・・上の「作品賞」の所でも書きましたが、キャスト・演出・映像等はとても素晴らしくて、とても完成されたミステリーだったと思います。
人間の嫌な部分を露わにしていて、ドキッとするセリフもあり、とても嫌な気持ちになることもあり・・・
それでも観続けたいと思ったり、先が気になってしまう、とても力のある作品だったと思います。
主演の小泉君はますます三郎になりきっていて、井手正男(千葉哲也さん)や田中雄一郎(峰竜太さん)はとてもウザく、坂本啓(細田善彦さん)はどんどん壊れていって最後は憑き物が取れて・・・各キャストの熱演がとても光っていました。
そして初回の羽田光昭/暮木一光(長塚京三さん)がものすごく迫力があったので、初回は2時間スペシャルだったけど一気に引き込まれましたし、今多嘉親(平幹二朗さん)がビシッと引き締めていて、この大ベテランお二人もとても素晴らしかったです。
まさか菜穂子と別れることになるとは思わなかったですけど(伏線は随所に張られていたけど、この夫婦はやり直せるものと思っていました)、それがこの作品の特徴(ハッピーエンドでは決して終わらない)でもあるので、シーズン1で免疫がついていたから何とか今回は受け入れることができました(笑)
続編があったら観ると思いますが、2時間スペシャルドラマとか、2夜連続スペシャルドラマとか、そういう感じでいかがですかね?(11話同じ事件の今回は、少し中だるみがあるように感じたので)
【教訓】マルチ商法(洗脳、自己啓発セミナー?)にはくれぐれも気を付け、不審な現金が届いたら警察にすぐに届けたいと思います
※これまでの感想
(第1話の感想は書いていません)
第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 最終話
火9(フジ)「あすなろ三三七拍子」
上の「作品賞」の所でも書きましたが、熱くて、感動の多い、素敵なドラマでした。
第1話を観た時に、応援団OBの怖そうな人たちが多く出ていたり、主人公が無理やり応援団に入れさせられた感が強くて、面白いというより「う~ん、こういう無理強いする集団って嫌だな(怖いな)」という方を強く思ってしまったので、第2話以降を観るのを迷ったのですよね・・・。
結果的に観続けて良かったのですが、視聴率が低迷したのは初回の見せ方だったのではないかな??と思っていました(あとはCMとか番宣について、もう少し工夫が欲しかったかも)。
応援団を家族に例えたり、応援することの意義、気持ちの届け方、大切なものをどう守るか等々、不器用な団員達やOBたちからたくさん学ぶことがあり、そこには涙があって、笑いもあってで、とても素晴らしい内容だったと思います。
キャストもみんなハマっていて、上の方で剛力さんと反町さんとほんこんさんについては書きましたが、 風間俊介くん演じる翔君はチャラいながらも真面目で温かい青年を好演していましたし、森口瑤子さん演じる原先生も面白くて、斎藤先輩と原先生のおかしなやり取りも観ていて楽しかったです。
もっと話題になって、視聴率が上がっても良いドラマだったと思うのですが・・・隠れた良作だったと思います!!
月9(フジ)「HERO」
面白かったですし、法律が関係するドラマでしたが分かりやすくて良かったと思います。
犯罪を起こした被疑者、被害者、事件を公正に判断しながらも将来を見据えたところまで考えていこうとする久利生、久利生の影響を受けて次第に考え方が変わっていく同僚検察官と事務官・・・しっかりと描かれていて、見ごたえがありました。
ただ、もう少し「シーズン2」らしいオリジナルなものがあった方が良かったのではないかと、第1話を観た時からずっと思っていました。
それだったら、もっと旧メンバーのサプライズ登場があっても良かったのでは?とか、牛丸次席にソックリの娘さんの登場があっても良かったのでは?等々、思う所を上げればキリがないですが
でも、新メンバーも旧メンバーも、楽しそうに個性的なキャラクターを確立して演じていらっしゃっていて、仲が良いのも画面から伝わっていたので、始まる前の心配(大人気ドラマの続編なんて大丈夫?という)が吹っ飛んだのは良かったです
次回またあるとしたら、13年とかそんなに長期間は空けないで数年くらいで、でも安易な方向に走らずに「事件&真実はキチンと描く」というスタンスでまた再結成してほしいな、と思っています
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 最終話
日9(TBS)「おやじの背中」
主タイトルは同じなのに、回ごとに全く毛並みの違うドラマになっていて、とても面白い企画だったなぁと全体的には楽しむことができました。
観ている人の年齢や性別や置かれている立場で、好みの回が全然違ったかもしれませんね。
私が好きだった回を順番に並べていくと・・・
1位 第9話「父さん、母になる!?」(脚本:井上由美子、主演:内野聖陽、神木隆之介)
2位 第1話「圭さんと瞳子さん」(脚本:岡田惠和、主演:田村正和、松たか子)(感想はこちら)
3位 第5話「ドブコ」(脚本:木皿泉、主演:堀北真希、遠藤憲一)(感想はこちら)
4位 第8話「駄菓子」(脚本:池端俊策、主演:大泉洋、田中奏生)
5位 第7話「よろしくな。息子」(脚本:山田太一、主演:渡辺謙、東出昌大)(感想はこちら)
6位 第2話「ウエディング・マッチ」(脚本:坂元裕二、主演:役所広司、満島ひかり)(感想はこちら)
7位 第6話「父の再婚、娘の離婚」(脚本:橋部敦子、主演:尾野真千子、國村隼)
8位 第3話「なごり雪」(脚本:倉本聰、主演:西田敏行)(感想はこちら)
9位 第10話「北別府さんどうぞ」(脚本:三谷幸喜、主演:小林隆)
10位 第4話「母の秘密」(脚本:鎌田敏夫、主演:渡瀬恒彦、中村勘九郎)
1位は感想を書いていないという・・・
第1話と第9話、どちらも断トツで良いなぁ~と思ったのですが、第9話の方がリアリティのある感じで考えさせられる要素がいっぱいあったので、1位を選ぶとしたら第9話かな、と思いました。
4位までの第5話と第8話も、話の雰囲気がとても好きで、1時間という限られた枠の中で起承転結がスムーズに入っていて、上手くまとまっていて良かったと思いました。
5位以降の作品は、やや強引さがあるように感じ、名脚本家&名キャストを揃えても・・・1時間で話を収めるのは難しいのだなぁ~と思ってしまいました
でも、いつもはあまり観ない脚本家やキャストの方の作品をこれがキッカケで観ることができて、話内容とは別の点でとても楽しめました。
またこういう試みをしていただきたいかも、です(脚本家の方はドキドキかしら!?)
木10(フジ)「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」
斎藤工さん目当て「のみ」で観始めた本作・・・途中から私は、北村一輝さん演じる加藤に釘付けでした(爆)
私は草食系ではなくて肉食系が好きだったのね~なんてことを知ったドラマでした。以上!(笑)
ストーリー自体は全然興味がなく、特にのめり込みもしなかったのですが、エンターテイメント性が非常に強い作品だったので、どういうオチになるのかな~というのには終始興味があり、あとは加藤のシーンを楽しみに観続けていました(吉瀬さんとの情事がメチャメチャ色っぽかったです)。
のめりこまなかったのは、私自身が「たとえ靴ひもが縦結びにしか結べなくても、斎藤工君のような男は絶対に目の前に現れない」という自覚が十分にあるし、幸い自分の夫が紗和や利佳子の夫のような酷い夫ではないから今のままでいいです~というのが根底にあるからかもしれません。
でも、もし自分の夫がドラマのような酷い夫だったら、私だったらもっと上手く振る舞って慰謝料を取られないように(むしろ貰う位の)工作をして離婚してやる!と思いました(←と言いながら、逆の立場にならないように気をつけます)
主題歌は嫌いでしたが(歌っている方…あなたが不倫ドラマの歌を歌っちゃいかんでしょ。シャレになってない)、菅野祐悟さんの音楽は効果的で、そういった細かい所が上手いなぁ~と思ったりしていましたが、ドラマのテンポ自体はあまり好きではなくて(紗和のナレとか)、所々早送りしながら録画視聴していました
全体的には楽しかったです。たまにはこんなドラマがあってもいいのでは?
木9(テレ朝)「ゼロの真実~監察医・松本真央~」
ストーリーの構成等々は上の「昼顔」よりは全然上回っていたと思うのですが、私の中では本作は地味なまま終わってしまったな・・・という印象を持ってしまいまして
特にどこが悪かったとかそういうことはなかったのですけどね。
上の「助演男優賞」の所でも書きましたが、佐々木蔵之介さんの個性的な役どころがとても好きでした
木9(TBS)「同窓生~人は、三度、恋をする~」
私と同世代の話、そして井浦新さんが主演という事で楽しみにしていたのですが・・・序盤は興味深く観ていたのですけどね。。。
同世代なのにセリフがグッと来なかったのと、演出や音楽については懐かしいというよりも古いと感じてしまったのですよね・・・。
キャストの方たちは申し分がなかったので、もう少し今のアラフォー世代をしっかりリサーチして作品にしてもらいたかったです。
あとは、主人公・健太&あけひのカップルについては丁寧に描かれていたけど、遼介&薫子カップルについてはかなり雑に感じました(あけひの夫&浮気相手のシーンも)。
健太&あけひのストーリーの流れは良かったと思うのですけど・・・そんな感じです
木8(テレ朝)「信長のシェフ」
深夜ドラマから観ていましたが・・・
深夜からゴールデンタイムに格上げし、出演者もベテラン俳優を多く使っていましたが、なんだか余計中途半端になったような感じにも思ったり
真剣に描いているのか、笑いも取りたいのか、深夜のままなら許せた部分もゴールデンだと・・・とか
あと、シーズン2は、信長が「ただケンを利用しているだけ」のように見えて、そして「なぜここで終わる?」という所で終わった(てっきり本能寺の変までやると思った)のが、私としては消化不良だったというか・・・
明智光秀演じる吾郎ちゃんに注目していたので本能寺の変まですると思ったし、シーズン1のミッチー信長様の方がクールビューティながらもケンへの愛情を感じたのですよね、ストーリー的に。
でもまぁ、時代劇をあまり観ない若い子たちが観るのには良かったのかな?
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上の作品賞にはノミネートしませんでしたが、
火10(NHK)「ハードナッツ!」と「聖女」は、両方とも観ています。
「ハードナッツ!」は、橋本愛ちゃんの弾けっぷりにビックリしました(笑)
高良健吾くんの、一見すると真面目そうだけど闇を抱えている演技が特に素晴らしかったです。
ストーリー的にはまずまず面白かったかも・・・という感じで、メチャメチャ引き込まれたという訳ではなかったのですが、毎週楽しみでした。
昨年BSで既に放送されていて、新作という訳ではなかったので、今回のノミネートは見送りました。
「聖女」は、まだ放送が終わっていませんが、毎回観ています。
エンターテイメント性が高いけど、裁判に至る過程もじっくりと描かれていて興味深いです。
ただ、最終回の展開次第かな・・・
この手の内容(殺人罪の被告)を論じることは、全ての事実が分かってからではないと私はできないな・・・ということで、静かに見守りたいと思っています。
余談ですが、NHKドラマ情報を扱っているツイッターのアカウントをフォローしていると、もれなく聖女担当プロデューサーさんの熱いツイートを見ることになるのですが、私はあまり事前に煽りが多いのは好きではないので、ちょっと困っているところです
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以上が、夏ドラマの総括でした!
毎度毎度長い記事で、申し訳ありません
最後になりますが、これまでコメントやトラックバック、web拍手、ツイッターやメールで声を掛けていただき、ありがとうございました!!
自分が書きたいドラマを書いているとはいえ、たまに挫けそうになることもあるので、声を掛けていただけることはとても嬉しいです
一言二言でもいいですし、どんな形でも構いませんので、またお気軽に声を掛けていただけると幸いです!
ブログ等には書いてなかったのですが、この夏は腰痛に悩まされていました
パソコンに向かう時間を減らしたり、バドミントンに行く回数を減らしたりと、色々と試行錯誤の数か月を過ごしていました(今年は健康運がついていません)。
でも、腰はだいぶ良くなってきているので、いちおう秋ドラマも今まで通りに書いていこうとは思っています
こんなブログですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!
※「2014秋ドラマの品定め」は、近日中に書きたいと思っています。
10/4(土)から、NHKの土曜ドラマが始まりますね。
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