浪花少年探偵団 第10話

第10話　「クリスマスの惨劇と女の友情」

アパートの浴室で、若い女性・藤川明子（早織）の死体が見つかる。
一見すると自殺に見えるが、右利きなのに右手首に致命傷の傷があり、手首を切ったナイフが室内からは見つからなかった。
そして、浴槽には「ケーキ」という文字が血で書かれていた。
その頃、竹内しのぶ（多部未華子）は、冬休み中の教室を使って、生徒たちと本間義彦（山本耕史）、刑事・新藤修平（小池徹平）、榛名美佳（木村文乃）と、クリスマスパーティをしていた。
そこへクリスマスケーキを教頭・中田幸夫（小日向文世）が持ってきて、切り分けようとしたところ、ケーキの中から血の付いた刃物が見つかる。
その血のＤＮＡ鑑定をしたところ、血は藤川のものだと分かる。
教頭が買っていたケーキは、キャンセルが出たから買うことができたケーキで、ケーキをキャンセルした客は、藤川の職場の同僚・松本悟郎（井坂俊哉）だった。
松本は、藤川の親友・高野千賀子（松本まりか）の彼氏で、藤川には酒井直継（金井勇太）という婚約者がいた。
ちょうど藤川が死亡した頃、付近ではＵＦＯを目撃したと言う人が何人もいた。
しのぶは、藤川の部屋に飾ってあった「藤川・酒井・高野・松本」の４人が写った写真の中で、婚約者・酒井が目をつぶっていることが気にかかり、また「なぜあえてケーキにナイフを仕込んだのか」が気になっていた。
一方、刑事・漆崎進（段田安則）も、藤川の部屋にあった手編みのセーターが酒井の体より大きいサイズだったことが気になり、その近くにあった藤川のノートを読んで、事件の真相を知る。
そこには
　藤川は松本の事が好きだったのに、松本は高野と付き合うようになったこと。
　松本から酒井を紹介されて、酒井からプロポーズをされ、藤川は松本を忘れて酒井の事を考えようと決意したこと。
　松本から「あきちゃんといると落ち着く。あきちゃんみたいな人と一緒になれたらいいのにな」と言われ、再び松本に対する想いが募り、酒井に対して申し訳ない思いを持ったこと。
　そして最後には、高野が松本からプロポーズされたとはしゃいでいて信じられない
と書いてあった。
真相は、藤川はナイフを２本所持していて、１本目のナイフで小さい傷を作って血を付けて、そのナイフをケーキの中に仕込み、２本目のナイフに予め風船を付け、自分で右手首に致命傷を作った後、そのナイフは風船と共にに飛んでいった（＝ＵＦＯ騒ぎの真相）、ということだった。
しばらくたって、ナイフのついた風船が見つかり、そこに付いていた紙には「せめて風船が見つかるまでの、ほんの一瞬の間だけ、千賀子と松本さんを苦しめてやりたかった」と書いてあり・・・


というような内容でした。

うーーーん、ちょっと今日は・・・。
「手首を切ったナイフを風船に付けて飛ばす」っていうのが、何だかとても非現実的に思えちゃって
１本目の自分の血がついたナイフを、ケーキ屋さんに持って行って、置いてあるケーキに差し込むっていうのもビックリだったのですけど。
そんな複雑な偽装をしようと思うくらい、松本＆高野を恨んでいたということなのだろうけど。
でも、そんな数々の仕込みをしている間に、「やっぱり生きよう」って思い直すことは無かったのかなぁ？？
こんな自分を愛してくれている婚約者・酒井に対して、とても申し訳ないという気持ちも大きかったのだと思うけど。。。
ということで、イマイチ感情移入できませんでした。

しのぶが新藤に、クリスマスプレゼントであるネックレスのお礼に手袋をプレゼントしたので、「おぉ！！」と思ったのだけど、全く同じ手袋を本間にプレゼントしていた、というオチ（笑）
しのぶは、本当にこの二人を「男」としては見ていないんですね～。
ベタなんだけど、大笑いしてしまいました。


先日、関西在住の方とお話しする機会があって、この「浪花少年探偵団」を家族で楽しく観ているという方がいらっしゃいまして・・・。
その方に「多部ちゃんの関西弁、ぶっちゃけどうなの？」と聞いたら、「すごく頑張っているんだけど、やっぱり違うんだよね～。でも、すごく頑張っているとは思うよ！」と言っていました。
そうなんですね～、私には判別はできないのだけど・・・。
まぁ、私もドラマで役者さんが北海道弁を話しているのを聞くと、「そのイントネーションは違うよ」と思ったりすることがあるので、やっぱり地元の人が聞くとそうなのね～と思ったのでした

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残る今週の未消化ドラマは
　月９、火９、水10
ですね
今日の夜の木９はリアル視聴する予定ですが、上の３本は明日以降に書きます。
（一日にドラマ３本は、書けないです。ごめんなさい）