emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

姉ちゃんの恋人 第5話

2020-11-25 16:55:22 | 2020秋ドラマ
第5話 「告白の返事に涙…彼が下した決断は?」

吉岡真人(林遣都)のことが大好きだけど姪・安達桃子(有村架純)の心配が先に立つことに苦悩する保護司・川上菊雄(三石研)
真人の事件の真相を察しながらも明らかにできなかったことで今もなお苦悩する母・貴子(和久井映見)
桃子の三兄弟の様子を見て桃子に真実を話さないとと決意して正直に話す真人、
真人の過去を知って涙するものの抱きしめる桃子・・・
みんなの苦しい思いがたくさん伝わってきて、とても胸がつまりました
でも、桃子が真人のことを抱きしめてくれたのは、とても感動したな。。。
真人が一方的に悪い訳ではないというのが、言葉にはなくても分かったのでしょうね。
真人の抱えているものを知り、まだどうしていいか分からないけど抱きしめてしまった・・・ということなのかな?
これから桃子が、そして川上がどう考えて動いていくのか、とても気になります。

川上は貴子に
「私はお二人に、別れてくれとか、桃子を諦めてくれとか、そういうことを言いに来た訳じゃないんだ。ただ…私、この仕事を始めてね、ずっと真人君みたいな子の面倒っていうか見てきて、もちろん色んな子がいたんだけど、みんな何とかもう一度人生やり直したいって思ってて、私は私で何とか力になりたいって思ったし、信じたし、みんなのことを。そのね…、そのあと結婚した子も何人かいてね。結婚式行って『お~、良かったね』って言って。でも、でもね…、それが真人君の相手が自分の姪だって知って、私、私…、どうしていいか分からなくなってね。ごめんなさい…。俺、真人君のこと大好きなのにさ、信じてるのにさ、桃子…桃子、親を亡くして進学諦めて、弟3人自分が幸せにするんだって、親代わりで。それでね、もうこれ以上何か背負わせるのはかわいそうでさ…。私、私…」
と話していましたが、
保護司も一人の人間ですからね・・・
やっぱりこういう苦悩もあるのだろうな・・・と思いながら観ていました。
それを聞く貴子もかなり辛いと思いますが。。。

貴子は、真人が拘留中に、減刑になるようにと、事件現場で一緒にいた彼女・香里に真実を話すよう説得しようとしていたようですね。
でも真人は「止めてくれ。香里がそう言ってるなら、そうなんだよ、それでいい」と言ったため、
「このままじゃ大変なことになっちゃうんだよ!あなた一人だけ悪者になって。だから…」と言ったものの、
真人は拒絶してしまって・・・。
そして、お父さんも教師で、事件後に退職して、真人が服役中に自死・・・
真人も貴子も壮絶な3年間を過ごしていたと思うと、本当に辛いです・・・
(ドラマですけど、みなさんの熱演でどうしても感情移入してしまいます)

今の時代、何かあるとネット上に氏名や写真が上がり、あることないことを書かれて、それが数年経っても残ることもあって・・・
桃子も、真人の高校野球時代のことを知りたくて検索してみたら、3年前の真人の記事が次々とスマホ上に現れて、
都内在住の会社員、28歳、泥酔状態、暴行傷害、逮捕、重軽傷・・・の文字が
こうして真相は違うこともあるということで、わずかな文章のみで決めつけないようにしないといけないと改めて思う、今日この頃です。

真人が桃子に、隠すことなく正直に話したことのは、とても良かったです。
「桃子ちゃん、色々ありがとう、楽しかった。俺は君みたいな素敵な人と付き合ったりできるような人間じゃないんだ。黙っててゴメンナサイ」と言って打ち明け、
服役中に父は自死したのに「それなのに俺は生きてる…」と
「そんな人間なんです。君みたいな人と絶対に関わっちゃいけないような、そんな…。だから…」
事件は真人だけが悪い訳ではないのに、全部を背負ってしまった真人・・・。
桃子は浜野みゆき(奈緒)に真人のことを「何かね、ギュッと掴んでないと、消えていなくなってしまうような気がするんだ…」と言っていましたが。。。

高田悟志(藤木直人)も、そんなことを感じながら、真人をさりげなく支えていますよね。
バーベキューの帰り道に真人が「楽しかったな~。ありがとう、誘ってくれて。忘れないだろうな、今日のこと…。うん、絶対忘れないな」と言っているのを背中越しに聞いて、少し顔が曇るものの、振り向いて真人に微笑みながらアイコンタクトを取っていて、
真人の楽しかったという思いと、その裏にある思いの両方を知っての一連の表情だったように思いました。


・・・と、重い話が多く盛り込まれていたものの、ホッコリ&クスッとする話も所々に散りばめられているのが、本作の良いところで

冒頭の、悟志が市原日南子(小池栄子)に「またやろうよ、バーベ」と言って舌をペロッと出したところ!
しかも、舌の向きがQと同じ方向!!
更にダメ押しで「今の分からなかった?アルファベットのQ。キュー!
桃子の「キュー」も可愛かったです

姉ちゃんの好きな人がどんな人か気になって倉庫まで見に行く三兄弟も、可愛いぞっ、このヤロー!(←by水10w もう観てないけど
「姉ちゃんが好きになった人を見てみたかったんだ。でね、俺たちどんな人が全然知らなかったのに、何となく分かったよ、姉ちゃんが好きな人。不思議だね。でも、分かったんだ。家族だからかな。そして、姉ちゃんの好きな人を、俺たちも好きになっちまった。参ったよ。」
名札を見る前に誰が吉岡さんか分かる三兄弟
フォークリフトを颯爽と操る吉岡さんの姿を見てカッコいいと思い、帰り道に運転のマネをする三兄弟
真人も三兄弟のことをサイドミラー越しに気づいて、微笑ましい顔をしていましたね。
でも、三兄弟が帰ってからは曇りがちな顔に・・・桃子と三兄弟のことを考えて、早く過去を話さないといけないと思ったのかな?
そんな表情だけで魅せてくれる遣都君が、本当に素晴らしいと思いました

ライバル会社との草野球大会の、なんとキラキラ満載だったこと!
 悟志「だ~れだ?」
 日南子「令和の時代に、なんて新鮮な『だ~れだ』!しかも人生初体験!」
 悟志「俺でした~!」
テレビを観ながら思わず変な声を出してしまいました
そして、ヒットを打って親指を立ててガッツポーズする悟志を見て、崩れ落ちる日南子が、わかりみ深すぎるwww
更に、ピッチャー真人、めっちゃめちゃカッコいい!!
桃子じゃなくても、私の目もハートマークでした
オチは、警備員さん!「すみません~!開店の時間に間に合わなくなるので!」
それは仕方ないですね

前回、悟志が日南子に渡したイノッチハンカチは、アルマーニのハンカチだったのですね。
クマちゃんの柄、可愛い
その影響で、日南子がアルマーニのものを集めまくるの、分かる!!
桃子も、真人と同じブランド「PSG」のスエットを購入していましたね
「恋するとさ、その人のオタクになるんだよね~」
はいっ!!!!!
でも、私はアルマーニグッズはそんなに集められないです
と言いつつ、ハンカチは欲しいと思って検索しちゃいましたが、まだ見つけられていませんwww

悟志さん、何日も仕事を休んでいるという話の時に、カッチリとしたスーツを着ていつもとは別の険しい顔で歩いていたけど、今回はそれから先は明かされませんでしたね。
どういう裏の顔?(表の顔?)があるのかしら。


かなりガッツリとしたラブストーリーの様相を呈してきましたが、家族の話も丁寧に描かれていて、どの話もとても気になります!!

←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話
※公式HP(こちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Athlete Beat #334 | トップ | Athlete Beat #335 »

コメントを投稿