emitanの心にうつりゆくもの

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グッド・ドクター 第7話

2018-08-24 16:25:05 | 2018夏ドラマ
第7話 「元小児外科患者が再入院!結婚直前の2人に悲劇が…」

(序盤は辛口感想です。あしからず)

今回の話は、観ている視聴者の年代、性別、健康状態等によって見方が大きく変わる題材だな、と思いました。
もちろん感動的には仕上がっていましたが・・・

私は、自身が婦人科系疾患を抱えているのと、40代で子供がいないのと、周りに婦人科系疾患を抱えた知人が複数いることから、今回の描き方は物足りなかったというか、もっとしっかり描いてもらいたかったというか・・・
確かに卵巣奇形腫の検査結果が出るまで、そして検査結果が出てから手術を受けるまでの苦悩はよく描かれていたけど、病院内の揉め事が細切れで多く入っていたのが残念で(それが今回の患者の状況とリンクしているのならいいのですが)、今回の患者のことを1話全体でもっとじっくりみせてもらいたかったな、と思いました。

また、手術後の、これからの長い人生の中で、卵巣が無いことについての心理的・肉体的な苦しみはとても大きいものでしょうから、今回のように婚約者であるパートナーの理解によりすぐに立ち直れるかと言えば違うと思うので、
今回は(小児)外科のドラマだから手術以降のことは描く必要がないかもしれないけど、だからこそ違う病気の題材で今回言いたかったこと(昔の小児外科の患者が再び入院/湊と中島の和解)を描いてもらいたかった・・・
要は、一部の女性にとってはデリケートで大きな病気の内容だったので、やるならもっとしっかりやれよ!というのが、私の率直な感想です。


まぁ、病気の内容を無視した感想としては、

小児科時代に担当医だった先生が今も同じ病院にいてくれて、大人になっても診てくれている、というのはいいな~、羨ましいな~と、とても思いました。
私も小学校5年生の時に検査入院してから経過観察となり、大きい休みのたびに検査に行っていたのですが、途中で医師が変わり、原因不明だけど小さな疾患だったので行くのが面倒くさくなって行かなったことがあったのですよね
他にも、別な疾患が何年かおきに出ているけど、全部違う病院にかかっていて、同じ病院でかかることができれば楽なのにな・・・と思ったり。
まぁ、どれも大病院にかかるほどのものではまだない、ということで、見方を変えればいいことではあるのかもしれないですけどね。

今回の瀬戸夏美(上野樹里)の場合は、成人女性の婦人科にかかわる手術をしたわけですが、小児外科って本当に幅広い知識が必要で、かなりオールマイティさが求められるのだな、と改めて感服しました。


あとは、人を好きになって胸がキュッと痛くなることを、好き同士なのに離れなければならないことがあることを、まだ理解できない新堂湊(山﨑賢人)について。
病院長・司賀明(柄本明)は「それが愛なんだよ。自分のことよりも相手の幸せを心から願うことができる。たとえ遠く離れて会えなくなったとしても、愛する心、愛された心は消えることはないんだ」「医者にも治せないことがあるんだよ」
と言っていましたが、暗に司賀が湊に自分の愛を忘れるな、と言っているようで、とてもジーンとしました。

そして、司賀は高山誠司(藤木直人)には
「一つだけ私のわがままを聞いていただいても?もしこのままここが無くなり、私がいなくなった際には、どうか湊のことをよろしくお願いいたします」
と言っていましたね。
湊のことがとても心配なのだろうな・・・、とても心残りなのだろうな・・・と思って、とてもジーンとしました。
このシーンも、もっと長く観たかったです!
柄本さんの演技、とても感動しました。


高山は、理事長・東郷美智(中村ゆり)
「俺はここの小児外科を、あのチームを必ず守ってみせる」
と言っていましたが、どうやって守るのか、
お金の問題はどうクリアするのか、
今後に期待します。。。
←web拍手です。
※これまでの感想
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※公式HP(こちら
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