第9話 「放浪」
古川ミチル(戸田恵梨香)は、竹井輝夫(高良健吾)の頭にフライパンを振り下ろした後、外へ走って飛び出したところを、心配で長崎から駆けつけた親友・初山(安藤サクラ)に声を掛けられる。
ミチルは初山に「あのまま人の良い久太郎(柄本佑)と結婚して、時計屋の奥さんになるっていうのは何か違うっていうか・・・一樹・・・豊増(新井浩文)さんが違う世界に連れてってくれる気がしたのかな。あの人を悪くは言えない・・・私が勝手についていったんだからさ」と打ち明ける。
しかし、2億円が当たったことや竹井との間で最近起こった事件の事は話すことができず、明け方に二人は別れる。
新宿駅の高速バス乗り場に行ったミチルは、そこで立石武子(タテブー/濱田マリ)がバスから降りるのを目撃し、とっさに隠れようとして、京都行きの高速バスに乗り込む。
その頃長崎では、ミチルの父・継徳(平田満)が久太郎の父の元を訪れ、久太郎の捜索願を出さないかと話すが、久太郎の父は「でも2人一緒なら・・・警察沙汰は困りますよ。うちは高級品を扱っている客商売なんだ。若い者のする事をいちいち騒ぎ立てていたら、こっちが恥をかきますよ」と言われてしまう。
家に帰った継徳は「俺はダメだな・・・ミチル、元気にしてるのか?せめて声だけでも聞かせてくれ・・・。帰らないのは俺のせいなのか?許してくれ、ミチル・・・」とつぶやく。
竹井は、フライパンで殴られた後に気絶していたが目を覚まし、豊増のマンションに行くと立石の姿があったため、後ろからジッと見守る。
京都行きのバスに乗ったミチルは、バスの車中で老夫婦・大浦杜夫(石橋蓮司)と真知子(梅沢昌代)に出会い、費用は全部出すから京都の旅を一緒に回ってくれないかと声を掛けられる。
ミチルは、夫婦と一緒の宿に泊まって食事をし、ビクビクしながら観光地を回るが、杜夫から「娘に先立たれましてね、交通事故で。いきなり娘が目の前から消えちまって・・・代わりに保険金が入ってきたんです。私ら、そんな金使える訳なくて・・・いたたまれず家を出てきたんです。娘と一緒に来るはずの京都でした。ご迷惑でしたね。もう一度親になれたようで、ミチルさん本当にありがとうございました」と打ち明けられる。
そして「親にとってね、子供を失うっていうのは心臓をもぎ取られるようなものなんです。金なんて何の役にも立たない・・・そんな親の気持ち、分かってやってくださいね」と言われたミチルは、長崎に戻る決心をし、長崎に戻る。
しかし、高台から父の姿を見たミチルは、果てしなく遠く感じられ、駆け寄る勇気が出ずに、実家から遠ざかってしまう。
歩いていると妹・千秋(波瑠)に会い、千秋は「お父さん、だんだんしゃべらなくなって・・・なんか気に病んでるんじゃないかな?自分がお姉ちゃんを帰れなくさせたって。えらく堪えているみたい」と話す。
しかしミチルは、長崎に来たことを父親には伝えないように千秋にお願いをして去っていく。
ケータイに初山から留守番電話で「今度はタテブーが東京に行ったっきり帰ってこないんだよ。噂ではさ、タテブーと久太郎が駆け落ちしたんじゃないかって」というメッセージが入っていた。
ミチルはこれも竹井の仕業だと確信し、「竹井・・・もうやめて、お願いだから・・・」と泣き出す。
バスターミナルでうなだれているミチルを、バスの運転手・香月(大森南朋)が声を掛ける。
・・・これが、妻・ミチルとの出会いでした。
その時のミチルには、若い女性特有の華やかさも、健やかさもありませんでした。
あったのは、心ここにあらずといった虚ろな視線と、曲がった背中でした。
手招きすれば、どこにでもついてきそうな危うさを私は放っておけませんでした・・・
というような内容でした。
竹井!
↑
あっ、これは予告編のパクリでした(笑)
とりあえず最近「竹井!!」という感想ばかりだったので、とりあえず今回も書いてみました
でも、やっぱりタテブーにロックオン
していましたよね・・・。
タテブーも、まさか黒幕が竹井だとは思わなかった事でしょう・・・
ミチルとの対決なら何とかなると思ったのでしょうけど、バックにはトンデモナイ殺人鬼がいたのなんて・・・ね
久太郎の父は、息子の事じゃなくて店の事が大事なのね
もちろん店の風評は大事だろうけど(特に田舎なので)、1か月以上連絡が取れなくても慌ててないのにはビックリしました。
まぁ、ミチルと駆け落ちしたのだと思ったのでしょうけどね。
ミチルのお父さんは、早くミチルを探したいのに・・・葛藤がよく出ていました
ミチルは・・・
父親にも初山にも、犯罪に巻き込まれたことを打ち明けることができれば良かったんですけどね。
自分を信じてくれている人たちには、殺人の事なんてやっぱり言えないか
でも、ずっと逃げ続けるつもりなんだろうか?
やっぱり風まかせに見えます。。。
香月と一樹・・・「づ」と「ず」の違いはあるけど、ほぼ同じ名前の男(笑)
偶然??
苗字と名前の違いもありますが
※2013.03.13追記
香月を「かづき」と読むものだと思っていたら「こうづき」でした。
上は私の勘違いです。失礼しました
香月は、バスの運転手でしたね~(先週、コメント欄でちょっと予想したのが当たりました)。
香月も過去に何かを抱えているようですが・・・
で、来週は香月と竹井が対決!!
あと30分で終わるのでしょうか??
これで竹井が勝ってしまうというオチではない気がするのですが(竹井が勝つとしたら、何を言いたいドラマだったのか全く分からないw)、最終的にどう決着するのかがとても気になります!

※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら)
____________
このドラマが終わった後に、3月10日~BSプレミアムで始まる「神様のボート」のCMが入っていましたね(2つ目のCM)。
私の家はBSが観れないので・・・地上波でもやってほしいなぁ、NHKさーん!!
BSドラマはいつも我慢しているのですが、今回に限っては直人さんが出ているので、月末に録画DVDを実家から入手して観る予定です。
大人の恋愛ドラマ、期待しています!
(あっ、ストーリーの方ですよ!なんてね 笑)
古川ミチル(戸田恵梨香)は、竹井輝夫(高良健吾)の頭にフライパンを振り下ろした後、外へ走って飛び出したところを、心配で長崎から駆けつけた親友・初山(安藤サクラ)に声を掛けられる。
ミチルは初山に「あのまま人の良い久太郎(柄本佑)と結婚して、時計屋の奥さんになるっていうのは何か違うっていうか・・・一樹・・・豊増(新井浩文)さんが違う世界に連れてってくれる気がしたのかな。あの人を悪くは言えない・・・私が勝手についていったんだからさ」と打ち明ける。
しかし、2億円が当たったことや竹井との間で最近起こった事件の事は話すことができず、明け方に二人は別れる。
新宿駅の高速バス乗り場に行ったミチルは、そこで立石武子(タテブー/濱田マリ)がバスから降りるのを目撃し、とっさに隠れようとして、京都行きの高速バスに乗り込む。
その頃長崎では、ミチルの父・継徳(平田満)が久太郎の父の元を訪れ、久太郎の捜索願を出さないかと話すが、久太郎の父は「でも2人一緒なら・・・警察沙汰は困りますよ。うちは高級品を扱っている客商売なんだ。若い者のする事をいちいち騒ぎ立てていたら、こっちが恥をかきますよ」と言われてしまう。
家に帰った継徳は「俺はダメだな・・・ミチル、元気にしてるのか?せめて声だけでも聞かせてくれ・・・。帰らないのは俺のせいなのか?許してくれ、ミチル・・・」とつぶやく。
竹井は、フライパンで殴られた後に気絶していたが目を覚まし、豊増のマンションに行くと立石の姿があったため、後ろからジッと見守る。
京都行きのバスに乗ったミチルは、バスの車中で老夫婦・大浦杜夫(石橋蓮司)と真知子(梅沢昌代)に出会い、費用は全部出すから京都の旅を一緒に回ってくれないかと声を掛けられる。
ミチルは、夫婦と一緒の宿に泊まって食事をし、ビクビクしながら観光地を回るが、杜夫から「娘に先立たれましてね、交通事故で。いきなり娘が目の前から消えちまって・・・代わりに保険金が入ってきたんです。私ら、そんな金使える訳なくて・・・いたたまれず家を出てきたんです。娘と一緒に来るはずの京都でした。ご迷惑でしたね。もう一度親になれたようで、ミチルさん本当にありがとうございました」と打ち明けられる。
そして「親にとってね、子供を失うっていうのは心臓をもぎ取られるようなものなんです。金なんて何の役にも立たない・・・そんな親の気持ち、分かってやってくださいね」と言われたミチルは、長崎に戻る決心をし、長崎に戻る。
しかし、高台から父の姿を見たミチルは、果てしなく遠く感じられ、駆け寄る勇気が出ずに、実家から遠ざかってしまう。
歩いていると妹・千秋(波瑠)に会い、千秋は「お父さん、だんだんしゃべらなくなって・・・なんか気に病んでるんじゃないかな?自分がお姉ちゃんを帰れなくさせたって。えらく堪えているみたい」と話す。
しかしミチルは、長崎に来たことを父親には伝えないように千秋にお願いをして去っていく。
ケータイに初山から留守番電話で「今度はタテブーが東京に行ったっきり帰ってこないんだよ。噂ではさ、タテブーと久太郎が駆け落ちしたんじゃないかって」というメッセージが入っていた。
ミチルはこれも竹井の仕業だと確信し、「竹井・・・もうやめて、お願いだから・・・」と泣き出す。
バスターミナルでうなだれているミチルを、バスの運転手・香月(大森南朋)が声を掛ける。
・・・これが、妻・ミチルとの出会いでした。
その時のミチルには、若い女性特有の華やかさも、健やかさもありませんでした。
あったのは、心ここにあらずといった虚ろな視線と、曲がった背中でした。
手招きすれば、どこにでもついてきそうな危うさを私は放っておけませんでした・・・
というような内容でした。
竹井!
↑
あっ、これは予告編のパクリでした(笑)
とりあえず最近「竹井!!」という感想ばかりだったので、とりあえず今回も書いてみました

でも、やっぱりタテブーにロックオン

タテブーも、まさか黒幕が竹井だとは思わなかった事でしょう・・・
ミチルとの対決なら何とかなると思ったのでしょうけど、バックにはトンデモナイ殺人鬼がいたのなんて・・・ね

久太郎の父は、息子の事じゃなくて店の事が大事なのね

もちろん店の風評は大事だろうけど(特に田舎なので)、1か月以上連絡が取れなくても慌ててないのにはビックリしました。
まぁ、ミチルと駆け落ちしたのだと思ったのでしょうけどね。
ミチルのお父さんは、早くミチルを探したいのに・・・葛藤がよく出ていました

ミチルは・・・
父親にも初山にも、犯罪に巻き込まれたことを打ち明けることができれば良かったんですけどね。
自分を信じてくれている人たちには、殺人の事なんてやっぱり言えないか

でも、ずっと逃げ続けるつもりなんだろうか?
やっぱり風まかせに見えます。。。
偶然??
苗字と名前の違いもありますが

※2013.03.13追記
香月を「かづき」と読むものだと思っていたら「こうづき」でした。
上は私の勘違いです。失礼しました

香月は、バスの運転手でしたね~(先週、コメント欄でちょっと予想したのが当たりました)。
香月も過去に何かを抱えているようですが・・・
で、来週は香月と竹井が対決!!
あと30分で終わるのでしょうか??
これで竹井が勝ってしまうというオチではない気がするのですが(竹井が勝つとしたら、何を言いたいドラマだったのか全く分からないw)、最終的にどう決着するのかがとても気になります!
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら)
____________
このドラマが終わった後に、3月10日~BSプレミアムで始まる「神様のボート」のCMが入っていましたね(2つ目のCM)。
私の家はBSが観れないので・・・地上波でもやってほしいなぁ、NHKさーん!!
BSドラマはいつも我慢しているのですが、今回に限っては直人さんが出ているので、月末に録画DVDを実家から入手して観る予定です。
大人の恋愛ドラマ、期待しています!
(あっ、ストーリーの方ですよ!なんてね 笑)
>まさか、全員死んで終わりとかじゃないですよね~?
さすがにそれはないと思いますが・・・というか信じたい?(笑)
今までが衝撃の展開過ぎたので、最後をどう持って行くのか、全く読めません(^_^;)
>初山に打ち明けられたら楽になったと思うんですが
ですよね~。早く自首して、竹井からの呪縛(?)からも逃れて、これまでの罪を償うしかないと思うのですが。。。
でも、あまりにもいろんなことが起こりすぎて、人も死にすぎて、裏切りにもあって、ミチル自身が正常な思考をもてなくなっているのでしょうね。
>でも、予告で人轢いてましたよね・・・(=ω=;)
そうそう!あれが、ミチルと出会う前なのか、後なのか??
できれば後味のよいラストでお願いしたいものです・・・。
いろいろな意味で興味津々な最終回です。
ホントに30分で終わるんだろうか~?
まさか、全員死んで終わりとかじゃないですよね~?
>自分を信じてくれている人たちには、殺人の事なんてやっぱり言えないか
でも、ずっと逃げ続けるつもりなんだろうか?
初山に打ち明けられたら楽になったと思うんですが、最後の親友だからこそ、言えなかったのかな~
初山にまで軽蔑されたら・・って思っちゃったのかな。
>香月は、バスの運転手でしたね~
いや~emiさん、当たりましたね!すごいわ~!!
でも、予告で人轢いてましたよね・・・(=ω=;)
夫と出あえても幸せが待ってたわけじゃないらしい。
ヤダなーー後味悪いラストじゃないことを祈ります・・