いつも当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
3月22日(日)までに最終回を終えた以下の冬ドラマについて、感想を書きたいと思います。
・火10(TBS)「ファイトソング」
・金11:15(テレ朝)「愛しい嘘~優しい闇~」
・土10(日テレ)「逃亡医F」
・日9(TBS)「DCU」
火10(TBS)「ファイトソング」
ここ最近の岡田惠和さん脚本作品の中で、一番シンプルで好きかも!
最近の岡田さん作品にありがちな「大勢でガヤガヤ」の人数が少なくて、岡田さん作品常連の方々がいらっしゃらなくて、そういう意味ではチャレンジングな作品のように思えたのですが、
その分、ストレートにメッセージが伝わり、
最近はファンタジーになりがちだったように思うのですが、本作にはとてもリアリティーを感じ、
とても温かい素敵な作品で、純粋にドキドキを楽しめて、とても良かったです!
(※今までのファンタジーっぽいのが嫌いだった訳ではないです)
最終回で芦田春樹(間宮祥太朗)が耳の聞こえなくなった木皿花枝(清原果耶)に披露した、「取り組み」が成功してできた曲を披露する場面は、とても感動しました!
オープニングでずっと流れていた曲が、ここに繋がったのですね!!
三三七拍子が入っていて応援の要素が入っていたのですが、それをエレキギターで弾く時に拍動のように花枝に伝わる・・・
あーーー!何回もリピートしたい!
あと、最後の「ムササビ!(ピョン!)」も、二人とも可愛くて可愛くて、エンドレスで観ていたいです!!
そして、夏川慎吾(菊池風磨)がメチャメチャ切なくて最高でした!!
風磨君が三枚目を明るく爽やかに振り切って演じてくれたおかげで、ドラマに明るさを与え、春樹との対比が際だち、萩原凛(藤原さくら)を含めた一方通行がドラマのスパイスとなり、
明るさだけでなく、闇をいくつか抱えているというのも出ていましたし、
本当に素晴らしい演技力だと思いました。
春樹を演じた間宮君、私がこれまで観た間宮君ドラマの中で一番好きです!!
まず、歌声が素敵なのにビックリしましたし、
顔立ちが濃いめなので今までクセの強い役が多かったように思うのですが、
今回はクセがないというか、冴えない一発屋ロッカー感がとても出ていて。
でも、花枝との不思議な「取り組み」を受け入れる時点で、クセがあるというか「変わった人」ではありますけどね。
春樹が少しずつ花枝によって心が動いていく様子がとても自然で、春樹と花枝が結ばれてほしいと誰もが思うような「揺るぎない思い」がしっかりと出ていて、とても良かったです!!
そんな中で「ムササビ!(ピョン!)」と何回か跳ぶシーンが、意外で面白くて、特に初めて跳んだ時はツボにはまりました
間宮君と風磨君の熱い演技が、ドラマを大いに盛り上げていたのでは!?と思います
稲森いずみさんと戸次重幸さん、栗山千明さんと東啓介さんの、絶妙な見守り感も良かったですし、
石田ひかりさんや橋本じゅんさんも、温かくて優しくて、
それぞれから主人公たちに向けた愛情を感じました。
欲を言えば、清原果耶ちゃんと藤原さくらちゃんの声質が似ていたというか、二人とも低めのボソボソ声だったので、
どちらかがもっと高めというか、ハキハキした感じだった方が良かったかも。。。
二人の表情の演技は、絶妙なさじ加減で嬉しさや切なさ、苦しさなどが現れていてとても良かったので、二人の演技力には感服したのですけどね。
児童養護施設、失聴、シンガーソングライターの苦悩、クリーニング業界が見事に融合して、
とても素敵な作品でした!
金11:15(テレ朝)「愛しい嘘~優しい闇~」
このドラマは・・・キャストは豪華でしたが、展開はまさに深夜ドラマで(笑)、数々の「ええっー!?」という展開に笑わされながら観ていました
たくさんの人が亡くなっているので、本来は観たくない種類のドラマだし、面白いと思うのも不謹慎なのですけどね。
○梨県警はどんだけポンコツなの!?というくらい、ツッコミどころ満載で、
でも、こういうツッコミどころ満載ドラマは嫌いじゃないです(爆)
林遣都劇場と言いたいくらいに色んな遣都君が観ることができて、嬉しかったです。
どこでこんなに完璧な整形手術ができるの!?というツッコミをせずにはいられないものの、
中野君と雨宮君の演じ分けが素晴らしくて、ワル雨宮君にはゾクッとしましたよ
中野君、初期の段階で中学生の時の担任の先生に話せれたら良かったのにね
雨宮君か中野君のどちらかは、きっと野瀬正(徳重聡)に刺されるのだろうな~、雨宮君が刺されればいいのに~(←とても不謹慎でスミマセン)と願っていたのですが、中野君だった
そして、その前にまさか雨宮君がお母さんに刺されるとは
最終回までジェットコースター状態で、何と言っていいやら
みなさんお疲れ様でした!!
土10(日テレ)「逃亡医F」
いやぁ・・・こちらもトンデモドラマでしたね
「フェーロ~フェーロ~、私のフェーロ~」が未だに耳から離れません
佐々木フェロー(安田顕)と部下・幹(堺小春)が強烈すぎっ!
それに尽きます!!(←おいっ)
最終的に、烏丸(前田敦子)は、藤木(成田凌)と妙子(桜庭ななみ)を裏切ったのかどうなのかがイマイチよく分からなくてモヤッとしたのですが、
ネット記事でもそんな話が出ていて、私だけじゃないんだ~と。
そして、フジキング(←烏丸のこの呼び方、好き)が天才的なスキルで何人もの命を救ってきたのに、
一方で簡単に殺されてしまう人たちが何人も出てきて、どう感情を持っていったらいいのかかなり微妙でした。
そんなハチャメチャなドラマでしたが、ゲスト俳優の方々の熱演は素晴らしく、
特に中村蒼君&森迫永依さんの不法滞在外国人カップルは、とても印象に残りました。
うーーーん、ツッコミどころは多々あるのですが、そんなに書き連ねる元気もなく
とりあえず、何となく最後まで気になって観てしまったドラマでした
日9(TBS)「DCU」
海上保安庁の全面協力ということなので期待していたのですが、海上保安官の矜持を鼻で笑う終盤の展開は良かったのかしら??
そして何よりも「TBSがハリウッド大手制作プロダクションと共同制作!」と銘打っていたので、とても期待が高かったのですが・・・。
「ハリウッド大手制作プロダクション」を前面に出さずに放送していたら「おおっ!」と思ったと思うのですが、そこまでのスケール感がやや足りなかったというか
国際テロ組織「バタフライ」の奥行きがイマイチ伝わらなかったかも?
あとは、新名(阿部寛)率いるDCUメンバーはみんなカッコ良くて、捜索シーンも緊迫感が伝わっていて良かったのですが、
上層部の配役がどうにかならなかったものかな・・・
この枠は落語家さんや歌舞伎役者の方がよく出演されて、いい味を出す方もいらっしゃいますが、浮いてしまう方も少なからずいるような・・・
そして「本当の黒幕」の方が阿部寛さんや吉川晃司さんのオーラに圧倒的に負けているように思えて、もっとグワーーーーッ!と来る熱が欲しかったというか何というか
それは置いておくとして、
「海上保安官は、こんな捜査もする!」ということを前面に出したお仕事ドラマにした方が面白かったように思いました。
実際、潮の動きを読んで転落場所を割り出すとか、水中の捜索方法とか、勉強になる点も多かったので。
ドラマ全般にわたるサイドストーリー(ブラックバタフライと15年前の真実)がもっと練り上げていたら良かったのになぁという残念さが、勿体なかったです。
・・・と苦言が多めでしたが、普段あまり知ることのない分野の話を観ることができて、大筋ではとても楽しく視聴していました!
DCUのみなさん&真子さん、みんなとてもパワフルで、素敵で、大好きでした!
たくさんの潜水シーン、全速力で走るシーンなどなど、本当にお疲れ様でした!!
←web拍手です。
3月22日(日)までに最終回を終えた以下の冬ドラマについて、感想を書きたいと思います。
・火10(TBS)「ファイトソング」
・金11:15(テレ朝)「愛しい嘘~優しい闇~」
・土10(日テレ)「逃亡医F」
・日9(TBS)「DCU」
火10(TBS)「ファイトソング」
ここ最近の岡田惠和さん脚本作品の中で、一番シンプルで好きかも!
最近の岡田さん作品にありがちな「大勢でガヤガヤ」の人数が少なくて、岡田さん作品常連の方々がいらっしゃらなくて、そういう意味ではチャレンジングな作品のように思えたのですが、
その分、ストレートにメッセージが伝わり、
最近はファンタジーになりがちだったように思うのですが、本作にはとてもリアリティーを感じ、
とても温かい素敵な作品で、純粋にドキドキを楽しめて、とても良かったです!
(※今までのファンタジーっぽいのが嫌いだった訳ではないです)
最終回で芦田春樹(間宮祥太朗)が耳の聞こえなくなった木皿花枝(清原果耶)に披露した、「取り組み」が成功してできた曲を披露する場面は、とても感動しました!
オープニングでずっと流れていた曲が、ここに繋がったのですね!!
三三七拍子が入っていて応援の要素が入っていたのですが、それをエレキギターで弾く時に拍動のように花枝に伝わる・・・
あーーー!何回もリピートしたい!
あと、最後の「ムササビ!(ピョン!)」も、二人とも可愛くて可愛くて、エンドレスで観ていたいです!!
そして、夏川慎吾(菊池風磨)がメチャメチャ切なくて最高でした!!
風磨君が三枚目を明るく爽やかに振り切って演じてくれたおかげで、ドラマに明るさを与え、春樹との対比が際だち、萩原凛(藤原さくら)を含めた一方通行がドラマのスパイスとなり、
明るさだけでなく、闇をいくつか抱えているというのも出ていましたし、
本当に素晴らしい演技力だと思いました。
春樹を演じた間宮君、私がこれまで観た間宮君ドラマの中で一番好きです!!
まず、歌声が素敵なのにビックリしましたし、
顔立ちが濃いめなので今までクセの強い役が多かったように思うのですが、
今回はクセがないというか、冴えない一発屋ロッカー感がとても出ていて。
でも、花枝との不思議な「取り組み」を受け入れる時点で、クセがあるというか「変わった人」ではありますけどね。
春樹が少しずつ花枝によって心が動いていく様子がとても自然で、春樹と花枝が結ばれてほしいと誰もが思うような「揺るぎない思い」がしっかりと出ていて、とても良かったです!!
そんな中で「ムササビ!(ピョン!)」と何回か跳ぶシーンが、意外で面白くて、特に初めて跳んだ時はツボにはまりました
間宮君と風磨君の熱い演技が、ドラマを大いに盛り上げていたのでは!?と思います
稲森いずみさんと戸次重幸さん、栗山千明さんと東啓介さんの、絶妙な見守り感も良かったですし、
石田ひかりさんや橋本じゅんさんも、温かくて優しくて、
それぞれから主人公たちに向けた愛情を感じました。
欲を言えば、清原果耶ちゃんと藤原さくらちゃんの声質が似ていたというか、二人とも低めのボソボソ声だったので、
どちらかがもっと高めというか、ハキハキした感じだった方が良かったかも。。。
二人の表情の演技は、絶妙なさじ加減で嬉しさや切なさ、苦しさなどが現れていてとても良かったので、二人の演技力には感服したのですけどね。
児童養護施設、失聴、シンガーソングライターの苦悩、クリーニング業界が見事に融合して、
とても素敵な作品でした!
金11:15(テレ朝)「愛しい嘘~優しい闇~」
このドラマは・・・キャストは豪華でしたが、展開はまさに深夜ドラマで(笑)、数々の「ええっー!?」という展開に笑わされながら観ていました
たくさんの人が亡くなっているので、本来は観たくない種類のドラマだし、面白いと思うのも不謹慎なのですけどね。
○梨県警はどんだけポンコツなの!?というくらい、ツッコミどころ満載で、
でも、こういうツッコミどころ満載ドラマは嫌いじゃないです(爆)
林遣都劇場と言いたいくらいに色んな遣都君が観ることができて、嬉しかったです。
どこでこんなに完璧な整形手術ができるの!?というツッコミをせずにはいられないものの、
中野君と雨宮君の演じ分けが素晴らしくて、ワル雨宮君にはゾクッとしましたよ
中野君、初期の段階で中学生の時の担任の先生に話せれたら良かったのにね
雨宮君か中野君のどちらかは、きっと野瀬正(徳重聡)に刺されるのだろうな~、雨宮君が刺されればいいのに~(←とても不謹慎でスミマセン)と願っていたのですが、中野君だった
そして、その前にまさか雨宮君がお母さんに刺されるとは
最終回までジェットコースター状態で、何と言っていいやら
みなさんお疲れ様でした!!
土10(日テレ)「逃亡医F」
いやぁ・・・こちらもトンデモドラマでしたね
「フェーロ~フェーロ~、私のフェーロ~」が未だに耳から離れません
佐々木フェロー(安田顕)と部下・幹(堺小春)が強烈すぎっ!
それに尽きます!!(←おいっ)
最終的に、烏丸(前田敦子)は、藤木(成田凌)と妙子(桜庭ななみ)を裏切ったのかどうなのかがイマイチよく分からなくてモヤッとしたのですが、
ネット記事でもそんな話が出ていて、私だけじゃないんだ~と。
そして、フジキング(←烏丸のこの呼び方、好き)が天才的なスキルで何人もの命を救ってきたのに、
一方で簡単に殺されてしまう人たちが何人も出てきて、どう感情を持っていったらいいのかかなり微妙でした。
そんなハチャメチャなドラマでしたが、ゲスト俳優の方々の熱演は素晴らしく、
特に中村蒼君&森迫永依さんの不法滞在外国人カップルは、とても印象に残りました。
うーーーん、ツッコミどころは多々あるのですが、そんなに書き連ねる元気もなく
とりあえず、何となく最後まで気になって観てしまったドラマでした
日9(TBS)「DCU」
海上保安庁の全面協力ということなので期待していたのですが、海上保安官の矜持を鼻で笑う終盤の展開は良かったのかしら??
そして何よりも「TBSがハリウッド大手制作プロダクションと共同制作!」と銘打っていたので、とても期待が高かったのですが・・・。
「ハリウッド大手制作プロダクション」を前面に出さずに放送していたら「おおっ!」と思ったと思うのですが、そこまでのスケール感がやや足りなかったというか
国際テロ組織「バタフライ」の奥行きがイマイチ伝わらなかったかも?
あとは、新名(阿部寛)率いるDCUメンバーはみんなカッコ良くて、捜索シーンも緊迫感が伝わっていて良かったのですが、
上層部の配役がどうにかならなかったものかな・・・
この枠は落語家さんや歌舞伎役者の方がよく出演されて、いい味を出す方もいらっしゃいますが、浮いてしまう方も少なからずいるような・・・
そして「本当の黒幕」の方が阿部寛さんや吉川晃司さんのオーラに圧倒的に負けているように思えて、もっとグワーーーーッ!と来る熱が欲しかったというか何というか
それは置いておくとして、
「海上保安官は、こんな捜査もする!」ということを前面に出したお仕事ドラマにした方が面白かったように思いました。
実際、潮の動きを読んで転落場所を割り出すとか、水中の捜索方法とか、勉強になる点も多かったので。
ドラマ全般にわたるサイドストーリー(ブラックバタフライと15年前の真実)がもっと練り上げていたら良かったのになぁという残念さが、勿体なかったです。
・・・と苦言が多めでしたが、普段あまり知ることのない分野の話を観ることができて、大筋ではとても楽しく視聴していました!
DCUのみなさん&真子さん、みんなとてもパワフルで、素敵で、大好きでした!
たくさんの潜水シーン、全速力で走るシーンなどなど、本当にお疲れ様でした!!
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