emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

息もできない夏 第8話

2012-08-28 23:38:16 | 2012夏ドラマ
第8話 「一編の記事が全てを壊す…今はただ抱きしめて」

母・葉子(木村佳乃)と祖父・夏目周作(北大路欣也)との事故のせいで、しばらく店を休むことになっていた谷崎玲(武井咲)だったが、店のことを気にして近くまで来ている玲の姿を知った店長・安倍川衣里(橋本麗香)は、店に呼び戻す。
そして玲は、周作から鮎川宏基(要潤)の携帯番号を聞き、留守電に「DNA鑑定をしたい」というメッセージを残す。
そんな時、週刊誌「週刊東西」記者・中津大輔(RIKIYA)が、「無戸籍児の現実~存在しない少女の悲しい宿命~」という記事を掲載する。
そこでは、「子供の人生を狂わす無責任な母親」と大きく書かれ、18歳の少女Aが最近まで自分の戸籍が無いことを知らなかったこと、洋菓子店の社員になりたくてもなれないこと、留学したくても海外に行けないこと、母親がそのことを巡って実父を刺したことなどが書かれていた。
その記事を読んだ同じく無戸籍の草野広太(中村蒼)は、訪ねてきた中津に「何でこんなことを書いたんですか?これじゃあ彼女の秘密を暴露しているだけだし、偏見の目で見られるだけだ。それに彼女は、僕と違って夢も諦めていない。全然違う」と言うが、「俺なりに信念を持って書いたつもりだ」と突っぱねられてしまう。
記事は多くの人が見るところとなり、区役所臨時職員・樹山龍一郎(江口洋介)は中津に問いただすが、中津が刃向うので、「記者は書いたら終わりだ。けど、書かれた相手の生活は続く。終わらないんだ」と言って去る。
玲の職場の本社では、サーバーがダウンするほどホームページへのアクセスが集中し、「無戸籍児を不当解雇する会社」という書き込みもあったため、玲は本社の人に「あなたをクビにするようなことは絶対にしませんから。何を言われるか分からないからね」と言われてしまう。
そして店には、他のマスコミが取材を申し込みに来たり、「母親から虐待を受けているのではないか」と心配する団体が玲を訪ねてくるなどしたため、店は臨時休業とすることになった。
また葉子は、職場を首になってしまう。
入院している周作は、週刊誌記事でそのことを察し、一家で周作の家のある北海道に移住しないか、と玲に提案する。
中学校に通う妹・麻央(小芝風花)も、部活で使うテニスラケットやシューズにいたずら書きをされるなどのイジメを受けるようになってしまったことから、玲は周作の提案の事を葉子に話す。
玲は、職場に退職願を置きに行き、樹山のいる区役所を訪ねる。
玲は樹山に「私、何を頑張っていいのか分からないんです。もう無理なんです。だって、全然強くないから。全然弱いから。助けて樹山さん・・・」と言って、樹山の胸で泣き出し・・・。


というような内容でした。

中津の記事・・・
当事者に「こういう記事を出します」って、一言声を掛けないものなのかなぁ?こういうのって。
一声掛けないなら、勤める店を特定するような写真を出すべきではないのでは?・・・訴えられたら負けるんじゃないかなぁ?
もっとも、葉子と周作のことは警察では「事故」で処理されたけど、本当は「事件」だったから、谷崎家側に訴えられることは無いと踏んだのか?
でも、最後の方で樹山に泣き言を言って・・・
思慮が浅すぎて、開いた口も塞がらないです

ただ、谷崎家の苦悩の様子は、よく描かれていたと思います。
でも、「無戸籍に悩む少女」ってよりは、「マスコミや世間の誹謗中傷に苦しむ家族たち」というような内容に変わってしまっているような気がするけど・・・。
なんだか論点がズレてますよね。
草野が主人公の話なら「無戸籍児の実情を知ってもらいたくて記者に情報を提供したけど、全然思うように書いてくれなくて、ますます孤独になった」ということで、こういう話があってもよいのだと思うけど、主人公は玲ですからね・・・。
なんでも詰め込みすぎるから、何を伝えたいのかが益々ぼやけてしまっているのが残念です。

来週は、とうとう樹山と同居している女性が動くようですが・・・。
なぜ、この女性がいるのか・・・??
このストーリーは要らないんじゃないかと思って、私はいままであえてほとんど書かなかったけど、書く日がくるのか!?


なんだか、ながら観になってしまっているので、感想もいつも以上にまとまらず、ゴメンナサイ

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