リッチマン、プアウーマン 第８話

第８話　「全てを捨てて君と…明日への旅立ち」

「NEXT INNOVATION」を解雇された前社長・日向徹（小栗旬）は、山上芳行（佐野史郎）から退職の際の説明を受け、先日情報流出の謝罪金捻出のために持ち株を全部銀行に担保に入れていたため、保有株式は無くなり、差額の約50万円のみが残ると言われる。
また、パーソナルファイルは取締役会で承認された新規事業のため、そのインターフェースのプログラム所有権は会社にあるから手を引くようにと言われる。
日向は、パーソナルファイルに携わった社員３人を引き抜いて、パーソナルファイル事業をする新会社を立ち上げようとする。
翌日、日向の送別会が開かれ、そこで日向と「NEXT INNOVATION」の８年間の歴史を振り返ったスライドが上映される。
そこには常に新社長・朝比奈恒介（井浦新）の姿も映っており、日向は挨拶で「僕は…朝比奈がいてくれたから…、朝比奈にNEXT INNOVATIONを…、朝比奈の手に委ねることに、不安は無い。今までありがとう」と話す。
そんな中、テレビではNEXT INNOVATIONがＪＩテックとパーソナルファイルの開発を共同で行うと発表。
記者会見で朝比奈が「パーソナルファイルは、今後日向徹とは一切関係ありません」と言い切るのを見て、日向に引き抜かれた社員３人は急に転職に尻込みしてしまう。
そんな中、記者会見場から朝比奈が戻る。
日向は
「ここは僕の会社だ。僕が作ったんだ。
　システムもサイトもゲームも、売り上げも株も3,000億という価値も、僕が作った。
　このオフィスは、僕が考えた。この机は椅子は僕が選んだ、お前たちが快適に働けるように。
　こんな場所、誰が作れる？
　自由で、それでいて高い能力を要求される、最高に洗練されたステージだ。
　お前ら、ここで働けて誇りに思うだろ？
　何で僕がここを去らなきゃいけないんだ！
　NEXT INNOVATIONは、全部僕が作ったんだ！」
と叫ぶが、朝比奈に「これ以上醜態をさらさないでくれ」と言われてしまい、日向はうなだれて会社を去っていく。
夏井真琴（石原さとみ）は日向を追いかけていくが、「お前にだけは、今の僕は見られたくないんだ」と言われてしまう。
真琴は朝比奈に「どうして大事にしているものを、自分で壊すんですか？朝比奈さんは誰よりも日向さんの事を大切に思っていたでしょ」と聞くが、朝比奈は「そう見えていたら計算通りだよ。しかし君は、そこまで素直だと、この先も損をするぞ」と言う。
真琴は「素直になれない人に、言われたくありません」と言い、「私、日向さんの事が好きです」と言い残して、日向の後を追いかける。
日向に向かって真琴は、「私、一緒に行きます。一時の感情です。でもいいんです、私がそうしたいと思ったから。たとえ間違ってても、後悔はしません。見られたくない？？あなたのプライドなんて、そんなことどうでもいいんです。私は、日向徹について行きたい」と言い放つ。
そして真琴は、「今日は記念すべき最初の日ですから。今日は何かが終わる日じゃない。２度目のスタートの日なんです」と言って、NEXT INNOVATIONのビルの前で日向と写真撮影をし・・・。


というような内容でした。

まぁまぁまぁ、やっと話が先に進んだというか。
展開が、やっと面白くなってきたというか。
先週と今週を凝縮して１話にまとめた方が面白かったかな～。
日向と朝比奈が決別して、真琴が日向についていくのは大体想像がついていたのでね

日向と朝比奈の対決がねぇ・・・もっと大人の対決かと思ったんだけど、どうなのかな？
朝比奈が目指す「NEXT INNOVATION」像が、イマイチまだよく分からないので・・・。
でも、なんだか「ただの仲違い」のような気もしてきて、もう少し大人な企業ドラマを期待していたのだけど・・・
（期待し過ぎだった！？）

あと、朝比奈が真琴に好意を持っている理由も、イマイチよく分からず。
単に日向を陥れるための一環として、真琴に接近しているのかと思っていたのだけど、本当に真琴の事が好きな感じ？
で、「総務省事務次官担当」の真琴の役割は、もう終了？？
そういう所などが置いてきぼりになっているのが、何だか残念です。
（母親探しも、どこに行ったんでしょうね？？
最初の方だけ出ていたお寺の住職さんは、やっと予告編に出ていましたが）

でも、日向がこれからどう復活して、朝比奈と対決していくのかは、楽しみにしていますよ。
そこはビシッと、「男の対決」として魅せてほしいです。

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来週は用事があり、このドラマの感想を書くのは、４日（火）以降になると思います。
申し訳ありませんが、よろしくお願いします！