emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

2015春ドラマ 勝手に総括①(火曜、水曜、木曜のドラマについて)

2015-06-26 21:21:22 | 2015春ドラマ
いつも当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます!

3か月に1度、1クールのドラマについて「勝手に総括」&「勝手に賞」の記事を書いている所ですが、
日9「天皇の料理番」がまだあと3話あるという話を耳にし、
その最終回を待っているとその頃始まる夏ドラマと頭がゴチャゴチャしそうだったので、
各ドラマの総括の部分だけ先に書き残そうと思います。

今日は、そのうち「火曜、水曜、木曜の春ドラマ」について書く事にし、
「金曜、土曜の春ドラマ」については後日書こうと思っています(今日は時間切れなので)。

「勝手に賞」については、日9の放送が終わってから(7月中旬?)書きたいと思います。


現時点で観ている春ドラマは、次の11本です。
 △火10(フジ)「戦う!書店ガール」
 ◎火10(NHK)「美女と男子」
 △水10(フジ)「心がポキッとね」
 △水10(日テレ)「Dr.倫太郎」
 ○木9(テレ朝)「アイムホーム」
 △木10(フジ)「医師たちの恋愛事情」
 ○金8(テレ東)「三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~」
 ◎金10(TBS)「アルジャーノンに花束を」
 △金12(テレ東)「不便な便利屋」
 △土9(日テレ)「ドS刑事」
 ◎日9(TBS)「天皇の料理番」

感想を書いていない3本について◎をつけているという・・・
完全に見誤った?
「アルジャーノンに花束を」は理由があって書かなかったのですが、「美女と男子」と「天皇の料理番」は序盤の数話がそれほどではなく、だんだんどんどんハマってきたという感じだったので、こんな事になってしまいました
ちなみに「美女と男子」が、今は一番ハマっています
◎の3本以外は、今一つスッキリしなかったな・・・という春ドラマでした。


ここから下は、放送曜日順に、それぞれのドラマを総括します。

火10(フジ)「戦う!書店ガール」
主題歌も映像もロケ地もセットもキャストも音楽も、みんなキラキラしていたのですけどね・・・。
キャラクターの設定がイマイチだったのと、ストーリー展開が強引だったのが、とても残念でした。
序盤は1人目のヒロイン・亜紀の「猪突猛進のお騒がせお嬢」感が「これでもか」と描かれていたのに疲れ・・・「ちょっとお騒がせだけど頑張り屋さん」というキャラクターにすれば良かったのにな~と思いながら観ていました。
中盤~後半は、あまりにも2人目のヒロイン・理子の上司たちが酷すぎで、パワハラ・セクハラが露骨すぎて、観ていて嫌悪感が・・・実社会でもパワハラやセクハラはあるでしょうが、あんなにひどい会社のために頑張る意味がよく分からず・・・。
もう少し現実感のあるようなストーリー展開で描いてほしかったなぁ~と思いました。
千葉雄大君と大東駿介君を楽しみに途中からは観ていたのですが、最終回は少し強引だったような
全体的にもう少し爽やかな内容に徹していれば、春らしくていいドラマになっていたのでは?と、嫌いな俳優さんは出ていなかっただけに残念に思いました。


火10(NHK)「美女と男子」
全20回放送のうち、まだ11回までしか放送されていないのですが、回を追うごとにどんどん面白くなっています!
小さな芸能プロダクションに出向になってマネージャー業務をする事になった一子(仲間由紀恵)が、街で遼(町田啓太)をスカウトして、レッドカーペットを歩くようになるべく芸能界をのし上がっていくというドラマで、序盤は一子も遼もダメダメだったのですが、だんだんと二人が成長していて、今は遼が特撮ヒーロー物の主役&連ドラで三角関係の恋愛ドラマの三番手として好演している、という所まで来ています。

その二人の成長ぶりも面白いのですが、芸能界の裏事情が垣間見れるのがまた面白くて面白くて
・大物女優に正月特別ドラマのキャスティングを受けてもらうために、テレビ局上層部の鶴の一声で連ドラの主演がドラマプロデューサーや脚本家の意向無視で変わってしまう!?(大物女優の事務所所属の若手俳優に変わる!)とか、
・舞台ではセリフが一つ飛ぶだけで大変な事になる!とか、
・熱愛スクープ報道を、事実は抜きにして、逆に所属タレントのイメージチェンジに使ってしまう!?とか、
・熱愛報道の取材をしたがるマスコミを逆手にとって、ドラマ現場を取材させて記事にしてもらう事によって番組宣伝をしてもらう!?とか、
・芸能事務所側がプロデューサーや脚本家にお願いをして、台本を書きかえてもらう!?
などなど、実際のテレビ局や芸能事務所がどうかは分からないのですが、「ひょっとしてこんな事やあんな事が実際にはあるのかも!?」という好奇心をそそるような内容があるのが、とても面白いなぁ~と思いながら、毎回ワクワクドキドキしながら観ています

一方で、演技論についても時々興味深い面が描かれていて・・・
・何度も何度も監督がNGを出してまで俳優から引き出したいものとは?とか、
・役に憑依した演技がいいのか、演じている時だけ切り替えて本心と違う演技をサラッとやってのけるのがいいのか?
などといった事も描かれているので、とても見応えがあります。

最初の方を観ていなくても、たぶん面白いと思うので、まだ観ていない方は是非火曜日ご覧になってみてください♪
いちおう『まだ間に合う!美女と男子』 (9分PR)という動画もありますよ~(こちらのページの中ほどにあります)
・・・と、完全にNHKの回し者となっていますが(笑)、業界のタブーにサラッと切り込みながら、人間の心情も巧みに描かれていて、楽しいだけではなく、なかなか深いドラマになっていると思います。
あと2か月は放送が続くようなので、放送が終わったらまたまとめて感想を書きたいと思っています。


水10(フジ)「心がポキッとね」
中盤までは面白かったのですけど・・・女性陣のキャラクター全員が最後まで濃かったので、終盤になって私は疲れてしまいました
少数のキャストで、全キャストが全力を尽くして役を全うしていたというのはとても伝わったので、それだけに感情移入しやすいような部分がもっと多くあれば、ものすごく良いドラマになっただろうにな・・・と思いました。
「主人公・春太の目線から」という感じで春太メインでもっと見せた方が、分かりやすかったのかも?
終盤は、脇のキャラクターを含めて全員が(結果的にハッピーエンドに向かう感じで)並行して描かれていたから、そこも分かりにくかったかも?全員が全員を最終回で一気に解決させなくても良かったのでは??
中盤から一人ずつ順々に解決していった方が観やすかったのではないかな~と思いました(単に私が記憶力が悪いからそう思ったのかもしれませんが)。
あと、第7話で、ある程度完結していたようにも思い・・・
時々共感できるセリフはあったし、毎回大笑いしたり、クスッと笑える部分も多くて、観ている時は「面白い!」と思っていたのですが、いざ全体を振り返ると、あまり心に残らず・・・ゴメンナサイ
藤木さん演じる心様シーンのみリピートするのは楽しいのですけどね
ホント、各俳優の演技は実に見応えがありました
そんな感じで「パーツ」「パーツ」は楽しいドラマでした

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話


水10(日テレ)「Dr.倫太郎」
私にとっては、観ていて気持ちが重たくなるドラマでした
毎回患者は回復していくのですが、その回復方法が観ていて「おぉ!」という感じではなかった(現実にはそう早くは上手くはいかないのでは?と思ってしまった)ので、かえって不安になってしまったというか・・・。
いつでも診察室で話を聞いてくれるという精神科医って、いるのかなぁ??
こんな風に精神を病まないように普段から気を付けるしかないな・・・というように思ったというか・・・。
あとは、各ベテラン俳優の演技は見応えがあったのですが、こんなに一度にまとめて観るのは贅沢というよりも、勿体ないという気持ちの方が強かったかもしれません。
「夢乃と明良(蒼井優)」と「るり子(高畑淳子)」の壮絶な親子関係は特に見応えがあったのですが、るり子のラストが「あれっ?」と、あっさりでビックリしました。
キャストの演技力で上手くまとまっていたようには思えたので、それはそれで良かったのかな~と思うようにします

※これまでの感想
 第1話 のみ


木9(テレ朝)「アイムホーム」
これまでの木村君のドラマは、華々しい演出と元気な音楽で「派手」というイメージの物が多かったのですが、今回は静かなミステリーで、これはこれで惹き込まれました
でも、せっかくの木村君キャスティングなのだから、「過去の久」の登場ももう少し多くして、「新生・久」との対比をもっとしていっても良かったのでは?と思いました。
あとは、序盤は謎が多くてとてもドキドキしながら観ていたのですが、最後の方になるとドキドキ感がなくなったので、終盤にもう少し盛り上がる何かがあったらもっと良かったのでは!?と思ったり。
でも、小説のように少しずつ静かに謎が解明していくこのドラマの演出は、結構好きでした。
結末が分かってからもう一度このドラマを観返したら、また面白いのかな?(時間が無くてできないですけど
唯一残念だったのが、第十三営業部の人たちの仕事ぶりがダメダメだった事・・・最終話では良い働きをしていましたけどね。
真面目に働かずに人を茶化してばかりの人、私は大嫌いなので・・・(「ドS刑事」も、その点では強行班係員の人たちが嫌いでした)

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話


木10(フジ)「医師たちの恋愛事情」
序盤はクサイ演出に苦笑いしながら観ていたのですが、後半は医師たちの大人の恋愛をある程度しっかり描いていたように思い、そしてクサイ演出がだんだん少なくなったので(見慣れただけ!?)、その点でも観やすくなったような気がします。
「ストーリーがしっかりとした中で色っぽいシーンがある」ならキュンとするのですが、「ストーリーよりも前に色っぽいシーンを見せつけられる」と引いてしまうというか・・・序盤は後者だったのですが、終盤は前者のようになっていたと思います。
キャストの方々は、特に終盤はしっとりと大人の愛を魅せてくれたので、終わり良ければすべて良し!っていう訳ではないけど「まっ、いいか!」と思えてきました
まぁ、序盤のクサイ演出のオンパレードも、違った意味で楽しく観させてもらいましたけどね(笑)
テレビ画面に向かって何回「おいおい!」と突っ込んだことか
ということで、今クールの中では比較的楽しく観ていたドラマかもしれません。


そうそう・・・
実は木曜8時にNHKで放送されていた時代劇「かぶき者 慶次」も、途中からですが結構面白く観ていました。
大河ドラマなどに比べるとやや荒削りな仕上がりですが、
主君のために、お家のために、藩のために、家族のために、必死で色んな物を守ろうとする主人公とその家族をしっかりと描いていて、
とても面白く、結構ホロッとしながら観ていました。
主人公・前田慶次を演じている藤竜也さんはもちろんのこと、前田美津演じる江波杏子さんや竹演じる田畑智子さんが特に素晴らしく、安田勝之進演じる工藤阿須加さんも個人的にはかなり良かったな~と思いながら観ていました


雑な総括で申し訳ありませんが、火曜~水曜~木曜に観ていた春ドラマについて感想を書きました。
金曜~土曜の春ドラマは、週明け位に書けたらと思っています。
←web拍手です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おしゃれイズム 菅田将暉さん | トップ | Athlete Beat #52 »

コメントを投稿