すず・レポート H26.5.10 SAT
まちづくり学校さんの「ブラにいがた2014」
醸造の町・摂田屋(長岡市)
~旧三國街道沿いのレトロな街並みを訪ねて~
かつて職域だった新潟市、石山地区・沼垂地区にも、「味噌・酒」醸造の歴史がありました。
「なぜ、この地に??」という疑問を持ち始めたのは、結いの会での活動に参加してからのこと。
これはチャンス、と参加をさせていただきました。
5月10日(土)は快晴、「醸造の町」ですから、自家用車での移動は危険。
最寄りのバス停から、高速バスで移動を決意。久しぶりのバス移動。
長岡から宮内へ、わずか4分の列車の旅140円。残念、短すぎる。
宮内駅・東側出口へ。むむ、「青島ラーメン」。(失敗、昼抜きで早めに到着だったか。)
駅高架からの階段下に、『醸造の町 摂田屋』の案内看板あり。
木の板に素敵な字体、駅舎とのマッチングもなかなかのもの。
集合まで30分ほど時間があるので、さっそく自主探索。
鉄道と平行する摂田屋のメイン道路・交差点に遭遇。
十字路を右・左・前・後と覗き込み、行くべき方向を探索。
雁木??、新旧の家屋が並び立つのが、気になって「右」を選択。
なにやら昭和のにおいのする街並みが続く。懐かしい。
ちょっと洒落た洋風の建物、『秋山 孝 ポスター美術館』。
途中で道幅が、急に狭くなっている。
「ひょっとして村上のように、拡幅反対の住民運動か」と、
思ったが事実はさらに意外。後で、参加者の方から聞かせていただいた。
さて、参加者は30名ほどで、定員20名をかなりオーバー。自己紹介で大いに盛り上がる。
まちあるきコース
宮内駅 ⇒ 越のむらさき・竹駒稲荷・辻地蔵 ⇒ 旧三國街道 ⇒ 吉乃川・瓢亭 ⇒ 光福寺
⇒ 味噌・醤油 星野本店 ⇒ 手造り味噌・星六 ⇒ 機那サフラン酒本舗 ⇒ 宮内駅
越のむらさき おいしいお醤油ですよね。私も25年近く使ってます。やめられません。
竹駒稲荷 五穀豊穣・商売繁盛・安産の神 子供が親を見上げているお狐様あり。
「あなたは私を守ってください。」「将来、私はあなたをお守りします。」とのこと。
吉乃川・瓢亭 名酒「吉乃川」のPR館。もちろん試飲、植樹祭乾杯酒・柚子酒などほぼ全種類。
光福寺 小千谷・滋眼寺での会談決裂後、河井継之助が軍の指揮を執った寺、とのこと。
滋眼寺からもどった後、「長岡藩は義によって戦う。」と河井継之助は宣言。
星野本店 このお店の味噌・醤油は全国的にファンが多いとのこと。三階建ての蔵あり。
星六(ほしろく) 「自然のままの味噌を造りたい。」無農薬・山のわき水・人のつながりで造る味噌。
サフラン酒本舗 薬用酒、養命酒のライバル。一時はハワイでも販売。鏝(こて)絵の蔵が有名。また、
傷みが激しいがお屋敷もすごい。なんとか修復・保存をと支援・活動する団体あり。
その他 TV番組「ケンミンSHOW」の取材があったときに、たこ焼き・煮卵入りのパンを紹介され
たとのこと。煮卵パン、おいしかった。
摂田屋のメイン通り「拡幅」のお話、続きです。
ご案内いただいた方に「道路の拡幅はいつごろでしたか?」とお聞きしたところ、JRで列車の運転をされていた方が参加されていて、次のように話してくださいました。
「かつて宮内には、旧国鉄の機関区があり、車両基地ともなっていた。米軍の空襲でこの近くが焼けてしまった。道の広いところは、その時焼けてしまったところ。焼け残ったところから、道幅が狭いまま残っている。」
なるほど、戊申戦争といい、太平洋戦争といい、新潟市とは違う深い傷跡を残した長岡を、思ってしまいました。
案内してくださったガイドの皆様。まちづくり学校の皆様。見学を引き受けご説明くださった
皆様。そして一緒にまちを歩きしてくださった方々。本当にありがとうございました。
参考資料 『醸造の町・摂田屋をあるく(摂田屋散策絵図)』NPO法人醸造の町摂田屋町おこしの会
長岡市ホームページ・小千谷市ホームページ
まちづくり学校さんの「ブラにいがた2014」
醸造の町・摂田屋(長岡市)
~旧三國街道沿いのレトロな街並みを訪ねて~
かつて職域だった新潟市、石山地区・沼垂地区にも、「味噌・酒」醸造の歴史がありました。
「なぜ、この地に??」という疑問を持ち始めたのは、結いの会での活動に参加してからのこと。
これはチャンス、と参加をさせていただきました。
5月10日(土)は快晴、「醸造の町」ですから、自家用車での移動は危険。
最寄りのバス停から、高速バスで移動を決意。久しぶりのバス移動。
長岡から宮内へ、わずか4分の列車の旅140円。残念、短すぎる。
宮内駅・東側出口へ。むむ、「青島ラーメン」。(失敗、昼抜きで早めに到着だったか。)
駅高架からの階段下に、『醸造の町 摂田屋』の案内看板あり。
木の板に素敵な字体、駅舎とのマッチングもなかなかのもの。
集合まで30分ほど時間があるので、さっそく自主探索。
鉄道と平行する摂田屋のメイン道路・交差点に遭遇。
十字路を右・左・前・後と覗き込み、行くべき方向を探索。
雁木??、新旧の家屋が並び立つのが、気になって「右」を選択。
なにやら昭和のにおいのする街並みが続く。懐かしい。
ちょっと洒落た洋風の建物、『秋山 孝 ポスター美術館』。
途中で道幅が、急に狭くなっている。
「ひょっとして村上のように、拡幅反対の住民運動か」と、
思ったが事実はさらに意外。後で、参加者の方から聞かせていただいた。
さて、参加者は30名ほどで、定員20名をかなりオーバー。自己紹介で大いに盛り上がる。
まちあるきコース
宮内駅 ⇒ 越のむらさき・竹駒稲荷・辻地蔵 ⇒ 旧三國街道 ⇒ 吉乃川・瓢亭 ⇒ 光福寺
⇒ 味噌・醤油 星野本店 ⇒ 手造り味噌・星六 ⇒ 機那サフラン酒本舗 ⇒ 宮内駅
越のむらさき おいしいお醤油ですよね。私も25年近く使ってます。やめられません。
竹駒稲荷 五穀豊穣・商売繁盛・安産の神 子供が親を見上げているお狐様あり。
「あなたは私を守ってください。」「将来、私はあなたをお守りします。」とのこと。
吉乃川・瓢亭 名酒「吉乃川」のPR館。もちろん試飲、植樹祭乾杯酒・柚子酒などほぼ全種類。
光福寺 小千谷・滋眼寺での会談決裂後、河井継之助が軍の指揮を執った寺、とのこと。
滋眼寺からもどった後、「長岡藩は義によって戦う。」と河井継之助は宣言。
星野本店 このお店の味噌・醤油は全国的にファンが多いとのこと。三階建ての蔵あり。
星六(ほしろく) 「自然のままの味噌を造りたい。」無農薬・山のわき水・人のつながりで造る味噌。
サフラン酒本舗 薬用酒、養命酒のライバル。一時はハワイでも販売。鏝(こて)絵の蔵が有名。また、
傷みが激しいがお屋敷もすごい。なんとか修復・保存をと支援・活動する団体あり。
その他 TV番組「ケンミンSHOW」の取材があったときに、たこ焼き・煮卵入りのパンを紹介され
たとのこと。煮卵パン、おいしかった。
摂田屋のメイン通り「拡幅」のお話、続きです。
ご案内いただいた方に「道路の拡幅はいつごろでしたか?」とお聞きしたところ、JRで列車の運転をされていた方が参加されていて、次のように話してくださいました。
「かつて宮内には、旧国鉄の機関区があり、車両基地ともなっていた。米軍の空襲でこの近くが焼けてしまった。道の広いところは、その時焼けてしまったところ。焼け残ったところから、道幅が狭いまま残っている。」
なるほど、戊申戦争といい、太平洋戦争といい、新潟市とは違う深い傷跡を残した長岡を、思ってしまいました。
案内してくださったガイドの皆様。まちづくり学校の皆様。見学を引き受けご説明くださった
皆様。そして一緒にまちを歩きしてくださった方々。本当にありがとうございました。
参考資料 『醸造の町・摂田屋をあるく(摂田屋散策絵図)』NPO法人醸造の町摂田屋町おこしの会
長岡市ホームページ・小千谷市ホームページ