2020年ももう8月、そして日本へ一時帰国して半年・・・
今年を振り返ってみました。
武漢で原因不明の肺炎が流行ってるみたいだから、みんなも気を付けて~
と、娘のクラスメートのお友達ママとのグルチャに話題が上がり、
後に新型コロナと呼ばれるウイルスの存在を知ったのが、1月初旬。
2月の学校の公開授業の日に、4人でのランチ会を計画してたんだけど、
まさか半年以上会えなくなるなんて、思ってもみませんでした。
1月中旬、母娘でリチャードクレイダーマンのピアノコンサートへ。
全国ツアーだったこのコンサート、実は大晦日に武漢でも公演がありました。
新型コロナは12月に発生したと言われていて、後に武漢で感染者が激増し、
日本でも大騒ぎになった時には、ぞっとしました。
今春予定していた日本公演は中止となり、
5月の大阪公演を楽しみにしていた両親はチケット代を払い戻すことに。
リチャードクレイダーマンもいいお歳だし、次はないかもと残念がってます。
そう思うと、高いチケットを買って思い切って観に行ってよかった。
1月末春節。家族で一時帰国。そして節分の日に家族で蘇州へ。
家族全員が蘇州へ帰ることを望んでいたし、子供は中学生の娘1人だけ。
この時はまだ辛うじて隔離されることなく、戻ることができました。
しかし、節分から1週間も経たず、会社から帯同家族へ帰国命令。
2日間ほど蘇州不在&日本滞在の為の準備をし、私と娘は再び帰国。
海外の旅行先から直接日本へ帰国した友人もいる中、私たちは準備ができたし、
コロナ真っ只中の中国で過ごしたことも、貴重な経験でした。
帰国後約2ヶ月間は、実家→義実家→実家→義実家・・・の居候生活。
3月中は会社から渡航の許可が下りず、4月頭に出国を予定していましたが、
3月末、外国人が所有するビザでの中国入国が停止となり、
マンスリーマンションでの母娘2人暮らしをスタートさせました。
4月末から、娘が在籍する日本人学校が再開。
それに伴い、中学部はリモート授業がスタート。
先生さえも渡航できていない状況なので、
蘇州にいる生徒も教科にてはオンラインで授業を受けています。
調理実習や体育、職業体験など、日本組は参加できないものもありますが、
我が家は娘の意思を尊重し、学業は二の次でいいという考えで、
日本の学校に一時的に通うという選択肢は選びませんでした。
友人の多くがリモートを選択したのにも、大きく救われています。
新型コロナウイルス感染拡大に直面する世界の駐在妻がリポート!
~駐在家族たちは、今、何に戸惑い、何を思っているのか~
偶然見つけた、産業能率大学総合研究所さんの連載コラム。
シリーズ「各国の駐在妻が見た、新型コロナウィルスと現地の今」の第3弾に
中国蘇州のことがリポートされています。
同じ境遇の友人たちをはじめ、色んな方のブログを拝見させてもらっても、
みんながみんな“隔離承知で蘇州に戻りたい”という思いで、心強いです。
日本に住む友人も両方の両親も、「早く蘇州に戻りたいよね」と、
私たちの思いを尊重&応援&サポートしてくれていて、すごく感謝しています。
5月末、緊急事態宣言が解除。
6月は、2週連続で日曜が登校日だったり、パスポートの更新に行ったりと
やや忙しい中、お友達とも会えたし、大阪市内にも久々に遊びに行けました。
7月には、延期していた婦人科検診、美容室にもやっと行けました。
4月の入居から2ヶ月毎に更新しているマンスリーマンションの再契約も。
マンションは立地に恵まれ、徒歩20分圏内(私にはちょうどいい距離)に
スーパー、ダイソー、ドラッグストア、コンビニ、郵便局がある他、
バス停は徒歩5分で、今ほとんど移動はバス&電車。
中国で車ナシ生活に慣れたのと、最近はどうも車の運転が億劫で、
音楽聞いたり、ゲームしたりしながら乗るバスや電車時間が気楽で好きです。
あと、マンションには浴室乾燥が付いてて、雨の日の外干しが嫌いな私は、
梅雨の時期、すごく助かりました。乾燥機だと衣類を傷めちゃうのよね。
更に7月から、娘本人の希望で、塾通いスタート。
集団塾ではなく、またマンツーマンでもない個別授業の塾で、本人曰く自分に
すごく合ってるそうで、思いの外楽しく通ってくれています。
塾以外の時間も自習室として無料開放されていて、先生も常駐しているので、
学校の宿題をしたりして利用しています。
7月最後には、本帰国するクラスメートのリモートお別れ会があった他、
担任の先生がいる埼玉、副担任の先生がいる蘇州、そして我が家がいる大阪の
3都市をZOOMで繋いだ、リモート面談がありました。
これも貴重な経験の一つとして、いい思い出になりそうです。
8月現在。未だ中国の自宅には戻れず、パパとも離れ離れの生活ですが、
毎日不自由なく、健康に、明るく、楽しく過ごせることに、只々感謝です。
今の生活は居心地がよく、中国生活も堪能し悔いはないのですが、
何度も夢で見た中国帰国が、パパをはじめ会社側の尽力のお蔭で、
だんだんと現実味を帯びてきていて、そわそわしているところです。
たくさんの友人がいつもこのブログをチェックしてくれていて、
ブログ見たよ~と言って、連絡をくれたりしますが、
今回のコロナのことでは、たくさんの友人が心配メールをくれました。
いつもありがとうございます。
最後に。
先月、実家に新しい家族が増えました
ジェード♂8歳。リタイアしたばかりの元盲導犬です。
めちゃくちゃ可愛くて、夫婦二人生活の実家が明るくなりました。