爪木崎と熱海温泉

爪木崎と熱海温泉



９月２２日土曜日
少しストレスが溜まったので、またバイクで散歩してきた。

どんよりと曇っていたが、朝６時前に藤沢を出発。
このところしばらく残暑が続いていたが、とても寒い朝だった。
国道１３４号と下道の１号線で小田原まで行き、途中１３５号で伊豆方面へ。
あえて旧真鶴道路を使い湯河原へ出る。
旧真鶴道路は適度なコーナリングがタイヤのウオームアップにちょうど良い。

途中、何度かコンビニ休憩しながら熱海、伊東を経て下田を目指した。
天気が良くないせいか道路は空いていた。

１０時半くらいに爪木崎に着いた。
爪木崎駐車場は有料。バイクは１００円。
何十年ぶりに来ただろう。
こんなに素晴らしい風景だったのかと少し感動。
若かりし頃に、やはりバイクで来た記憶があるが、その頃は何も感じなかった。

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帰りの混み具合を考えつつ、爪木崎で折り返し伊東方面へ。

１１時半ごろお腹が空いてきたので、河津のドライブインで昼飯にした。
この辺の名物といえば金目鯛。
早速、金目鯛の煮付け定食を注文した。
定食にはもみじ饅頭みたいな踊り子饅頭が付いてる。
お腹いっぱいになったので、踊り子はお持ち帰りした。

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河津から１時間半くらいで熱海に到着。
温泉をいただく。

熱海駅から少し離れた福島屋旅館さんを訪ねた。
鄙びた木造建築が昭和ロマンを感じさせる。
（創業は明治らしい）
かなり中途半端な時刻と場所のためか、他には誰一人入っていなかった。
湯は透明だがわずかに濁りがあり、舐めると少々塩辛い。
露天は無いが湯船が大きくてゆったりできる。
街中の旅館だがとても静かだった。

女湯にも一人だけ客がいた。
べ、別に覗いたわけではない。
湯をかける音が単調だから容易にわかる。
美人を妄想しながら鼻の下まで湯に浸かった。

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脱衣所で熱った身体を扇風機でクールダウンしながら、昼に残した饅頭を食べる。
帰るのがとても面倒になる。
このまま泊まってしまおうか、なんて考えたりもした。
なんとか説得し気持ちを切り替えて帰路に着いた。

福島屋旅館＠日帰り入浴４００円。


　＊　＊　＊

ＲＩＣＯＨ　ＰＸ

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