今年も恒例のダカールラリーが始まりました
え!まだ続いてるの
と、思われる方も多いでしょう
日本で話題にならないだけでまだ続いてます
オフロードではサファリラーリーが有名で
古くは石原裕次郎で映画も作られましたが
より冒険色が強い耐久レースが求められ出来たのが
パリダカールラリー(通称パリダカ)です
日本では三菱がパジェロで参戦しその強さと
日本人ドライバーの活躍で
CMや特番で世間をあおり
四輪駆動車ブームが起こりました
資金等の問題で三菱はメーカーとしての参戦を止め
TVでの番組やCMも減り
話題にも昇らなくなったため知名度も落ちてきました
現在はトヨタが市販車改造部門で参戦し
日野のトラックも地味ながらも菅原さんが頑張ってます
参加車両は二輪も含め300台位で
完走率は半分以下という過酷なサバイバルラリーです
パリダカの名称通り、始めはパリをスタートし
アフリカに入りダカールの海岸を走ってゴールでしたが
最近はアフリカの治安の悪化で開催が南米に移りました
2016年はアルゼンチンとボリビアで開催
1月2日から16日まで約1万キロでの戦いとなります
昔と比べるとCMも無し、ニュースも無しと寂しい限りですね
F-1も日本人ドライバーが居なくなり
メーカーも撤退などでTV放映のスポンサーが減り
いつのまにか地上波放送も無くなりました
なんとかBSフジで深夜に細々と放送されてましたが
放映契約も2015年で終了し2016年の契約更新はされてません
この手の趣味のものは有料の専門チャンネルに駆逐されるのでしょうか?
好きだからお金を出して見るのは正しいとは思いますし
放送局も商売ですから独占したいのは判ります
でも、このままじゃ裾野が広がりませんよ
新たなファンを生み出さないと
先細そる一方じゃないですかね
ブームが去っても頑張って放送していた
フジテレビにはエールを送りたい
日本の自動車メーカーは
売る事や作る事には力を入れるけど
車好きを作る努力をしてません
安くて好い物を作れば売れる
そんな方向性の無い事じゃ
何時までもヨーロッパの車には勝てません
気が付いたトヨタはレクサスブランドを立ち上げましたが
信用や歴史は短時間では作れません
なぜフェラーリやポルシエが根強い人気が有るのか?
答えは苦しくてもレースを続けると言うことだと思います
継続は力なり
日産が耐久レース撤退を発表しました