<オッサンのぼやきとヘボ写真、時々脱線>

子育て終わったら時間が出来て、写真、旅行、カラオケ、毒書、など色々ぼやいてみます。

無知なのか、悪徳なのか?

2020年05月29日 19時17分49秒 | 日記
外壁の写真です

よく見ると問題が三つ

1.グレーのコーキングが外壁から剥がれてる
2.グレーのコーキングが切れ下地が出てる
3.使ってる材料が適切でない

1 外壁材は気温で多少伸縮しますので隙間を造り
  コーキングを入れて防水しますが伸縮時に
  剥がれないように対応させるのに
  プライマリ-と言う接着剤を
  壁材側に塗布しコーキングをすることにより
  伸縮に対応します。
  写真では壁材からコーキングが離れ
  外壁との間に隙間が有ります
  これでは雨水が入ります
  と言うことはプライマリーを塗らずにコーキングしてます
  手抜き工事ですね。

2.3 15mmの壁材(サイディング)です
  通常は壁材との隙間には金具を入れます
  (写真では青色が見える部分)
  金具は上げ底で7mmなので15-7=8mm凹みます
  そこにコーキングを入れて平らにならして
  同じ15mmに仕上げます。
  
  このサイディングはタイル調なので凹みが有ります
  凹んだ部分は、ほぼ金具と同じ高さの7mmなので
  そのままではコーキングは出来ても薄皮状態です
  メーカーではタイル調のサイディングには高さ4mmの
  金具を用意してます。
  薄い場所でもコ-キングの厚さ3mmを確保できます 
  
  なのに、この施工業者は7mmの金具を使用してます
  そして、無理やりコーキングを入れました
  その腕前はプロなんだな、見事な薄皮 (^^;
  だから薄皮のコーキングが切れて下地の金具が露出
  防水の意味が有りません。

  * プロなのに4mmの金具の存在を知らなかった?
  * 知っていたが在庫を優先した?
  * 4mmを使うとコ-キングの使用量が増えるので避けた?

  無知なら勉強不足、業者失格!

  知ってて7mmを使ったのなら悪意を感じますね

 
  窓枠回りなどは見事な腕前
  (真似のできない細幅のコーキング)
  そして見事な外壁の薄皮仕上げ
  コーキング剤てそんなに高かったっけ?

  見事な<確信犯>
    
 個人じゃ業者を選べないからね、業者より監督の質ですね

 結果、金具の入れ替えは出来ないので見栄えは悪くなりますが
 凹んだ部分は念入りにプライマリ入れて
 15mmのラインで均して入れました。
 
 あー腹立つ!

 腕前有ってもプロとしてのプライドは無さそう

 素人のDIYにこれだけ言われて悔しくないか!