外壁の写真です
よく見ると問題が三つ
1.グレーのコーキングが外壁から剥がれてる
2.グレーのコーキングが切れ下地が出てる
3.使ってる材料が適切でない
1 外壁材は気温で多少伸縮しますので隙間を造り
コーキングを入れて防水しますが伸縮時に
剥がれないように対応させるのに
プライマリ-と言う接着剤を
壁材側に塗布しコーキングをすることにより
伸縮に対応します。
写真では壁材からコーキングが離れ
外壁との間に隙間が有ります
これでは雨水が入ります
と言うことはプライマリーを塗らずにコーキングしてます
手抜き工事ですね。
2.3 15mmの壁材(サイディング)です
通常は壁材との隙間には金具を入れます
(写真では青色が見える部分)
金具は上げ底で7mmなので15-7=8mm凹みます
そこにコーキングを入れて平らにならして
同じ15mmに仕上げます。
このサイディングはタイル調なので凹みが有ります
凹んだ部分は、ほぼ金具と同じ高さの7mmなので
そのままではコーキングは出来ても薄皮状態です
メーカーではタイル調のサイディングには高さ4mmの
金具を用意してます。
薄い場所でもコ-キングの厚さ3mmを確保できます
なのに、この施工業者は7mmの金具を使用してます
そして、無理やりコーキングを入れました
その腕前はプロなんだな、見事な薄皮 (^^;
だから薄皮のコーキングが切れて下地の金具が露出
防水の意味が有りません。
* プロなのに4mmの金具の存在を知らなかった?
* 知っていたが在庫を優先した?
* 4mmを使うとコ-キングの使用量が増えるので避けた?
無知なら勉強不足、業者失格!
知ってて7mmを使ったのなら悪意を感じますね
窓枠回りなどは見事な腕前
(真似のできない細幅のコーキング)
そして見事な外壁の薄皮仕上げ
コーキング剤てそんなに高かったっけ?
見事な<確信犯>
個人じゃ業者を選べないからね、業者より監督の質ですね
結果、金具の入れ替えは出来ないので見栄えは悪くなりますが
凹んだ部分は念入りにプライマリ入れて
15mmのラインで均して入れました。
あー腹立つ!
腕前有ってもプロとしてのプライドは無さそう
素人のDIYにこれだけ言われて悔しくないか!