突然の訃報。
ファンであった。
残念ながら、リアルタイムで劇場に足を運んだのは「天河伝説殺人事件」以降であった為、市川作品の黄金期を体感しそこねた感は否めない。
ただ末端のファンの一人として謹んでご冥福をお祈りしたい。
エヴァンゲリオンブームの時に散々もてはやされた極太明朝体を多用したタイポグラフィは「犬神家の一族(1976)」が初出であり、庵野監督にしてみれば純粋なリスペクトであったに違いないのだが、あたかもエヴァが生み出したアートワークであるかのように世に浸透して行く様を歯痒く思った市川ファンは(私も含め)多かったに違いない。
それだけならまだしも「エヴァのアレは古畑任三郎のパクリ」とまで言われるに及んでは悲しいのを通り越してアホらしくなりましたが。
過去の名作を見る機会ってのは、やはりTV放送しかないのでしょう。
思えば我々の世代は、再放送により温故知新を自然とできていたのかもしれません。
現代のオタクは供給過多に窒息ぎみですから、それすらも余裕がないのかもしれません。
文芸不在のクソアニメを見る時間を減らして、そのリソースで名作を視聴できたらどんなにか素晴らしいでしょうにね。
さあ、久しぶりに「天河伝説殺人事件」でも見ようかな。
昨夜、コメント書き込んだんだけど弾かれたみたひ。
moyotは金田一シリーズをテレビで見ただけのご縁だけど、なかなかに怖かったですよ。
松嶋さん、思ったよりイマイチ…(#^-^#)