感動した!
原作小説の完璧+αの映像化。
逆襲のシャア直近の物語であり、宇宙世紀ガンダムの総括ともいえるテーマを見事に描き切ったと思う。
模型ファン的視点でみれば、宇宙世紀のMS博覧会のような数々の戦闘シーンに目を奪われがちではあるものの、見どころはもちろんそれだけではない。
原作読了時には気が付かなかったのだけど、逆襲のシャアの劇場版が「ベルトーチカチルドレン」ではなく、あの形で良かったんだな~と思わせてくれるような、数十年来のモヤモヤが晴れたような気持ちにさせてくれた。
故永井一郎氏の演じるあるキャラクターが、ガンダムという物語の語り手(ナレーションという意味を含めて)であるという構造の発見もアニメ化によるものでした。
そして、ニュータイプの拡散した意識がみる情景「時がみえる」をついにビジュアル化!
まさかのサプライズゲスト。
ファーストガンダム世代は、あの映像見せられて「ビギニング」の曲が流れてきたら、号泣するようにできてんだよ。
仕方ない。