北海道の短い夏は怒涛のように過ぎていった。
お盆に北海道に遊びに来ていたFeは、雨また雨の北海道だった事だろう。
あとは一雨ごとに涼しくなる秋をすごし、あっという間に冬になるのだろう。
・・・そう思っていた時期もありました。
日本列島全域に深刻な被害をもたらした台風21号。
そして平成30年北海道胆振東部地震。
北海道全域の大停電で、完全な復旧は未だにめどがたたない。
発生直後は混乱もあった。
ご近所さんの一人暮らし老人率の高さもあって、いろいろあった。
電気がなけりゃ仕事もできないはずが、やっと連絡とれた下請け業者が現場に向かってたりして
勤労意欲に関心するやらあきれるやら。
電気の復旧はなんとかできたみたいだけど、現場に向かうクルマのガソリンが心もとない。
営業開始した一部のスタンドでも在庫は1周間もたないという。
スーパーにも十分な商品はないし、どこも通常営業はまだ先か。
できることからやるしかない。
翌日から電池が続く限りガス漏れ点検でエライ目にあったし、電池はジャグ用のモバイルスピーカーで用意してたやつがあって本当に助かったなぁ~。
このおかげで町内の祭りが中止、ヨサ面子の結婚式が延期、酒の展示会が延期とまぁ予定がずれまくり。
夏の良い事はFeと呑めた事、旭川までが自転車(片道)の限界っぽい事、大通りで呑んだ事、ボドゲできた事。
楽しんだモノ勝ちと思うしか無ぇ。
それにしても、さすがです。
あれだけの地震の直後すぐ寝る豪胆さは真似できないし。
それで蓄えた体力で災害時に迅速に対応した行動力も立派です。