2022年前半に[ミシンで着物]という本を参考に、型紙を使用して、ミシンと手縫いで作成した最初の着物は、こげ茶とアイボリーのギンガムチェックの単衣です。洋服姿の友人と出かけてもあまり浮かないような着物が欲しくて、色柄を選びました。
私は身長が166cmほどあるので、型紙作り、布の裁断、印付けがとても大変。着物は前身ごろと後ろ身ごろをつなげて裁断するのです。洋服は前身頃と後ろ身頃を肩で縫い合わせますが、着物の場合は、肩で前身頃と後ろ身頃を切り離さなさいのです。なので、私の場合はシンプルに言えば166x2の3mを超える型紙を作ったり、印つけをする事になります。
背縫いと脇縫いはミシンで、それ以外の縫い代の始末や袖口や裾などのまつり縫い(くけ縫い)は手縫いにしました。ミシンだけだと2日くらいでできるそうですが、私は1日数時間ずつ、1週間くらいかかりました。
ライトデニムのようなちょっと厚手の生地なので、縫い目がつるような事はありませんでしたが、着た感じは少し重め、冬でも着れる木綿着物になりました。まぁまぁ満足かな。
次回は水仙柄の木綿着物についてです。
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