エストア社長の~つぶやき~

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<施主御用達>の話 

2010-11-04 09:07:25 | 建設業界裏話
エンドユーザー(施主)が新築工事やリフォーム工事の際に気にいった資材・商材を自ら用意し、施行業者に取り付け・設置を依頼する形式を<施主御用達>と最近少しづつ云われる様になってきた。

この<施主御用達>はエンドユーザーが希望したデザインに近づく事が出来る充実感と依頼主であると言う立場を主張出来る事でもあり、施行業者からの視点とすればデザイン性などに振り回される事がなく設置・施行に注力出来る面からしても、双方にメリットがある様に感じるが、中には物販によって利益を確保した上で施行費用でも利益を取れていた利益率を多少でも手放す事になるため必死の抵抗を試みる業者も見受けられる。

弊社取扱商品の購入に際しても同様の連絡や問合せが多く寄せられるが概ね<施主御用達>に従う事が多い様だ。

こうした状況になってきた原因は、インターネットの普及やエンドユーザーの情報確保等が挙げられ、確かに豊な情報によりエンドユーザーが夢見る住宅環境情報が得られ易く施行業者よりも部分的には優れたエンドユーザーが出現したのと同時に、これまでの施行業者側「建築業界側」が幅広いプレゼンテーション能力を勉強して来なかったツケが非常に大きいと言わざるを得ない。

今後<施主御用達>は市民権を持ち、当然のサービスとして定着をするのではと思う。
住宅の室内外の資材・商材等から外構資材・商材等もその対象となりエンドユーザーを第一としたサービスプランが求めるられている。