実習現場を森林審議会委員の方が視察

2019年09月06日 | 授業&実習

8月29日 実習に出発しようと思うと、雨は弱かったものの島根県内に大雨警報が発令されていたため
朝一の出発を遅らせ、教室内でこれまでの反省をするとともに、これからの作業内容を確認し、弱い雨が降る中
9時30分に遅出。

現地に到着し、引戻索を引き込むための滑車の位置を変更し、作業が終了した10時50分頃
突然の大雨と強風。

この条件の中での作業は危険と判断し、一時作業を中断し、車の中へ退避。

(筆者も現在55歳ですが、自分がカッパを着て又は傘を持って外にいる状況の中で、
                            ここまで強い雨にあったことは初めてでした。)

 

10分間程度強い雨が降りやまなかったため、早めの昼ご飯に。

 

30分くらい経過すると雨も止み、強風も治まったため、12時から作業を再開。
順調に集材・造材を再開することができました。

 

13:45 中山間地域研究センターを会場に開催されていた「森林審議会」の協議編が終了し、
森林審議会の委員さん11名が、実習を視察に来られました。

 

荷掛け場所から下に見えるのが審議会メンバー

 

しばらくの間、集材や造材の実習風景をご覧になったのち、学生たちのと意見交換をしました。

 

 

委員の皆さんからは

「どうして林業科を選び入学したのか?」とか
  → 高校の先生のアドバイス・自然を相手にした仕事がしたかった

「林業の仕事は、木材を伐る仕事に就きたい?それとも育てる仕事に就きたい?」とか
  → 伐る仕事 8人  育てる仕事 1人

「後輩に林業科に入学してもらうためにはどのようなアドバイスをするか?」とか
  → 体力に自信があったり、自然が好きだったら、農林大 林業科はいいよ

「これまで育てられた木を大事に出して、市場や合板など高く買ってもらうように」とか

「林業科を知ったきっかけは、高校の先生以外では何をきっかけに知ることができたか」とか
  → インターネット

「就学する前と後で林業のイメージは変わったか」とか
  → 危険と隣り合わせの部分もあり、特に安全面に注意して作業をする必要がある

「安全面で日頃の実習で気を付けていることは」など
  → 架線作業であれば、線下や内角作業などに注意している

それぞれの委員の皆様方から、いろいろな質問・アドバイスをいただきました。

 

このような機会はもうなかなかないと思われ、学生たちにとっても貴重な体験となったと思います。


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