県民の森のブナ

2007年10月26日 | エトセトラ
 森林管理科がよく実習をします県民の森(県有林)の木々も
色づき始めました。

 紅葉は来月初めでしょうか。
 ブナも色づいてきました。

 道路沿いは常緑樹が多いのですが、林道を進み山頂付近に
近づくとブナなどの天然林がいっぱいです。

 写りが悪くてすみません。
 写真の場所の標高は900m前後のところです。
   実際は写真よりもう少し色づいています。

 紅葉の写りがいいページを見てください。
 農業大学校森林管理科が居候しています中山間地域
研究センターのページです。
  http://www.chusankan.jp/TodayColumn.asp

  http://www.pref.shimane.lg.jp/chusankan/mori/koyo2007.html


自動車から降りたところに種が落ちていました。

 上の小さな葉っぱにくるまれたような種子
  (果ほう(苞)に包まれた種子)はシデ類でしょうか。
 下左はブナの殻斗(種が入っていた"から")、
       下右は三角錐をしたブナの種子2個です。
 殻斗の中に種子はだいたい2個入っています。


 紅葉の季節が始まりますね。
 寒い季節はすぐそこまできています。筆者は、既に暖房器具

に頼る生活をしています。

 また、この季節2年生は卒論のまとめが忙しくなる時期です。

 さて以前、樹木名調べで学生達を悩ませたアベマキ、クリ、クヌギ
を紹介しましたが、 今回は、ブナとイヌブナを掲載します。

 違いが分かりますでしょうか。
 どちらも落葉の高木でとてもよく似ています。


イヌブナの葉の表です。
        
         イヌブナの葉の裏です。
         葉っぱの裏に毛があるのが特徴です。分かりますでしょうか。



 ブナの葉の表です。
        
         ブナの葉の裏です。葉っぱの裏に毛はありません。

 葉っぱの表とてもよく似ていて見分けが付きませんが裏返せばすぐに分かります。

 県民の森(県有林)へ来られましたら探して見てください。

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