シイタケ春子の発生間近

2007年03月02日 | エトセトラ
島根県東部農林振興センター 出雲林業普及グループの情報では
平地である出雲市湖陵町のシイタケほだ場では、例年より早い1月25日に
春子の芽切りが始まったとの報告がありました。

奥地である飯南町小田の来島県有林では、まだ所々に残雪が見られました。


     県有林にあった残雪

今年の冬は暖冬傾向であり、今年の春子発生状況を調べるため、県有林の
農業大学校のほだ場へ行ってみました。


   県有林内の農業大学校シイタケほだ場

近くでほだ木を観察してみると、シイタケがポツポツと芽切ってきました。
(シイタケの赤ちゃんが姿を見せ出しました)
特に平成15年植菌の241のほだ木からの芽切りが多いようでした。
115や290からも芽切りは認められました。


     241からの芽切り
明日土曜日からは、雨も降るということであり、芽切ったシイタケにとっては
恵みの雨になるのではないでしょうか?
奥地でありもう少し暖かくなるともっと発生し出すのかもしれませんが、
やはり今年の春子発生は早いようです。

昨年春に植菌した原木も、菌紋が木口に見えるくらいに菌が蔓延してきているようです。
いずれにせよ、”春子よたくさん出てくれよ”


  昨年春植菌した原木。木口に菌紋が見える。


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