1月26日:日曜日の夜
心不全の症状で、自力での起立は不可能になりました。
ご飯を食べられず、お水はどうにか。
次の日から平日でしたから、様子をメモで残して出かけるようにしました。
ここ2~3年間滅多になかったのに、寝たきりで鳴くようになりました。
2月1日:土曜日の朝
かぁさんは朝方3時頃からそばにいたようでくたびれて別室に。
私はいつものように起床しそばに寄り添っていたのですが、呼吸が変わる瞬間がわかり
かぁさんを起こし二人で見守りながら、そっと息を引き取りました。
-a.m.6:20-
前日から血便が出ていたので、もうダメだと思っていました。
鳴くのも、“寒い”とか“水が飲みたい”とか、必死に要望を伝えようとしていたのかもしれません。
しかしながら・・・その状況下で、ムリに動物病院へ連れて行くようなことはしませんでした。
2月2日:日曜日 別れは潔く行うものです。
会社でお寺の話を聞いていたので、合同火葬・合同供養を望みました。
亡骸には大好きだったジャーキーとわずかばかりの庭に咲いていたシンビジウムと
アブラナ科の黄色い花を添えてトラが嫌がらない程度に簡素に。
受付には他の亡くなった子たちが集められていましたので、それを目の当たりにしたとき、
飼い主に見守られて、何てしあわせな子たちなんだろうな・・と感じました。
予定もないのにたまたま有休を取得していた今日が初七日忌。
合同の動物供養塔まで足を運びました。 供えられている花の多さにびっくりし
年中絶やすことなくお花があふれているこの場所にして良かったと改めて思いました。
「犬を飼いたい」と言った、言いだしっぺはanegoであり、
それを許したのはとぅさんとかぁさんであり、
部活も勉強も酪農も、と学生生活は忙しく、面倒を見るのはやっぱり家族の助けが必要で
結局、にぃもおじょうも巻き添えにし家族全員を巻き込んで色々と迷惑をかけました。
悲しみにはしばらく時間が必要で、泣くのは一時にするように我慢しています。
亡くなってからすぐですが、トラが生きた分だけ月日が経ったことに気づき、
もう大人になったんだから自立しようと決意しました。
すでに行動をうつしており、新たな環境の準備を整えています。
トラのスケを可愛がってくださった皆さま。今までありがとうございました。
心より感謝とお礼を申し上げます。
anego