1時間50分待ち! 長蛇の日傘がならんでいます。
長蛇の最後尾に並び、結局は1時間ほどで入館できました。
館内は薄暗く、込み合っていました。
屏風や襖絵など、インターネットや印刷された画のほうが
色鮮やかで綺麗だったのですが
筆のタッチや存在感は実物には到底かないません。
でも、等伯の作品を保存する印刷技術にも心を奪われました
京都国立博物館
長蛇の最後尾に並び、結局は1時間ほどで入館できました。
館内は薄暗く、込み合っていました。
屏風や襖絵など、インターネットや印刷された画のほうが
色鮮やかで綺麗だったのですが
筆のタッチや存在感は実物には到底かないません。
でも、等伯の作品を保存する印刷技術にも心を奪われました
京都国立博物館
1時間以上並んででもそれをご覧になってご自分の感性や眼を養われるのも勉強の一つなのでしょうね。
長谷川等伯の絵は昔智積院の収蔵庫で見たように思いますが、yukarikoは襖絵を見ても価値がよく分からず、その大きさと迫力に圧倒されて、『きれいやなあ』『本物そっくり』などとただ感心するだけで終わってしまいます。
この頃は印刷技術の発展がすばらしく、お寺でもデジタル印刷したものを展示し、本物は収蔵庫や美術館で保管されるとか。
違いが分からないぐらいとか聞くとそれでいいのかもと思います。
「松林図」。そこに垂れ込める霧は実際には描き込まれているわけではなく、松をあらわす墨の濃淡を微妙に変えることで、まるで霧がそこに実在するように見せているのです。「描かずにあらわす」という魔術のようなテクニック
とありますが、”描かずにあらわす”には目からうろこの衝撃を受けました!
デジタルで作る版画にもその手法を取り込めたらいいナと思いました。