3ヶ国首脳の偉大な行動に、EUやNATOはどう応えるのか

2022-03-16 21:12:00 | 世界のこと
今日の朝10時頃BBCwebsite でポーランド、ソロベニア、チェコの首3カ国首脳がキエフを訪れたニュースを見て驚き、感激で胸がいっぱいになった。
彼ら3人はそれが大変に危険な旅になることはわかっていたが、リスクを犯す価値があると考えたのだ。
訪問を終えたあとチェコのフィアラ首相は”ウクライナの戦いは自国のためだけでなく、ヨーロッパの基本的価値である自由と民主主義、国家の主権のための戦いだ。ウクライナは1人ではない、ヨーロッパはウクライナとともにある”とツゥィートした。

この三人のキエフ訪問について、EUのスポークスマンは、彼らは何か政治的なミッションを持って行ったのではないと語った。
ゼレンスキーが何度もウクライナ上空を飛行禁止区域にするようNATOに求めても、本格的なヨーロッパでの戦争になるリスクがあるからちNATOは拒否している。
EUやNATOのこういう態度に比べ、この3ヵ国首脳はなんと偉大な政治家なのだろう。なbんと偉大な行動をとったにだろう。

毎日BSのワールドニュースやBBC、CNNのwebsite を見ていて思うのは、すでに世界大戦は始まっているのではないか?
1人の狂人がロシア軍にウクライナの侵略を命じ、ロシア軍は多くの民間施設を破壊し多くの人々を殺戮していて、侵略された国家は必死に戦って、西側各国が武器提供などで支援しているのだから。

すでに戦争が行われていることを、西側首脳陣は認めたくないから、ウクライナで都市が破壊され、人々が殺されていることから目を背けている。見て見ぬふりをしているのだと思う。

第二次世界大戦後に2度と世界大戦が起きないように創設された国連、その下での安全保障体制は崩壊したのだ。
その現実をEU、NATO、USA、UKは認めたくない。向き合いたくない。だから軍事介入せず、ウクライナにおけるジェノサイドを傍観してきたのだ。

しかしそれもまた国際世論に耐えられなくなっている。
今回の3人の偉大な行動に、EUやNATOはどう応えるのか、或いは応えないのか。
さあ?


















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