池井戸潤「下町ロケット」(2010年)は一気に読了。ドラマは阿部寛の2015年、2018年、三上博史の2011年の3作ある。
阿部のは見たと思うがもうあまり覚えてない。
読みながら佃と阿部のイメージが重なることがあまりなかったが、そのせいというよりも小説の佃がみせる情熱、苦悩、葛藤、逡巡などさまざまな表情が実にリアルで生々しいからだろう。
技術者の挫折と再生、先端技術をめぐる企業間の熾烈な争い、大銀行の中小企業に対する理不尽な対応、大企業の下請けイジメ等々面白いネタがぎっしり詰まっている。すごい才能だ。書く作品が全てベストセラーになるのももっともだろう。
ドラマはたくさん見たのにほとんどを小説をよまないで損してた。次は何から読もうかな。
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