さてまず、オリジナル・ヘッケルのC管です。ウィーンタイプでクランツがありません。
Goethel氏(Siegfried Goethel:1942-2004)のdiscography はググってもらうとして、ヘッケルマニアとしても有名です。S字飾り(HeckelSchnecke)を外す、というマニア的にはあり得ない改造をしてますが、あまり好きではなかったようです。
この楽器はトリガーと3番管ウォーターキー追加されてます。
ドラムの形から比較的新しいものではないか、と思います。
ボクのオリジナル・ヘッケルと比較すると管が長いような感じですが、ボクの楽器がCis管に近い(長めのMP使う前提)です。
簡単に修理可能な凹みがありますが、何しろオリジナル・ヘッケル自体が極レアですので、狙っている方は「買い」ですね。
もう一本は既に紹介したレヒナーのC管です。
キャップに彫刻があるので相当古い楽器ですが、全体的に綺麗デス。
ダルムシュタット市立歌劇場のManfred Bockschweiger氏所有品です。使いやすいように3番管にアマドゥウォーターキーが付いているのと、マウスパイプはリコキューンの1番が付いてます。
どんな感じなんでしょうかねー。
あ、BEEGEEさんからの依頼でヤフオク中のシルキーS 23HD(B♭管)、興味のある方コメントお願いします。
最近あまり楽器が動いていないのかな?と感じることもあるのですが、メルカリ、ヤフオクではそれなりに売れてますね。