自慢話と時代錯誤のニューリベ礼賛は余計だが、日本の行政機構の致命的な欠陥について自らの経験から赤裸々に綴った、なかなかの力作だ。問題の解決策をきちんと呈示しつつの批判であるだけに、一つ一つの言質に重みがある。
目次
序章 福島原発事故の裏で
第1章 暗転した官僚人生
第2章 公務員制度改革の大逆流
第3章 霞が関の過ちを知った出張
第4章 役人たちが暴走する仕組み
第5章 民主党政権が躓いた場所
第6章 政治主導を実現する三つの組織
第7章 役人―その困った生態
第8章 官僚の政策が壊す日本
終章 起死回生の策
福島原発メルトダウンは必然だった…政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!?家族の生命を守るため、全日本人必読の書。「日本の裏支配者が誰か教えよう」。経産省の現役幹部が実名で証言。
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