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東畑さんは謙遜しているが、なかなどうして、読んでいて楽しく、また考えさせられるところも多い快作だ。
心理臨床に懐疑的なわたしでも、なるほど、このようなカウンセリングであれば、クライアントの心も軽くなるだろうと感心した。
臨床心理を学んで、それを将来の仕事に生かそうと思っている学生には、強くおすすめしたい。
命がけの社交、過酷な働き方、綺麗すぎる部屋、自撮り写真、段ボール国家、仮病…すぐにかき消されてしまう心を探して。『居るのはつらいよ』の筆者が贈る“心が閉じ込められた時代”の道しるべ。
目次
春
バジーさんが転んだ
メールで卓球 ほか
夏
補欠の品格
補欠の人格 ほか
秋
午前4時の言葉たち
雑談賛歌 ほか
冬
中学受験の神様
ハルマゲドンの後で ほか
また、春
孤独の形
段ボール国家 ほか
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