福岡市やNHK福岡放送局をはじめとして、飲酒運転撲滅キャンペーンへの熱の入れようは、見ているこちらが薄ら寒くなるほどだ。
職員が事件の加害者となった福岡市が批判の矛先逃れのためにキャンペーンはってるのはともかく、地元のTV局や新聞社が執拗にこの事件を取りあげ続けるのは、この事件の被害者たちが、絵になるというと語弊があるが、理屈抜きに多くの人々の哀しみと憤激とを駆り立てるからだ。
もちろん、酒くらってクルマを運転するドキュソなど片っ端から駆逐してほしいのはやまやまだが、取り締まるのは唯一警察の役割なわけだし、それから、自殺、ホームレス、児童・高齢者虐待、いじめ、過労死等々の問題は「絵にならない」からマスコミはもう取りあげないのか。視聴者へ媚びたいだけのくせに正義面したアナウンサーがうっとうしくて仕方ない。
福岡市もほんとうに飲酒運転による事故被害者を減らしたいのであれば、市民のご機嫌とりのためのイベントなんかやらずに、アル中患者の治療、更生を行う専門機関の育成をはかるべきだろう。
福岡市もマスコミも反吐がでるような偽善ばかり垂れ流すな。気持ちが悪い。
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