ついポジってしまった

　今朝までのナイアガラがセリングクライマックスだったんだと、根拠のない勝手な解釈をし、円資産を、ユーロ、南アフリカランド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、米ドル、香港ドルに換えた。もち、減資の3倍未満での低レバ運用。ランドなんか、2倍でもまたたく間にMCくらいそうでこえーよ。
　ところで、今日の「クローズアップ現代」を見ながら思ったんだが、食料品や日用品、ガソリン・灯油等の値上がりの一因には、世界各国の年金資金が商品先物市場に大量に投資されるようになったことがあり、日本を筆頭に、先進産業社会の高齢化が進むほど、年金資金の額もふくらんで、ますます「商品」の価格がつり上げられることになるわけで、これって、所得比例年金をもらえる年寄りがよりゆたかな老後を送るために、無年金ないし基礎年金のみの貧困高齢者世帯を富裕高齢者層が間接的に搾取しているってことだろ。おかしーよ、ゆるせねーよ、こんな理不尽なこと。
　というわけで、富裕高齢者世帯の課税率を鬼のように引き上げることをきぼんぬ。年間所得2,000万円以上の世帯には、50％の税率を課せばいいんだよ。1,000万円あればじゅうぶんだろうが。そこでむしり取ったカネを貧困世帯への公的扶助にまわせよ。
　それから、やっぱりダメリカの株価は今朝の引け値あたりを下限とする安定的なレンジ相場に移行してもらわないと、さらに株安が進めば、年金基金だのオイルマネーだのが株式から逃げて「商品」市場に流入し、スタグフレーションが進行するからやっぱり困る。そうなったときのいちばんの犠牲者は、もちろん貧困世帯である。外貨を買ったからもあるんだが（笑）、そんなこんなで、これ以上株価は下げないでほしい、と考えをころっと変えたのであった。われながら、いいかげんな人間だ。w