ちなみに、クルマは、前期型プログレ(3L)。このクルマが発売された頃は、フロントマスクのデザインのあまりの珍妙さに、こんなダサイくるまに乗る椰子の気がしれなかったもんだが、人間の好みなんて、ころころ変わるもんなんだね。っつーか、いまでも、変なデザインだなーとは思うが、何となく愛嬌があっていいかもって気もしてて、車検とおしても当分乗るつもりだ。コンパクトなボディーにパワフルなエンジン、室内の静粛性はぴかいちで、地味ぃーなクルマなんで、街中で悪さしてても目立たない。(笑)まあ、所詮、トヨタ車なんで、もっさりもたもたしててあか抜けない足回りとハンドリングには目をつぶらんといかんだろう。それと、取り回しの良さとデザインのじじ臭さからか、まず中高年以上しか乗らないクルマでもある。以前、職場近辺の住宅地を散策したところ、やたらプログレ保有率が高いことに驚いた。それもそのはず、この地域は、たしか1970年代に造成された古い住宅地で、住民の高齢化も相当に進行しているものと推測される。車庫に停まってるクルマを見たらその地域のだいたいの住民属性がわかる。
プログレと、その兄弟車でさらに悪趣味なデザインのブレビス、そしてアルテッツァ、これらトヨタ最小のFR車は、いずれも売れ行き不振で、次期型は、3車種を集約するかたちで、2.4Lハイブリッド4WD車に変わるらしい。中国、インド、ロシア等での石油消費量の急増、世界有数の産油国ナイジェリアの政情不安定化等により、今後も原油価格の高騰が続くだろう。わたしは、トヨタという企業自体は好きではないが、燃料電池車の開発を俟たずに、ハイブリッド車の増産を展開してきたこの企業の先を読む眼の確かさには感心させられる。
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