仁藤さんたちは、虐待や性搾取の被害から逃れようとする女性を「支援」するとは言わない。「共に考え、行動する」と言う。これがとてもいいね。
キモイおっさんが若い女の子を「買う」ことへの嫌悪をストレートにぶつけているところも良い。
既存の児童福祉や女性福祉にみられる致命的な欠陥も、具体的な事例にもとづき痛烈に批判している。
案の定、Colaboは、クズ男たちから猛烈な嫌がらせを受けているが、活動が続いていくよう応援していきたいものだ。
Colabo
行き場のない私に真っ先に声をかけてきたのは、買春者か性搾取業者でした。「助ける」ことはできないかもしれないけど、一緒にもがくよ。社会を変えてきたColaboの11年。
目次
1 活動スタート
家が安全な場所ではない子たちと一緒に活動を始める
インタビュー1 あゆみ(23歳・出会って8年) 息抜きする場所 ほか
2 Tsubomi声をあげる
サポートグループ「Tsubomi」と「私たちは『買われた』展」
対談2 川村百合×仁藤夢乃 児童福祉をどう変えてきたか―弁護士との連携から、子どもの権利保障を考える ほか
3 バスカフェをつくる
排除された私たちは安全にたむろできる場所をつくっていく
インタビュー4 めぐみ(21歳・出会って2年) 休憩所 ほか
4 共に行動してきたこと
「出会いに行く」「共に考え、行動する」を大切に
インタビュー7 もも(21歳・出会って3年半) 第二の家 ほか
5 これからのColabo
女の子たちと共に搾取されない社会をつくっていく
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